閑休話題

2012年6月 6日 (水)

ミッドナイト・イン・パリ

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憧れの時代にタイムスリップ!

大人のファンタジーの映画、「ミッドナイト・イン・パリ」。

夜空に煌めくエッフェル塔、凱旋門、セーヌ河、そこにいる人も全部丸ごと、夢の都パリ。

セクシーかっこいいヘミングウェイ、ピカソ、フィッツジェラルド、ダリ、、、

きらきらきら星が集う街。

ウッディ・アレン監督作品は考えながら見なくちゃならないかと思ってたけれど、音楽はひとっ飛びにパリへ連れて行ってくれるしたのしいまま最後まで観た映画。

ラストシーン、納得。

少しの間、パリの夢に浸りそう、、、

ミッドナイト・イン・パリ(予告編が始まると音が出ます)

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2012年5月21日 (月)

空を見上げて

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今日は金環日食。

字のごとく金の環(わ)がきれいに見えるといいなぁ。

この写真はゴールデンウィークに見上げた空です。

そうそう、今月は金環日食が見られるんやって、なんて言いながら月を見てました。

神戸の再度山(ふたたびやま)ヴィーナスブリッジからの景色。

やさしい月明かりの照らす夜でした。

海があって山があって街があって神戸っていいなー、きらめく宝石が零れ落ちたように輝く神戸の夜景にうっとりです。

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ちょうど白い山藤がたわわに咲き、夜風に吹かれてとても妖艶な姿でした。

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2012年5月20日 (日)

山萌ゆる

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やわらかな黄緑の葉がするすると伸びる音が刻々と聞こえてくるような新緑の山道。

緑のシャワーを浴びながら駆け抜ける六甲の山道、ほんとうに気持ちよかった !

ゴールデンウィークの頃のこと。

やっほー!!

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海、海風っていいネ!海辺のサイクリング、気持ちよさそう。

神戸のメリケンパークで。

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ポートタワー、シルエットが華奢でかわいらしい。

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2012年4月29日 (日)

牡丹

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晩春を越えもう夏?!のような陽気だった昨日、わが家の牡丹の花がいっきに花開きました。

朝に1輪、夕方には2輪、3輪と早回しのビデオを見るような猛スピードの開花。

牡丹といえば、楊貴妃のイメージの強い中国から伝わった高貴な花。

ペンペン草のはびこる野性的な放置しっぱなしのわが家の庭で、この牡丹はお姫さまのような輝きを放っています。

鉢植えでいただいてから地植えし、愛でることだけをたのしみに何もせず、だけれど毎年初夏を運んでくれるかしこさ。

牡丹、いつか奈良の長谷寺の牡丹回廊歩いてみたいなぁ。

宇陀の室生寺のシャクナゲもちょうど同じ頃に見頃だそうなので、あのかわいらしい五重塔がシャクナゲの中に浮かぶの、見てみたいな。

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2012年4月24日 (火)

How Lovely !晩春のプレゼント

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ふっくり開き始めた芍薬、かわいいな~

皐月の声が聞こえてきそう。

西井久芳さんのうつわはどんな花草木も受けとめてくれ、水際がたのしく毎日のように花草をいれては心弾んでいます。

都わすれ、それから旭山桜。

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旭山桜は埼玉産の桜だそう。

どんな山の景色かと思い描くのは、この春おしまいのプレゼントみたいです。

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2012年4月14日 (土)

コン・テ・パルティノ

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花曇りだった昨日、わが家の紅枝垂れ桜がこぼれんばかりに満開でした。

13年ほど前には2メートル少しほどの高さだった華奢な乙女のような若木、今では2階の窓より高くなりしっとりあでやかな風情を漂わす?!ほどになりました。

桜の樹は短命でソメイヨシノは5,60年ほどと聞くけれど、枝垂れ桜は桜の中でもっとも長寿で5,600年ほど、仙人のような樹木も少なくないそうです。

そんなふうに聞けば、わが家の桜はまだまだ赤子のような年齢。

紅枝垂れ桜は最初、濃い鮮やかなピンク色の花を開き、だんだん色を淡くしてゆきそよそよ風に揺れます。

窓辺でのんびり花見のひと時を過ごしたり、夜は窓辺に椅子を持ってゆき、妖しい姿を愛でながら本のページをめくるのは春の夜の夢のよう、この季節を満喫しています。

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この桜も昨日の夕方から静かに降り始めた雨で舞い始めるでしょう。

