京都神社・お寺・観光

2012年6月 4日 (月)

下鴨神社、糺の森にて左京ワンダーランド その2

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糺の森にて昨日、左京ワンダーランドの幕開け。

左京区のお店や学生の人たちや作家さんの手作りのお店あり、雑貨やパン、クッキー、ハンバーガー、日本酒、ワイン、本やレコード、、、

森にたくさんのお店が軒を連ねました。

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一乗寺の本屋「恵文社」や北白川の「ガケ書房」。

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グレン・グールドやハイフェッツ、、、古いCDを扱うお店。

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ブブゼラ??

竹のお店からは賑やかで陽気な音が響いていました。

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食べもののお店のいろいろ。

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似顔絵を描いてもらうお店のいく軒か。

描き手と描いてもらう人の表情がおもしろい。

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精緻な切り絵の童話の世界に引き込まれました。

眠りの森の姫。

しおりは不思議な国のアリスの中のキャラクター。

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楽しそうでのんびりした雰囲気がどのお店からも漂っていた糺の森での左京ワンダーランド。

これからどんな催しがあるのかみてみよう、、、

左京ワンダーランド

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下鴨神社、糺の森にて左京ワンダーランドその1

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少し曇り空にそよ吹く風が気持ちいい~!

昨日はサイクリング日和。

立ち寄った下鴨神社の糺の森では「左京ワンダーランド」が催されていました。

左京区のお店の人たちによるイベントのひとつで13日からスタート(約1ヶ月間のイベント、学生などのライブや音楽会、パフォーマンスやアート作品と左京区のお店のコラボレーションであったり)、その早々の幕開けでした。

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「左の京」と書く左京区は、地図で見れば右側。

御所で南を向き座っていた天皇から見て左側、というのが「左京」の由来だそうで、大学が多く点在し学生の街でもあります。

糺の森、学生の伸びやかな創作、創造の森でした。

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シェイクスピアの劇あり、アンサンブルの演奏、さまざまな場所で繰り広げられるパフォーマンス。

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迫力満点?!の紙芝居に、

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その場でどんどん創られているオブジェやイラスト。

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森や小川を渡るさわやかな初夏の風とエネルギッシュで伸びやかな学生の人たちの空気に満ち満ちた森の散歩、軒を連ねたお店もおもしろかった ♪

左京ワンダーランド

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2012年5月17日 (木)

上賀茂神社で二葉葵展

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今週日曜5月20日に上賀茂神社で二葉葵展が催されます。

1400年の伝統をもつ葵祭に使われる双葉葵の再生・保存をするためのプロジェクト。

この日は上賀茂神社、ならの小川のほとりに葵手作り市の店が並び、

庁屋では雅楽・笙の演奏があったり、

アートで彩られた川床ではお茶席で老舗の京菓子がいただけたり(鍵善良房、塩芳軒などの名前あり)、

どろんこ体験コーナーでは清水焼団地の青年会の人たちによる陶芸体験ができたり、

双葉葵のネマキの領布が行われたり、

と1日たのしめそうな催しです。

晴れるといいなぁ。

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二葉葵展 5月20日(日) 10時から16時 上賀茂神社にて

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2012年5月15日 (火)

緑を歩く、修学院離宮

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京都の洛北、修学院の地名は寺の名にちなむそう。

その地に後水尾上皇により造営された山荘が修学院離宮。

比叡山の麓、東山連峰の山裾に位置する山なりに上・中・下の3つの離宮があり、借景となる山林、離宮を結ぶ唐松の並木道、田畑が広がる広大な山荘。

丁寧なガイドをしてくださる所要時間1時間半ほどの3㎞のコース。

王朝美に彩られた美しい建物や襖絵、そして大阪までも見渡すことのできる絶景を手中に収めるための水音まで考えられた山荘や景色。

秋の紅葉が素晴らしい、というけれど青もみじのこの季節の美しさは格別でした。

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修学院離宮 京都市左京区修学院藪町 075-211-1215 

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2012年5月12日 (土)

修学院離宮へ

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京都に住んでいて、京都の名所、旧跡、寺社仏閣は訪れていないところがたくさんあります。

修学院離宮、家から歩いて行けなくもない距離なのに、随分前からの申し込みが必要ということからいつか行きたいなーの願望のままでした。

1ヶ月ほど前にもらった息子の学校行事表、5月に宿泊合宿がある!チャンス!とばかりに友人のスケジュールを尋ね、わが家泊の京都旅行を立ててゆく。

その中で候補に挙がった修学院離宮拝観、ネットも葉書での申し込みも締め切っていました。

でも京都御苑内に建物を構える宮内庁京都参観事務所に聞けば空席ありのお返事、直接訪れ手続きすれば拝観申し込み完了。

新緑の素晴らしさ、美しさを讃えていました、修学院離宮。

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2012年5月10日 (木)

