« 冬来りなば春遠からじ | トップページ | 北斎展 »

2012年2月 5日 (日)

陽だまり

086

ぽかぽか陽だまりに椅子をひっぱりだし、あたたかさに身をゆだねた立春。

手前の小っちゃな小っちゃな錫の手打ちのお猪口は、この前骨董屋さんで見つけたもの。

お初は、伊藤軒のいちごあられを盛り、ちょっと一杯ならぬブレイクタイム。

こんなに影がくっきりできる陽射し、嬉しいナ~の昼下がりです。

病み上がりの息子(木曜日に発熱しお昼にもう熱なくインフルエンザじゃなくて、金曜日にはキックベースがしたいばかりに熱が下がるやいなや学校へ飛ぶように行ったけれど)と家でのんびりしていて、ひなたぼっこする猫のようなひと時。

息子は学校の課題図書の手塚治虫著「ぼくのマンガ人生」をけらけら笑いながら読み、家に全巻揃っている「ブラック・ジャック」をずらずらと手に取りマンガに埋まっている、この本を手に取る前から予想通りの構図。

私が読んでいたのは、池井戸潤さん。

元銀行員で金融コンサルタントという経歴を生かした著作は、銀行サスペンス、経済小説ともいわれ、ビジネス書のコーナーにも並ぶ。

なので経済オンチの私に読める?と手を伸ばしたけれど「空飛ぶタイヤ」からずぶずぶと池井戸ワールドへ。

組織のなかに身を置く切なさをひしひしと感じ、かと思えば大企業にどうやっても勝てそうにない超零細企業がじりじりと突破口を見つけ大逆転する様に痛快さを覚え、主人公の心の動きに手に汗握る。

だから読み出すととまらない。

時間制限なし、エンドレスで本開ける嬉しさ、病み上がりにつきあうのもいいものだなぁ、と思う午後のひと時でした。

つけ加え、、、池井戸さんのご趣味が写真撮影、すごくかっこいい写真にこれは趣味の域を超えてる、と眺めてますhttp://www.flickr.com/photos/ikeido_jun/

090_3

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

« 冬来りなば春遠からじ | トップページ | 北斎展 »

閑休話題」カテゴリの記事