愛知

2011年9月27日 (火)

名古屋名物といったら…

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連休に名古屋へ日帰りでGO。

妹に食べたいものは?と尋ねられ即答したのはひつまぶし。

名古屋名物といったら、ひつまぶし!

今回は名古屋駅の名鉄百貨店内の「まるや本店 名駅店」を初めて訪れました。

ひつまぶしといえば、栄で買い物した後妹や母と松坂屋のなかに入っている「あつた蓬莱軒」をよく訪れたものです。

甘めのあじわいのたれのひつまぶし、はじめは濃く感じたけれどいただき慣れてくるとあっさり目ではなんだか物足りず、ひつまぶしは蓬莱軒、というくらい。

蓬莱軒のひつまぶしをいただきたかったけれど、矢場町の松坂屋、熱田神宮や伝馬町の店まで行き長い行列で、というのは時間的に難しく、名古屋駅直結のお店へ。

ひつまぶしやっぱりすごい人気、長い長い行列で待ちました。

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香ばしく焼き上げられている鰻、肉厚で外はかりっと、なかはふっくらと、これが食べたかった~

大きめにざっくり刻まれた鰻はボリューム満点、あじは蓬莱軒よいもう少ししっかりめ。

一膳目はうな重に、2膳目は薬味と一緒に、3膳目は薬味とおだしと回しかけて、とひとつのお櫃からいくども異なるあじわいに出会ういただき方は贅沢な気分にしてくれます。

薬味は葱、山葵、刻み海苔、紫蘇。

紫蘇が風味を引き立て合いとても相性がよいことを発見、家でもやってみよう。

お店の外に出た時も相変わらずの長い長い行列。

家人が、名古屋の鰻やさんは若い人や小さなお子さん連れの家族でも賑わっていることに目を丸くしていたことを思い出しました。

3度おいしいあじは、名古屋で愛されている名物ですね。

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まるや本店 名駅店 名鉄百貨店9階

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2011年9月 4日 (日)

食べもので重ねる記憶

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雨まじりの夏休みおしまいに、名古屋で妹と姪に会った時のこと、お昼ごはんのひと時をガレットのお店で過ごしました。

そば粉のクレープ、ガレットは、以前妹の家でおしゃべりしている目の前で手際鮮やかに作ってくれ、あつあつカリカリを頬張った楽しい記憶の詰まった食べものです。

今回は妹の家を訪れる時間がなかったので、それじゃあガレットのお店へ行きたいと妹にリクエスト、名古屋タワーズプラザ「ブレッツカフェ クレープリー」へ。

フランスが本店のお店だそうです。

夏野菜のガレットは、ズッキーニ、茄子、トマト、サラミ、ハム、オリーブ、そして半熟卵。

外側はかりっと音の鳴る香ばしい生地、中側はふわっとやわらかで、ちがうあじわいがいくども頬張ることができ、ボリュームたっぷり。

アボガドと生ハムのガレットは卵がのっていないので、ぺたんとした生地に。

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息子と姪が口のまわりをチョコレートまみれにして(昔のマンガのどろぼうみたいな顔になって!)夢中でフォークを動かしている光景を、妹と並び笑って眺めたバニラアイスとチョコレートのクレープです。

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昨日妹や姪に台風の心配をしてもらい、笑ってばかりいた夏のひと時がおいしい記憶とともに蘇ってきました。

大型でなかなか通り抜けない台風、大きな被害に胸が痛いです。
これ以上被害が大きくなりませんように。

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ブレッツカフェ クレープリー名古屋タワーズプラザ店 名古屋タワーズ13階

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2011年8月26日 (金)

パイオニアスピリッツ

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と姪たちと名古屋のトヨタテクノミュージアム 産業技術記念館へ行ってきました。
(妹のブログを読んで、そんな仕組みでこの機械は動くのかー、と初めてわかるほどの私はメカ音痴、疎さです、、、)

私が記念館でいちばん刺激を受けたのは、パイオニアスピリッツでした。

記念館吹き抜けに大きく飾られているのは、夢の織機といわれた豊田佐吉が発明した環状織機。

機織が西洋のものしかない時代になんとか国産のものを、と血のにじむような研鑽と努力の発明が、トヨタ自動車の出発点、と置かれています。

日本モノづくりの源流とももいえる江戸から明治の科学技術のもの展示されていました。

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振り子と滑車の仕組みを取り入れた、まるで人間のように滑らかで美しい動きをする弓矢人形。

西洋の科学技術を取り入れ、精緻で美しい極み、完璧さへ持ってゆこうとする、そんなところにすごさを感じます。

海外のモノを真似してつくるうちに、もっと工夫しそれを凌駕するものをつくりあげてゆく心意気がとても印象に残りました。

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豊田喜一郎が情熱をかけ発明したエンジンで動く国産自動車の試作、はじまりはすべて手作りだったんですね。

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今もたゆまぬパイオニアスピリッツがずっと続いていることを、強く感じたひと時でした。

ベルトコンベアーにのった自動車生産、小学生の頃トヨタ自動車工場見学でオートメーション化に驚いたけれど、30年も経つとこんなに美しい洗練された動き!

