三重

2012年5月 8日 (火)

おまけの方が…

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近頃あることををきっかけに家中の整理、整理、モノを捨ててばかりの私。

そんなこんなで伊賀丸柱の長谷園窯出し市へ行った時も全然食指が動きません。

家人たちが選んでいました。

これにお花入れたら?と手に取っていた徳利ふたつにはさっそく庭で咲いていた小さな蘭と鈴蘭を。

パスタ盛ったらおいしそー、と大皿を。

庭先のこんもりパセリやハーブ、葱を摘みペペロンチーノの材料となりました。

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ケーキ盛ったら?とぽってりしたうつわを。

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焼き肉丼とかかき揚げ丼、親子丼…どんぶりの時これいいね、と少し大きめのお茶碗を。

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何とか2000円以上買おう、というつもりだったようで。

ひとつが300円、大きなお皿がいちばん高い、と言っても千円でおつりがじゅうぶんくるほどで2000円と少しにやっとなったよう。

で、じゃ~ん、土鍋。

どう見ても、おまけの方の方が立派です。

しかも4000円以上お買いあげの人用しかもうないから、と5,6人用ほどもありそうなくらいの大きさのつやつや白肌のをいただいちゃいました!

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片付けに片付けているのは、はしかにかかったように夢中になっているドラマのせい。

主人公の男の子が住んでいるおうちが緑の森のなかにあって夢のようゴージャスなんだけれど、図書室にもううっとりしちゃうし、クローゼットがスーツは色分け、ネクタイはくるくると、ずらりと並んだ時計もお店のディスプレイのように。

ドラマを見るとつい片づけて片づけたくなります。

男の子の口ぐせ「これがベストですか?自信は?」を
「これがベストですか?必要?」と変換して心の中でつぶやきながら。

家人たちがたのしそうに選んだ食器、毎日さっと使えるようにさっそく食器棚の中の大移動してスタンバイOKです。

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2012年5月 6日 (日)

伊賀丸柱で春を満喫~陶器市へ・その1~

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伊賀焼きの里、丸柱で5月2日から4日まで催されていた長谷園窯出し市へ行ってきました。

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伊賀の里はほんとうに美しい春の景色。
山藤が揺れ、山躑躅、蓮華の花、八重桜がぼんぼりのピンク色、菜の花、山吹の黄色、そしてやわらかな若葉がいっせいにぐんぐん芽吹き、山笑う季節。

ちょうど田植えが始まったばかりで、田んぼの水面がきらめき、蛙の合唱があちらこちらから聞こえてきます。

陶器市では大らかな大地を思わせてくれる伊賀焼きと季節の花木の取り合わせがたのしかった!

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築200年あまりの屋敷は作家の方々の作品が飾られていました。

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新緑の伊賀の里の陶器市、歩いているだけでも心弾みます。

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2012年5月 5日 (土)

伊賀 ギャラリーやまほんにて・辻和美+factory zoomer展

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伊賀、丸柱のギャラリーやまほんにて催されている「辻和美+factory zoomer Color展」へ行ってきました。

5月6日までの開催です。

のどかな田園風景が映るエントランスの扉向こうに「Color」という展覧会の名を予感させてくれるプロローグ。

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足を踏み入れると、カラフル!

50色以上のガラスのグラス、きらきらと波を描く色とりどりの影もアート。

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ガラスのボトルや、定番のめんちょこ、みにちょこ、ロックグラス、ひとつひとつのガラスの表情の多彩さに目を奪われます。

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併設のカフェノカ。

山里にひっそりたたずむ建物から温かそうな灯りがもれ、童話に出てきそう。

作家さんのうつわやカップでいただけるケーキがおいしくて、週末ランチもあるって伺うけれど、訪れる時はいつも満席、で今回も。

いつかのんびりお茶してみたいナ。

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辻和美+factory zoomer Color展 5月6日まで
ギャラリーやまほん 三重県伊賀市丸柱1650 0595-44-1911 

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2011年8月 2日 (火)

伊賀焼陶器まつり・おまけ

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小さい頃はよくいろいろなものを引き当ててきた息子、邪念が出てくるようになった近頃には神さまにもめっきり見放されておりました。

