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2012年2月17日 (金)

朝鮮木のもの100選 展

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おだやかな微笑みを浮かべる石像が両側にたたずむ門をくぐれば、異空間への入り口にいざなわれるようです。

勇ましいからだつきに柔和な表情の石人は王の綾墓や貴族の墓を守る朝鮮時代の石人。

「朝鮮 木のもの100選」が催されている高麗美術館を訪れました。

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朝鮮半島の7割が山林という土地柄で人々がいかに深く木と関わり暮らしてきたのか、美術館のコレクション100選から朝鮮木工品の魅力に迫ることのできる今回の展示。

たとえば写真の木雁(モッキロギ)は、夫婦の契りを象徴するもので、新郎が結婚式の日に新婦のもとへ向かう時にたずさえられ、縦列していることが大切。

そこには儒教の教えがみられ、風俗や家族関係を見るようです。

木の持ち味を生かし温もりある食卓まわり、削ぎ落とされた美しいデザインの家具や調度品など用の美を感じさせてくれるもの。

精緻でまばゆい螺鈿が散りばめられた職人技にため息がでる碁盤台や婚礼の道具。

展示品は暮らしまわりから儀式、仏像など多岐に渡り、木と密接に関わってきた人々の美意識に目を見張りました。

高麗美術館のはじまりは、この白磁壺からと美術館の方に伺いました。

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麻の白いポジャギがかけられた窓からやわらかな光が入る2階建てのこぢんまりした美術館は、おだやかな空気につつまれていて居心地がよいです。

苔むした小さな庭も。

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石塀の外に出ると、また日常へかえってゆく気分になりました。

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朝鮮木のもの100選 3月25日
高麗美術館 京都市北区紫竹上岸町15 075-491-1192

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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