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2012年1月の35件の記事

2012年1月31日 (火)

春を呼ぶ

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あと数日で節分。

新しい季節への節目を待ち、食卓を可愛らしく彩るのは、「ギャラリー遊形」で見つけた箸置きです。

微笑むおかめさんの表情は招福のしるしを振りまいてくれるし、紅白の梅も小ぶりで愛らしい。

この前訪れたギャラリー遊形さん、餅花が枝垂れ咲きあでやかでした。

餅花は12月13日の事始めに作られ、1年の五穀豊穣を祈願し春を呼ぶものだそうです。

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ギャラリー遊形 京都市中京区姉小路通麩屋町東入る 075-257-6880

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2012年1月30日 (月)

ご褒美パスタ

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休日の朝まだみんなが眠っている時に鉛のような重いからだを引きずり走り出すのは思い切りがいるナ、けれどたぶん今日走るのをやめたら明日もやめてしまいそう、心が折れそう、、、
日曜の日もなんとか走った、10㎞。

走ると「食べてよし!」の免罪符をもらった気分になるこの頃です。

家族みんなが久しぶりに揃った休日のお昼、「パスタコレクションハウス 道月」へ。

築100年の町屋の建物が改装された店内でイタリア人シェフが腕をふるう打ち立ての生パスタをメインのお料理にいただけるお店。

気軽なお昼のコースは、前菜、手打ちのショートパスタ、ロングパスタ、デザートがそれぞれ選びながらいただけます。

前菜は、ハンガリー産豚肩ロースのコンフィ、セロリのソースとローストされたアーモンドがよいアクセント。

ショートパスタは、尾鷲産かますご(イカナゴ)とあさりのペペロンチーノ、春の香りと生マカロンチーニのモチモチ感のたのしいひと皿。

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蝦夷鹿の赤ワインソース、ゴルゴンゾーラをのせたパッケリというショートパスタ。

鹿は臭みのないとろりとしたやわらかさ、ラザニアのようなくるりとした生地を少しずつ切り分け、濃厚なソースを絡ませていただきます。

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牛すじ肉のミートソースにイタリア産グリンピースとパルミジャーノ、生タリアテッレ。

牛すじ肉がほろっつほろに溶けるミートソース、口の中で弾けるグリンピースが名脇役のよう。

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ふわふわでカカオの香りふんだんなバナナクリームのティラミスはみんな同じものを注文し、おいしい!と言いながらいただいたデザート。

ムレスナティーは、ストロベリーとベリーのフレーバー。

窓外に目をやれば小雪が時折舞う景色、ひと足早い季節を呼ぶ食材に春が待ち遠しくなりました。

走った後に心おきなく食べたパスタ、ご褒美もらったようでまた格別 ♪

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パスタコレクションハウス道月 京都市中京区押小路通麩屋町通東南角 075-253-1185

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2012年1月28日 (土)

1歩1歩

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朝陽が昇る前からだんだん染まってゆく茜色の空に向かい、さぁ!

1月半ばから始めたスロージョグ、昨日初めて10㎞走ることができた ☆

最初は60秒(1分間)走ることが目標、次は1㎞、できたら3㎞、5㎞、7㎞、、、ムリせず、欲張らず。

昨日よりも今日、今日よりも明日、毎日1歩ずつ、自分の足で積み重ねた軌跡はとても嬉しい ♪

1年半前に大きなケガをして歩けなくなった頃から思えば、歩くこと、さらに走ることまでできるようになったことは、ちょっと感慨深いです。

賀茂川べりまでくると、こんなふうに橋と橋の間の距離を記した看板が掲げられているので、地形のアップダウンを思い浮かべ、自分の体調と相談しながら走ります。

きりりと引き締まった朝の空気の中、自分の鼓動と吐く息音、川の轟音に身をゆだねるのはなかなか素敵な1時間以上のジョグコースです。

もともと、お正月で緩んだからだを何とかせねば、と気軽に始めた動機も不純な(?!)朝ジョグ。

そんな朝時間に、この1週間朝日新聞の夕刊「人生の贈り物」に連載されていた日本画家の堀文子さんのインタビューが、小さな1歩も大きな1歩になってゆくかも、と刺激をくれました。