昨日の鴨川、疎水は美しい桜吹雪の道となっていました。

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花吹雪の頃はドラマティック。

数年前のうららかな春の日、川端通りの桜トンネルの下を車を走らせていると前からも横からもはらはら桜吹雪、花吹雪、その美しさは映画のワンシーンの中にいるようでした。

その時、ちょうどカーステレオから流れてきた曲が「Time to Say Goodbye]。

春の幕開けを感じさせてくれるボレロのようなリズム、力強く謳い上げられてゆく音楽がこれ以上ありえないほどあまりに風景にぴったり、みんなで感嘆、忘れることのできない春の1日になりました。

1996年、ドイツの国民的英雄のボクサーヘンリー・マスケの引退試合の花道を飾り、ヨーロッパを中心に爆発的な大ヒットのロングランとなったサラ・ブライトマンとアンドレア・ボッチェリのデュエット。

もともとの題はイタリア語で「コン・テ・パルティノ」。

君とともに旅立とう、という題、いままでに見たこともない場所にあなたとともに旅立とう、大海原へ今こそ漕ぎ出そう、という歌詞、見事な桜の散る様にぴったりすぎでした。

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2012年4月13日 (金)

花冷えの日に、墨色という色

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桜色、若草色に街が染まり春爛漫、花冷えだった先週末。

息子の入学祝いにみんなでフランス料理店を訪れました。

行事の多い季節、最近きものに袖を通す機会が多く、きものを着るのがたのしい、この日は結城紬をワンピースを着るような気分で。

結城紬のきものは美豊へ行っていた頃に墨色のきものを纏いたくて選んだものです。

真綿のやわらかな繭に身体をつつまれる紬の心地よさ、墨色のキャンバスに絵を描くように、帯揚げ、帯締め、帯をのせる自由自在さもお気に入り。

襟元に白が顔回りに彩られると、墨色と白のコントラストが鮮やかできりっと凛と映るのもきものならではの発見でした。

このきものでの苦い想い出がひとつ。

息子が7、8歳の頃、息子の小学校へ美豊からそのままこのきものを着て、雨が降りそうだったので雨ゴートを引っかけて行きました。

私の姿を見つけた息子の顔がみるみるうちに曇りました。

「この色の組み合わせってきたない感じだよ!今すぐ上のもの脱いだほうがいいよ」とそっと耳打ちをしてきました。

その時着ていた雨ゴートは臙脂色。

墨色って難しい色でもあるんだな、と身をもって感じた時でした。

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2012年4月 8日 (日)

桜咲く季節に

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鴨川沿いは満開の桜回廊、白川もぼんぼりのようなあでやかな桜、桜。

京都の桜、いっせいに満開になりました。

そんな桜咲く時、昨日は息子の中学校の入学式。

手袋やマフラーが恋しくなるようなピューっと吹く風に身が縮む冬に逆戻りしたような寒空だった日、残念ながら学校の桜はまだ固い蕾みでした。

急に春雷が轟いたり雨が降ったりするこの数日、直前まで迷い、朝の青空を見てからたとう紙を急遽広げました。

袖を通したクリーム色の五枚朱子地に掛け小袖模様が描かれたきものは、息子の着て欲しいリクエストのもの。

幼稚園の入園式に、小学校の入学式にも、そして今回も袖を通しました。

新たな春の始まりにいつもそっと彩ってくれるきものは、記憶の1ページを刻んでいってくれます。

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2012年3月18日 (日)

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ブログ、だいぶご無沙汰してました、お久しぶりです。

鶯が囀り、梅が満開の花をほころばせ、季節はすっかり春。

昨日は息子の卒業式でした。

友人や先生に恵まれ育んでもらったことに感謝ひとしおなのに、祝っていただき勿体ないような気持ちになる厳かな式。

こんなにおめでとう!と盛大にきっちりとお祝いしていただくと名残惜しい、というより前を向いてゆこう、と勇気づけてもらったひと時でした。

大地が轟音を立て、いっせいに芽吹く季節である春、人生の春、疾風怒濤の時にこれから入ってゆく、と思うと不安の方が先立ちます。

元気に帰ってくる息子におかえり!と言える瞬間が奇跡みたい、と毎日同じことを繰り返しているのにやっぱり奇跡だ、と思っているうちにあっという間に終わっていた6年間。

またそんな日々を送ることができますように。

フォーマルなきものを久しぶりに着ました。

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家人デザインのきものを纏い、着ることが嬉しくて愉しくてときめいて、慶びを纏うことができることはなんて人生の心に残る1ページを刻んでくれることだろう、と思ったひと時でもありました。

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