承天閣美術館で七類堂天谿展
緑の美しい庭を抜けて相国寺の中にある承天閣美術館へ。
七類堂天谿展が開催中でした。
七類堂天谿さんは、雪舟が水墨画を学んだ中国で雪舟の再来と認められた日本人画家。
雪舟が若い頃に修行時代を過ごした相国寺で国内初の個展。
すごいキャプションを前にちょっと構えながら中へ入ってみると、やさしい繊細な線で描かれた柔和な仏画や凛としたつややかなな草花画に心和みました。
心弾んだのは、書と画の美しさやコラボレーション。
有馬賴底氏の筆に七類堂氏の画であったり、陶芸もされており茶碗と書、画の調和のたのしさをあじわいました。
竹林のさわ鳴る音につつまれながら十牛の庭の前の椅子に腰掛けていると、心がふっくらしとても豊かな気持ちになります。
ゆったりした美術館でのひと時です。
七類堂天谿展 6月10日まで
相国寺承天閣美術館 京都市上京区今出川通烏丸東入る 075-241-0423
美豊ホームページhttp://biho.life.coocan.jp/
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