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2012年1月28日 (土)

1歩1歩

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朝陽が昇る前からだんだん染まってゆく茜色の空に向かい、さぁ!

1月半ばから始めたスロージョグ、昨日初めて10㎞走ることができた ☆

最初は60秒(1分間)走ることが目標、次は1㎞、できたら3㎞、5㎞、7㎞、、、ムリせず、欲張らず。

昨日よりも今日、今日よりも明日、毎日1歩ずつ、自分の足で積み重ねた軌跡はとても嬉しい ♪

1年半前に大きなケガをして歩けなくなった頃から思えば、歩くこと、さらに走ることまでできるようになったことは、ちょっと感慨深いです。

賀茂川べりまでくると、こんなふうに橋と橋の間の距離を記した看板が掲げられているので、地形のアップダウンを思い浮かべ、自分の体調と相談しながら走ります。

きりりと引き締まった朝の空気の中、自分の鼓動と吐く息音、川の轟音に身をゆだねるのはなかなか素敵な1時間以上のジョグコースです。

もともと、お正月で緩んだからだを何とかせねば、と気軽に始めた動機も不純な(?!)朝ジョグ。

そんな朝時間に、この1週間朝日新聞の夕刊「人生の贈り物」に連載されていた日本画家の堀文子さんのインタビューが、小さな1歩も大きな1歩になってゆくかも、と刺激をくれました。

自然の命を描き続け、93歳の今も精力的に活動をされる堀さんは、69歳でイタリアにアトリエを、80歳を過ぎてからペルーやヒマラヤ山麓に取材へ、病気のために旅が難しくなってからは顕微鏡の中の世界に新しい境地を開きます。

「また今度」は来ないからこそ今を生きる、「私には「これでいい」というゴールはありません。1歩でも1ミリでも上昇しながら生き生きとこの世を去ってゆきたい」という言葉に心打たれました。

自由であるために、真剣に孤独と向き合い、凛と生きられる堀さんのモットーは、「群れない、慣れない、頼らない」、と堀さんの本に書かれていました。

生きる姿勢はそのひと自身がつくってゆくもの、出会う景色、人も出来事は実ははじめてのことばかりで、感動や驚きに満ちている、ということも堀さんから教わります。

小さな毎日のことだけれど、冷たくて震えながら出かける朝に元気づけてくれる堀さんのフレーズを思い浮かべ、靴ひもをぎゅっと結びます。
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美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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