自然の命を描き続け、93歳の今も精力的に活動をされる堀さんは、69歳でイタリアにアトリエを、80歳を過ぎてからペルーやヒマラヤ山麓に取材へ、病気のために旅が難しくなってからは顕微鏡の中の世界に新しい境地を開きます。

「また今度」は来ないからこそ今を生きる、「私には「これでいい」というゴールはありません。1歩でも1ミリでも上昇しながら生き生きとこの世を去ってゆきたい」という言葉に心打たれました。

自由であるために、真剣に孤独と向き合い、凛と生きられる堀さんのモットーは、「群れない、慣れない、頼らない」、と堀さんの本に書かれていました。

生きる姿勢はそのひと自身がつくってゆくもの、出会う景色、人も出来事は実ははじめてのことばかりで、感動や驚きに満ちている、ということも堀さんから教わります。

小さな毎日のことだけれど、冷たくて震えながら出かける朝に元気づけてくれる堀さんのフレーズを思い浮かべ、靴ひもをぎゅっと結びます。
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2012年1月27日 (金)

冬のぽかぽか食卓に

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冷たい日にはからだの芯からぽかぽか温まる鍋が嬉しい。

錦市場にある鳥肉専門店「鳥清」の水炊き鍋のスープと鳥つみれは、冬のわが家の人気メニューです。

野菜と豆腐、葛きりなどを揃えたらごちそう!

鳥つみれは、骨ごとぶつ切りにされたミンチ肉に人参、葱、柚などが入った香り高いふっくらした風味豊かなあじ。

白濁したスープは野菜の旨みをたっぷり引き出してくれ、すっきりしたあじわい、翌日に肌がぷるんとなるのもたのしみなスープ。

仕上げはお雑炊だったり、ラーメンだったりその日の多数決で決まります。

飴色のスープは塩ちゃんこ鍋味のスープです。

鶏ガラをたっぷり使いじっくり煮込まれたスープは、鶏ガラの旨みがぎゅっと詰まったスープ。

鴨鍋スープも店頭にならんでおり、冬のぽかぽか食卓の強い味方です。

鳥清 京都市中京区錦小路富小路西入る西北角 075-221-1819

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2012年1月26日 (木)

光合成

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ダイレクトな太陽の光をさんさんと浴びたい!青空カモ~ン!

薄いベールを1枚かけたようなスモーキーな日が続くと、お日さまの陽射しが恋しくなります。

少し晴れ間が覗いた日に京都駅で。

京都駅にはヘリポートがあり、階上に登ると京都の街をぐるりと見渡すことができます。

五山の送り火が一望できる眺めのよさ。

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でも、屋上はオープンエアで北風がびゅ~。

気温4度、ぶるぶる震える日光浴?!

陽射しを浴び栄養をつくる植物の光合成の働きは人間にもきっと必要、と思うひと時です。

やがて小雪もちらちら舞い始めました。

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中央改札の光景を眺め、旅の気分を少し感じるちょっと非日常へトリップ。

寒~い日の京都駅でのことでした。

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2012年1月25日 (水)

新春の桜田さんへ・その2

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新春の桜田さん、八寸はお正月の名残と春の便り感じるものでした。

黒豆、たたき牛蒡、かぶらのこぶ巻き、卵カステラ、春菊と蓮根の白和え、八幡巻き、鰆の幽庵焼き。

ふわりとした卵カステラ、濃厚で口当たりなめらかな白和え、あつあつほろっとした鰆、おいしいね、を口々に言いながらいただいた八寸です。

豪華なひと皿、数の子、若芽、菜の花、蟹。

蟹味噌で和えられた蟹、おいしい!

