冬来りなば春遠からじ
和菓子屋さんにはふだん家でいただくおまんやさんと、よそゆきのかしこまっていただく上菓子やお誂えのお菓子を扱う和菓子屋さんがありますね。
下鴨の「美玉屋」さんは、今日のおやつ何にしよう、と覗きたくなるおまんやさん。
このお店の名物、「黒蜜だんご」はだんごにとろんとした黒蜜が絡められたっぷりのきな粉がまぶされたお菓子。
黒蜜がたれるのを掬い口のまわりをきな粉でいっぱいにし頬張るお菓子は、相手の顔を見ると思わず笑みのこぼれてしまう、なんだか親密な気分にさせてくれます。
こんな春色の三色団子にも惹かれて。
美玉屋さんはお餅が美味しい、ともちもちの団子に舌鼓です。
梅の花がほころぶと春告げだね、と梅の花待ち遠しです。
早春、毎年眺めに行くのは北野天満宮と京都御所の梅苑です。
菅原道真にゆかりの深い梅の花は天神さんの境内いっぱいに紅白に咲きこぼれますし、1500本あまり50種類の梅がなだらかな丘に咲く梅苑は2月20日から公開されます。
京都御所は例年2月中旬頃から見頃ですが、今年はこんなに冷たい日が続いているから春遠し、かしら、、、
美玉屋 京都市左京区下鴨高木町西入る 075-721-8740
美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho
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