見入ってしまいました。

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トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館 

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2011年8月25日 (木)

海の幸

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海辺の街の実家へ帰った時、父母はいろいろなたのしみを息子に与えてくれようとします。

朝5時と夕方の魚市場、潮干狩り、小さな島へ渡っての海水浴、海辺の小さな水族館、夕暮れの海辺散歩…

今回はちょっと豪華版、遅らせばながら7月の息子の誕生日を12歳になったから、と蒲郡プリンスホテルの敷地内にある「ステーキ&シーフード桂」でのお昼ごはんで祝ってくれました。

ホテルの玄関に登ってゆく途中にある六角形の館は、緑の庭園のなかにたたずんでおりカウンター席に座っても緑がさんさんと感じられる心地よさです。

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焼いてくださる素材や調理法などを伺えるのも嬉しく、音とにおいに食欲をそそられ、、、

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三河湾で朝あがったばかりの真鯛やふわふわであまい赤烏賊、帆立、蟹。

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オーストラリア産の牛フィレ肉はたっぷりのにんにくチップと息子が頬張りました。

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海のそばで過ごす夏休みが待ち遠しかった息子も、近頃では学校の用事などでどんどん訪れる機会が少なくなり、滞在時間が短くなってゆきます。

祖父母と過ごす時が惜しくて惜しくてたまらない息子、抱き合い手を振り合う3人を眺める別れぎわ。

息子を抱きしめてくれる人がいる、ということに感謝の念でいっぱいになり、いつもとてもしあわせな気持ちにしてくれるそんな実家帰りです。

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海辺の街へ

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愛知県の三河湾、蟹のはさみの真ん中に位置するところ、それが私の実家のある海辺の街。

人口8万人ほどの市で、私の暮らしていた20年以上前から増えも減りもしていないようです。

家から海はとても近いけれど海は見えず、小さな丘が見えそのてっぺんには銅葺きの屋根のクラシカルなホテル、蒲郡プリンスホテルが見えます。

今はプリンスホテル、昔は蒲郡ホテルという名前で、城郭風の木造りの建物の中を探検するのは幼い頃にはスリル満点でした。

海辺を歩き丘の上で海風に吹かれ、丘をぐるりとまわる散歩道は地元の人に愛されています。

お墓参りをした後に、みんなで散歩をして海風に吹かれて。

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透かしレリーフの石造りの玄関、優雅な曲線を描く階段の手すり、木の柱、大理石のマントルピース…

私の小さな頃からずっと変わらない建物のたたずまいとクラシカルな香りは、ほっとさせてくれる空間です。

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この2階のテラスから400メートルあまり先の小さな竹島や大島、小島が穏やかな凪いだ海にぽっかり浮かぶ風景もずっと変わらない景色。

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新幹線からもこのホテルが見え、クリスマスの頃は丘の松の木にクリスマスツリーのように灯りがともります(今はやっているのかな)。

新幹線の夜の車窓に見つけるときれいです。

通ったら見つけてみてくださいね~

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2011年8月23日 (火)

やさしい時間、名古屋にて。

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名古屋へ、そして実家へ行ってきました。

名古屋駅構内に直結している名古屋マリオットアソシアホテルのロビーラウンジ「シーナリー」は、アクセスがよい15階。

駅の喧噪を少し離れ華やぎもありゆったりできる空間です。

薔薇柄のソファーにゆったり身をしずめ、久しぶりの再会のおしゃべりに花咲くひと時は、時のたつのを忘れる愉しいひと時。

ほころぶ笑顔、笑顔がやさしい時間をくれます。

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生クリームたっぷりのコーヒーミルクシェイクは上品なあじわい、嬉しいおしゃべりのデザートでした。

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だんだん日が落ちてゆく時間、ロビーに広がるピアノの演奏が優雅な気持ちにさせてくれます。

子どもとの夏休みは、子どもに合わせ、待つ、自分の時間は抑えられ、、、ですがこの日は自分で動くことができる久しぶりの能動的なひと時。

そんな日がとても有り難く、嬉しい1日でした。

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