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くわいまんじゅう、厚揚げ豆腐、堀川ごぼうの葛あんかけ。

おろして素揚げされたくわいまんじゅうにとろりとした葛あんにおろし生姜でポカポカ、冬の歓びを感じます。

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海老芋、金時人参、大根のごはん。

素揚げの海老芋の食感がほこほこ、おだしのあじわいをたのしめるごはん。

生麩の入った赤だしがまたまた美味しい。

香の物は千枚漬け、からし菜、白菜。

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デザートの搾り立ての林檎ジュース、苺、メロン、ほうじ茶のブラマンジェ、食感の素晴らしいグレープフルーツゼリー。

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椿がかたどられたきんとんとお薄。

さっぱりした甘みが〆にふさわし繊細なあじわいのきんとん。

最初から最後まで桜田さんのスピリッツがこめられたお料理、しつらえは、美しい絵巻物を五感でいただく気分にさせてくれます。

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桜田 京都市下京区烏丸仏光寺東入る 075-371-2552

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2012年1月24日 (火)

新春の桜田さんへ・その1

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誕生日のお祝いに、と「桜田」さんへ連れて行ってもらいました。

家人と出会い、義父義母に初めて連れて行ってもらった時が私にとって初めての桜田さん。

素晴らしいお料理はまるで雅やかで美しい絵巻物のようで、次々と目の前で繰り広げられる様に感嘆し息をのんだ十数年前。

洗練された典雅な世界に心打たれども何事にも無知な私、心砕かれたお料理、しつらえをいつか少しでも知り奥深さに触れたい、と思った時でもありました。

その感動は今もそのままです。

龍の中からあらわれたのは、新筍に木の芽、金時人参、大根、子持ち昆布、食感のたのしい先付からのスタート。

牡丹が見事に咲き誇る椀ものは、雪のようにふわっふわの海老しんじょう、喉を滑り落ちてゆく滑らかな卵豆腐、青首大根、柚。

澄み切ったおだし絶品です。

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お造りはしび、いか、鯛、まろやかなちり酢といただくといくらでもいただけそう。

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いくらと蕗のとうの飯蒸し。

弾力あるいくら、飯蒸しの中にも敷き詰められた春のほろ苦さのコントラストがごちそうです。

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桜田さん、その2へ続きます。

桜田 京都市下京区烏丸仏光寺東入る 075-371-2552 

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2012年1月23日 (月)

シンプルでしみじみ

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友人からいただいた「百万遍 かぎや」のお菓子。

このお店の銘菓で茶菓としても人気の「ときわ木」には青々とした松葉が添えられていて、新春の趣。

ちょっと背筋を伸ばしていただきます。

つぶ飴を薄く延ばして焙炉焼きで仕土げたお菓子は、ほこほこゆっくり口溶けしてゆくやさしさ。

江戸の頃から脈々と受け継がれてきたシンプルでしみじみとしたお菓子です。

また、黄色い花芯が愛らしい「野菊」は、地中海アーモンドが入れられた豆落雁。

先代の方がモロッコへ旅した時に出会ったあじを生かし考案されたお菓子は、ほろっと口溶けやわらかで芳しい。

湯気立つお茶を両手に抱える、冬の休日のあたたかなティータイムです。

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百万遍 かぎや 京都市左京区百万遍角 075-761-5311

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2012年1月22日 (日)

ラン、ラン、ラン ♪

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1月22日、日曜日は京都市小学生持久走記録会、6年生の子たちの希望者たちが走ります。

京都市内一円から集まった小学校の子たちのぜっけんは、

金閣、嵐山、仁和、御室、伏見桃山、御所南、西陣中央、上賀茂、下鴨、二条城北、太秦…

観光客気分のまだまだ抜けない私、京都の地名がそのまま小学校名になっていることにさえ、まだどきどきしながら眺める風景です。

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大地を潤した久しぶりの恵みの雨上がりだった曇り空、東山や北山連峰は霧立ち込める冬の日、外気温は9度、吐く息の白いスタート。

