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2012年2月 9日 (木)

大豆ラブ ♪

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ほぼ毎日お豆腐をいただくわが家。

だから、美味しいお豆腐やお揚げ、ひろうすなどにいつも嗅覚を研ぎ澄ませています。

この前出会った、久しぶりの大豆フォーリンラブ ♪

上賀茂神社、御薗橋近くの「こだわりとうふ崎出屋」さん、食いしんぼうの家人が見つけたお店です。

このきつね色つややかな絹あげにノックアウトされて。

トースターで温めると外皮がかりっ、中からは絹豆腐の滑らかでみずみずしさ、大豆の濃厚な甘さもたまりません。

冬季限定特製ひろすは、割ってみて中身に驚き。

金時人参、きくらげ、銀杏ふたつ、肉厚の最大(という等級の大きさ)の百合根が花咲くごとくふんだんに、、、、その間になめらかな豆腐がぎゅっと詰まっているひろす。

皮のなめらかさ、ふわりとした食感が洗練されたあじわいに感じさせてくれるのも嬉しい。

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豆乳のかけられた寄せ豆腐は、まろやかな豆乳とともにふるふるをスプーンですくっていただく湯葉のようなあじわい。

つるんと滑らかなこだわり絹にがりは、その大豆の豊かな芳醇さに驚く濃厚さ。

香り、風味、甘み豊かな滋賀県産の丸大豆「大鶴」がふんだんにどの商品にも使われており、水、大豆、にがりへの店主の強いこだわりに五感を拓いてもらう、至福のひと時です。

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このお店自慢の一品、というわらじあげは、シャッター切る時に持ち上げたらずっしり重いけれど羽根布団のようにふんわり映ります。

大豆の香ばしさ立ちのぼる肉厚なお揚げは、やはり大豆を存分に堪能できる濃厚さ。

わが家ではお揚げに水菜をサンド、フライパンでこんがり焼き最後にポン酢をたらりとかけていただきました。

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とろりとした豆乳に黒蜜をかけていただく豆乳プリンも、上品なあじわいながら豆ふんだんに香る、デザート。

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お客さんがひっきりなしに訪れる店先は、男の人がひとりで暖簾をくぐる姿が目立ちます。

ご主人は、自分たちのやり方で身近な町の豆腐屋さんになりたい、とお店を始められたそうです。

平日は3時半に店を閉められ、豆腐売りに車でラッパの音とともに回られます。

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くみあげゆば、昔ながらの木綿豆腐、豆乳、生おから、おからドーナツ、どれもこれもいただいてみたい。

通いたいお豆腐屋さんに出会い、しあわせな気分の一日でした。

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こだわりとうふ崎出屋 京都市北区大宮田尻町88 075-492-1278

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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