京都御苑

2012年2月25日 (土)

御所の梅林

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春うららかな陽気の日に、御所の梅林を歩きました。

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例年ならばこの時季は梅林は満開であまい香りにつつまれるのに、梅が咲いていたのはわずか4,5本だけ。

こんなに春が遅足とは。。。

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御所の梅林は、芝生の上に紅白、ピンクの低木の林が広がります。

梅傘のもとでお弁当を広げたり、昼寝をしたり、本開いたり、犬と戯れたり、長閑な光景は心和みます。

そんな季節の光景が待ち遠しい。

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あまい香りを放っていたのは蝋梅でした。

もうそろそろ見頃もおしまいかな。

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御所の春の足音

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水温む、というくらいやわらかな春の陽射しだった日に。

京都御所で。

雪柳の並木道は、緑色の水玉で溢れる芽吹き道。

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桜の芽はピンク色に染まり、枝全体が白くて春の目覚めを迎えているようです。

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大きな瘤をつけ隆々とした枝ぶりのセンダンの木には、黄色の果実が鈴なりにぶら下がっていました。

青空に映えます。

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東に見えるのが大文字山。

桓武天皇が京都に都を構えたとき、風水の思想に基づき御所が造られたといわれます。

鬼門封じのために延暦寺、貴船神社、御所をつなぐ三角形の結界、
四神である東の青龍、東山、吉田山、
西の白虎、双ヶ丘 西山、
南の朱雀、巨椋池、
北の玄武、船岡山 北山。

鴨川は龍の通る道、とも。

東西南北をぐるりと望んでみたくなります。

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2011年11月17日 (木)

京都御所で、秋

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昨日から京都はぐっと冷え込み、朝はこの秋初めて手袋をはめて歩きました。

午後は日なたがぽかぽかやさしいあたたかさでぬくぬく心地よく、そんな道を選び歩きました、京都御所で。

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午後のシエスタの時間のように静かで、思い思いにくつろぐ人を眺めるのはなんともしあわせな気分にさせてくれます。

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風がさぁーっと吹くと天から木の葉が羽根のように舞い降りてきて、思わず手を伸ばして葉を手のひらでキャッチしたくなります。

まるで映画のワンシーンのよう。

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オレンジや朱の大きな傘のもとで賑やかに語り合う学生の人たち、そんなきら星のような秋のひと時が輝いて見えました。

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2011年5月24日 (火)

皐月晴れ、青空

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青空にみるみる弧を描いてゆく飛行機雲、御所で。

思わず追いかけてゆきたいような青さ、気持ちのよさでした。

もう夏空のよう?!皐月晴れ。

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桜の実がかわゆかった ♪

黒すぐりののような黒い色になった実もありました。

食べられないですよネ、、、

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シロツメクサのじゅうたんの向こうでは午睡の人、さんさんと日光浴する人。

梅雨入り前の貴重な青空のひと時です。

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2011年3月29日 (火)

桃の生命力

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丸みを帯びたり力強い曲線を描いた枝の先にこぼれる春の使者。

桃の花が今咲いています。

京都御所にて。

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桃に宿る春を運んでくれる強い生命力をひしひしと感じました。

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2011年3月28日 (月)

桜だより

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毎春、京都でいち早く桜だよりを届けてくれる京都御所の近衛の糸桜、昨日の景色。

昨春は3月18日ほどで春爛漫でした。

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今年は3月になってから雪が舞ったりするくらい寒い日があったりで少しゆっくり目。

もうあと1週間ほどでこぼれんばかりのたなびく桜が愛でられるかな。

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今年こんなに寒い日が続くのは、ほんとうにうらめしい。

被災された方のところで雪の舞う景色を見るのは胸がしめつけられる。

少しでもあたたかくなりますように!!

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2011年2月24日 (木)

馥郁と

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御所の梅がほころび始めています。

馥郁たる梅の香り。

白梅と紅梅、香りもちがうんですね。

遠くから眺めると雪が舞い降りたように見える白梅は清楚な、紅梅はあでやかさ纏うあまい香りがします。

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御所の梅林では梅傘のもとでお弁当広げたり、本を広げたりのんびりくつろぐ人をたくさん見かけます。

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ひとつひとつの梅の表情に魅せられ、シャッター切るのに夢中になりました ♪

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2011年2月 5日 (土)

ひねもすのたり

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春の海ひねもすのたりのたりかな 与謝蕪村

春の海を眼下にではないけれど、梅の木の傘のもとぽかぽか春のような陽射しがあまりに気持ちよかった昨日。

梅のふんわりあま~い香りが風にのり漂うなか、のんびり歩いたり本を開いたりおしゃべりしたりして過ごすのにぴったりなような1日。

京都御所の梅林のなかでひねすもたり…なんて気分でした。

この前まで寒かったせいか、昨日の梅林は紅梅がほんの少し覗くほど。

花がいっせいにほころび春の海のようになる頃が待ち遠しくなります。

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梅のさまざまな素敵な呼び名、春告草(はるつげぐさ)、香散見草(かざみそう)、風待草(かぜまちぐさ)。

いにしえから春を運んでくれる使者として愛されてきたんでしょうね。

思わず花に顔を近づけてしまった昼下がりでした。

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2010年11月29日 (月)

憩う

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晩秋、京都御所にて。
憩いの場所です。

静寂な雑木林はカメラマンのきっと格別なスポットでしょう。

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晩秋の輝き、一刻の光が黄金色に染めてくれます。

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京都御苑 京都市上京区京都御苑3 075-211-6348

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2010年11月11日 (木)

御所の秋

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御所にて。
黄金色に輝く大銀杏。

羽根が舞うようにひらひら葉が下りてきて葉の積もる晩秋まで満喫できます。

この大樹の下で葉っぱに埋もれて息子とよく遊んだものです。

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深緋、梔子、柑子、朽葉、黄金、芥子…
紅葉の色をいくつ言えるか指折りながら歩いてみたり。

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オレンジの傘の下、特等席です、ね。

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まだほかほかと湯気の出そうな新しいカメラを首からぶら下げ、さっそく秋のなかへ。

踏みしめる葉音まで快音に響きます ♪

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