賀茂川の出雲路橋から葵橋をぐるりと1周1.7㎞コース。

誰かと競うのではなく、自分の記録更新のために走ります。

ラン、ラン、RUN ♪

寒い冬の日だったけれど、清々しく熱気に満ちた川べりでした。

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2012年1月21日 (土)

一瞬のまばたき

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心がふわりとほどけ、あたたかな気持ちで満たされたくて観に行くロベール・ドアノーの写真たち。

何必感・京都現代美術館で今、「ドアノーの愛したパリROBERT DOISNEAU展」が催されています。

世界的な写真家として活躍し、パリを愛しパリに愛されたドアノーの作品の前にたたずむと、何必館館長が記した「カメラという機械をまったく感じないドアノー自身の一瞬のまばたきのよう」なドアノーの世界が広がります。

目の前でこの風景や光景が広がり、とても自然で親しみやすい、自分もあっという間にその光景のなかに入ってしまったような気分になります。

それが圧倒的な満ち満ちたあたたかな気分にしてくれるのだと思う。

ユーモアたっぷりでひとが愛おしくて愛おしくて、目の前の事実に謙虚であり、パリの街のすみずみまで好奇心溢れる眼を注いだドアノー。

「写真は創るものではなく、探すものだ」という彼の言葉が印象的。

いろいろなことに通じると思いました。

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えーっ、ピカソの手ってすごいなぁ、と思った作品は「ピカソのパン」という題、なぁるほど。

どんなことをおしゃべりしながらシャッターが切られたのか想像したくなってしまいました。

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ドアノーの愛したパリROBERT DOISNEAU展 2月26日まで
何必館・京都現代美術館 京都市東山区祇園町北側 075-525-1311

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2012年1月20日 (金)

ひと足早い春をお弁当から

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俵屋旅館さんの営む「点邑」さんの月替わり弁当、1月は百合根ごはん。

蓋を開ける時が心弾みます ♪

梅、ねじり梅の愛らしさに歓声。

いただいてしまうのがもったいないようなひとつひとつきめ細やかで美しいあじわい。

つぶした百合根がふんだんに散らされたやさしいあじの百合根ごはん、菜の花のからし和え、蕗のとうの天ぷら、つやつやの黒豆、まながつおの西京焼き、鶏の照りやき、ふわふわのだし巻き、生麩の田楽、金柑…

寒い季節だけれど、お弁当の小宇宙からひと足早い春をふんだんにいただきました。

点邑 京都市中京区御幸町三条下る 075-211-7778

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2012年1月19日 (木)

グラン・ヴァニーユ

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家人と息子ふたりからの贈り物だったバースデイケーキは、間之町通り押小路上がったところにある「グラン・ヴァニーユ」(ヴァニラのさや、の意味だそう)さんのもの。

ケーキの名は、エヴェレスト。

さらさらの雪山にベリー果実が舞い降りたクリームチーズのムースのケーキは繊細でひとさじひとさじに感動、ちょっと贅沢な大人のケーキ。

まぶされたアーモンドも香ばしい、チーズの風味豊かであっさり、上のクリームが上品で瞬く間にみんなペロリ。
(息子のおこづかいも出してくれたと思うと食べられないナ~と言うと、もう食べ終わってるやん!とふたりからつっこみを入れられた)

今にも崩れん風情になってしまったけれど、サンドされたフランボワーズの酸味あるジャムとのハーモニーが素敵、ちょっとシャーベットっぽい歯ごたえもみんな大好き。

他のケーキも色鮮やかで美しい1枚の絵画のようで眺めているだけで心弾みます。

シェフパティシエはフランス、ピエール・エルメ、ジャン・ポール・エヴァン、そして資生堂パーラーで腕を磨かれたという方。

フランスの香りがふわりと漂ってくるお店です。

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グラン・ヴァニーユ 京都市中京区間之町通押小路通上る 075-241-7726

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2012年1月18日 (水)

好きなものを好きなだけ

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新春のある休日、ブライトンホテルの「テラスレストラン フェリエ」でランチブッフェ。