でも伊賀焼陶器まつりでのガラガラくじでは、ふたつ引き当てました。

ひとつめは、杉浦眞さんのうつわ。

立ち姿が愛らしい小さな酒器(くじコーナーのおじさまはワインもよく似合うよ、と仰っていた)にさっそく庭の草花をいれてみました。

ふたつめはモクモク手作りファームのソーセージセット。

このセットにとてもハイテンションになった息子。

なんでも私と家人がうつわ巡りをしている40分ほどの間、ずっとガラガラくじに見入っていたとか。

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土楽窯で見つけた松葉が描かれた小皿。

手描きのあじわい、釉薬の色もひとつづつ異なり、光の加減で表情がかわる。

何盛ろうかたのしみです。

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伊賀焼陶器まつり

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夏の伊賀焼陶器まつりは多くの窯元が集まり7月最終週の週末に催される、と聞き訪れるのをたのしみにしていました。

伊賀焼のうつわに盛るとごはんがおいしそうに映る。

毎日の食卓のうつわや花器にも出会えたらいいなー。

家でも日々たのしんでいる土楽窯のうつわのコーナーは入り口すぐにありました。

作り手の方に伺いながらひとつづつ風合いの異なるうつわを手に取り選ぶのはとてもわくわくするひと時。

お皿、小鉢、急須、花器、小皿、気づけばたくさん抱えていました。

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窯元さんの個性溢れる店先、ディスプレイも目を引く工夫が凝らされていたりしてひとつずつのコーナーに足を留めてしまいます。

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お酒呑めたらいいだろうな、とうらやましくなる酒器中心のお店もあったり。

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陶器市、陶器まつり、といえば私の頭に浮かぶのは京都山科の清水焼団地の陶器市や五条坂の陶器まつり(もうすぐ8月7日から10日)で、坂や道沿いにお店が軒を連ねているイメージ。

山あいにある公園のグラウンドが駐車場、なかの建物内が会場、というのもそれはそれで見て回りやすかった。

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外にはちょっとしたフードコーナーや花屋さんもあり、のんびりした雰囲気。

森の空気のなかでいただいた牛すじカレーや抹茶かき氷のおいしかったこと。

これは、花屋さんに並んでいた仏手柑。

緑色のところ、初めて見たナ。

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2011年7月31日 (日)

7月最後の週末は・その1

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大好きな7月が終わってゆく、最後の日曜日、高速道路の新名神にのって。

新名神の道は山の中を縫ってゆくようにあり、道が広く見通しがいい。

夏休みが始まってから息子の下僕(しもべ)のように息子に合わせる毎日に早くも青色吐息、昨日は久しぶりの遠出。

この山に向かって手足を広げ叫びたいくらいの爽快感~

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伊賀焼の里、丸柱の森の中の一本道を走り抜け、

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ひょうきん、お茶目な田園風景に目を細め、

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辿り着いたのは、阿山で催されていた伊賀焼陶器まつり。

伊賀焼の夏のお祭りは7月の最終週末、初めて訪れました。

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2011年5月 6日 (金)

名張で隠れ家のような中華

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伊賀へ行った日、目指す夜ごはんは名張へ。

住宅街のなかに佇む中華のレストラン、いくどもぐるぐる回りようやく辿り着いたおしゃれなカフェのような外観でした。

素材ひとつひとつにこだわりをもたれ、化学調味料はいっさい使わないで仕上げられているあっさりめのお料理。
いただきやすくてさわやかなあじわいなので、どのお皿もあっという間に空っぽに。

そのなかでも特に印象に残ったのは、
海鮮三種のXO醤炒め。

海鮮のぷりっぷり、野菜のシャキシャキ、その食感を盛り上げてくれるXO醤の深みのあるコクやまろやかさがとても美味しかった ♪

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豚にこだわりを持ってつくられたチャーシューのジューシーさ、細麺、澄んだクリアなスープ、もういちどいただいてみたいチャーシュー麺です。

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「日本一おいしい(かもしれない)杏仁豆腐」のメニューに思わずお願いしました。