初夏

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太田神社、初夏。

太田神社はすぐそばの上賀茂神社の一部であったそう。

初夏の扉を開いてくれる葵祭りもすぐそこです(5月15日)。

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2012年5月 9日 (水)

薫風

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風薫る。

風が吹き渡ってゆく、光が沢をなでてゆく、この気持ちよさを全身で浴びるように体感。

大好きな場所、太田神社で初夏の風に身をゆだねるひと時。

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恋の色をかきつばたの色になぞらえ、なんて可憐で美しいんだろう、とこの太田の沢の歌を詠んだ藤原俊成の平安の頃から変わらぬ自然の色。

自然の生み出す色、造形はなんて美しい!

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太田神社 京都市北区上賀茂本山340 075-781-0011

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2012年4月19日 (木)

振り返ってはいけません

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渡月橋を渡った嵐山の中腹にたたずむ法輪寺。

十三詣りで知られるお寺です。

本堂に祀られている本尊虚空蔵菩薩は、知恵を授けてくれる仏さま。

数え年13になり元服を迎えた少年少女が大人になったことに感謝し詣でた通過儀礼の儀式、行事は、平安時代から行われ、その様子は今昔物語や枕草子、平家物語に記されています。

昔だったら数え年13という年齢は、働いたり、結婚だってしたかもしれませんし、一人前の大人として扱われたことでしょう。

就学期間が長くなった現在は13歳という厄年の厄払い、小学生から中学生への節目のお詣り、といった雰囲気でしょうか。

振り袖を纏った女の子、襟足が初々しく愛らしい姿、春の日の素敵な光景をたくさん目にしました。

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それに比べ、男の子はほんとうに殺風景過ぎます、、、

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自分の大切な字を毛筆で書き、ご祈祷してもらう風習もいにしえからされてきたこと。

息子は二度書きでよれよれとこんな字を書いていました。

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本堂の聡明そうな顔立ちの虚空蔵菩薩さまの前でひとりひとり氏名と住まいを読み上げていただき、ご住職のおはなしに耳を澄ませるどの子の顔も真剣で神妙。

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渡月橋の見下ろせる花舞台、桜が満開でした。

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お詣りをし、知恵を授けてもらったら帰り道、この長い石段を下り渡月橋を渡り終えるまで決して振り返ってはいけません。

振り返ると今せっかく授けてもらった知恵を返さなければならない、という伝承があるからです。

帰り道は脱兎のごとく猛スピードで駆け抜けた息子です。

そんな数え歳13の息子と詣でた春の1日でした。

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法輪寺 京都市西京区嵐山虚空蔵山町16  075-861-0069

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2012年4月17日 (火)

王朝文化香る桜

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日曜日の嵐山。

満員列車の蝸牛のような歩みの人波とともに進む、桜がクライマックスだった週末はとにかくすごい人、人。

でも渡月橋の上に立ち、桃源郷の風景を目にすればタイムスリップした気分になります。

翠讃える保津川、遠山に桜色が浮かぶ水墨画の風景は、平安の王朝貴族が別荘地に選び非日常に遊んだ世界。

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ここまで来る道もいにしえの桜の風情を満喫する道でした。

小倉山裾の龍安寺の石庭に枝垂れる1本の枝垂れ桜のあでやかさを思い描き、仁和寺の仁王門前は木彫りの大きな仁王像が睨みをきかせる足元の土塀には低木の御室桜並木道をつくりそれはそれはかわいらしくって!

しばらく行くと平安時代に遍照寺の庭園であった広沢池。

山々の映る鏡池のおおらかな景色の真ん前には桜守の佐野藤右衛門さんの庭が広がります。

こちらもまさに桜の園!

目を見張ります。

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桜、桜の春爛漫の日、この渡月橋、行きはよいよい、帰りは振り返っちゃいけないところへ行ってきました。

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2012年2月19日 (日)

雪の1日

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目覚めると一面の銀世界で始まった昨日の京都。

今冬になり初めての本格的な積雪、雪の日でした。

静寂な朝から一転、昼間は雪解けのぽたぽたという賑やかな音につつまれ、晴れ間が覗いたり粉雪が舞ったり七変化の空模様。

下鴨神社で。

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御手洗祭りや葵祭の斎王代の禊ぎに使われる御手洗川にかかる輪橋(そりはし)の側の光琳の梅、まだまだ固い蕾。

毎年、流し雛の頃に満開です。

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粉雪が舞い始めたので御簾越しに外を眺めました。

蒔絵のほどこされた牛車は葵祭のものでしょう。

きゅっと引きしまった冷たさが心地よい、雪の1日でした。

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下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59

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