とろんとした食感や杏仁の香り、ひかえめな甘み、のど越しのよさのハーモニーはみんなが好きな味で、持ち帰りもしちゃいました。

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お店の中で目を引いたのは、かっこよく飾られたギターやポスター、音なく流れているミュージックビデオ(流れていた曲はずっとゴンチチ、という癒しのカフェ空間でした)。

BON JOVI。

繊細で美しいお皿を作られるオーナーシェフの横顔を垣間見たような気がしました。

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ア・ターブル・エスプリ 名張市百合ケ丘東5番町129  0595−42−8111

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2011年5月 3日 (火)

伊賀でソーセージを

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食べることが好きならば、作ることも大好きなわが家のふたり組。

伊賀の「モクモク手作りファーム」のソーセージ作り、説明を真剣に聞いています。

粗挽き豚肉、脂身、スパイス、パセリ、片栗粉、そして氷を混ぜながら肉を練る作業は手が凍りそう。。。

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ふたりの息の合わせ方がポイントのソーセージメーカーから絞り出す作業。

1頭で25メートルから30メートルほどもある羊の腸に詰めていき、

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食べやすい大きさにひねる。

細部にこだわり、できあがりのきれいさにこだわるところがそっくりなふたり、かなり賑やかに仕上げ、

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ボイルし、冷やしてもらいできあがり ♪

そのままでぱりっとした食感を、マフィンにはさんだり、サラダに、野菜炒めに…

家へ帰ってもエプロン王子の日々はつづく。。。

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モクモク手作りファーム 三重県伊賀市西湯舟3609 0595-43-0909 

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伊賀にて

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たわわな石楠花の向こうではアイスクリーム舐める人、足湯に浸かる人…

滋賀県甲賀市の「伊賀の里モクモク手作りファーム」の入り口にて。

山桜がちょうど満開、山がところどころふんわりピンクに染まっている景色に見とれながら辿り着いたのでした。

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山躑躅、鮮やかな透明感ある色、可憐な花を見上げながらのゆらりゆらりのハンモックはとてもリラックス~、のようで。。。

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園内にある摘みたて苺のジェラートに舌鼓みを打って、

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ちょうど1年前ほどに体験したソーセージ作りへの熱いリクエストをしていた息子。

エプロンして、袖まくりです( ^ω^ )

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モクモク手作りファーム 三重県伊賀市西湯舟3609 0595-43-0909 

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2011年4月30日 (土)

山里のギャラリーへ

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伊賀焼きの里丸柱、のどかな山里の風景にとけ込んでいる「ギャラリーやまほん」を訪れました。

毎春4月第2日曜日に丸柱の徳王寺で催される丸柱の作家のお茶椀でいただける野点のお茶会。

桜のもとで気に入ったお茶碗を選びいただけるお茶会は首を長くしたのしみにしていたのに、今春は催されずがっかりしていました。

「ギャラリーやまほん」は徳王寺の目と鼻の先、こちらへ帰りに寄るのもおたのしみのひとつ、今回は連休の始まった昨日訪れました。

今ギャラリーで催されているのは「ご飯茶碗 千椀展」。

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40名の作家さんの千点ほどの飯茶碗が並びます。

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開け放たれた窓からそよそよ風が入ってくる大きな空間でそれぞれ表情豊かなうつわを眺めるのは心弾みます。

土のぬくもりに包まれるような植松永次さんのうつわ、白磁に青いラインがすっきり引かれた柏木円さんのうつわが特に印象に残りました。

ご飯はもちろんお薄も、フルーツ盛ってもおいしそう ♪

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常設のギャラリーの方では、

三谷龍二さんの小さな美しいカトラリー、透ける模様に眺め入る辻和美さんのガラスのうつわ、安藤雅信さんのどこかあたたかみのあるピューター皿、山本忠正さんの端正な姿のれんげ、辻村唯さんの自然釉の美しい花器…

モノの紡ぎ出すアート空間に胸高鳴りました。

すぐ隣は「カフェノカ」。
会期中は週末ランチはお休みでした。

こんなギャラリーや空間が近くにあったらいいのにナ。。。

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ご飯茶碗 千椀展 5月8日まで
ギャラリーやまほん 伊賀市丸柱1650 0595-44-1911

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