色とりどりのごちそうがお皿にずらりと並ぶモダンなしつらえに食欲をそそられます。

ひと口サイズなのでいろいろな種類がいただけ嬉しい。

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6種類のメインの中から選んだニューカレドニア産有頭海老の香草パン粉揚げ。

ホテルで焼かれたパンの使われたパン粉の香ばしさ、自家製のまろやかなタルタルソース、ホテルのダイニングでいただく醍醐味を感じます。

ぷりっとした海老や堀川ごぼう、聖護院かぶらなど冬野菜も美味。

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和風ステーキ 香り豊かなシャンピニオンソース。

たたいた牛肉が使われており、ステーキをいただくようなハンバーグは風味豊か、早速家でも真似してみました。

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息子はお子さまセット、お子さまと名がつくけれど中身は本格的。

1月は小学生未満は無料なのです(でもいちばん食べてた、、、)

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パスタやスープ、サラダやオムレツ、パンやフレッシュジュースなどもありました。

デザートはガラスのショーケースに色鮮やかに並べられ、引き出していただくのは心弾みます。

デザート、とても充実していて美味しい。

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林檎や苺など季節のものもいろいろありました。

年の暮れからお正月、みんなでいただくごちそうがおいしくてどんどん食べていたらかつて経験したことのない腹痛に見舞われました。

それからごはんがあまり喉を通らず、座っておしゃべりするだけ、と思って向かったブッフェで食欲復活。

おうちごはん作りがまたたのしくなったのは嬉しいことだけれど、ふたたび食欲に火がついたので走り始めました。

RUN、RUN、ラン!1週間と少しで3㎞やっと走れるように(最初は60数えるまでも持たなかった)、ただ今目指せ5㎞!の日々です。

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京都ブライトンホテル 京都市上京区新町通中立売(御所西) 075-441-4425

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2012年1月17日 (火)

毎月15日に~知恩寺手作り市・その2~

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毎月15日に催される百万遍、知恩寺での手作り市、モノ編。

もうすぐ節分!おかめひょっとこのぐい呑みを見て。

鳥獣戯画のさまざまな種類の陶器もたくさんの人が手に取っていました。

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木、木の実、ガラスなど色合いがあたたかなボタン屋さんの前で。

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こちらのボタン屋さんは陶器の手作りボタン。

すこしずつ色、かたちの異なるブローチ、髪留め、イヤリング、ネックレス、帯留めはカラフル。

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森の中が広がっていた繊細な木工、作ることにわくわくしているお店のおじさんの鼓動が伝わってくるよう、笑顔が素敵。

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冬のたのしみ、毛糸、編み物、織物などのお店は多く眺めているだけでぽかぽか温かくなってくる気分。

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ガラスのお店。

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のんびりした表情の動物をあしらったブックカバーやポーチなどのお店。

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ひとつひとつのお店の作り手の思いや個性を対面でダイレクトにたのしめる手作り市。

季節を感じられるのも魅力、と冬の市で思いました。

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毎月15日に~知恩寺手作り市・その1~

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百万遍の知恩寺では、毎月15日に手作り市が開かれます。

知恩寺での手作り市は20年ほど前から始まり、手作り市の先駆け的存在。

境内には450あまりのお店が並んでいるそうです。

この日は日曜日、そして駅伝、すぐ前の京大ではセンター試験が行われていて、と百万遍辺りはすごい人波。

全国都道府県対抗女子駅伝を見る前に少し立ち寄りました。

まずは食べもの編。

寒空だった日曜の気温は9度、立ちのぼる湯気とコーヒーの芳醇な香りに誘われるのは御多福珈琲。

この手作り市での珈琲店から始まり、今では四条にお店を構えていらっしゃいます。

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焼きたてのパンが到着していたパン屋さん。

月に1度だけ出会えるお目当てをたのしみにしている人も多いよう。

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小さなスペースが絵本を開いたようにかわいらしかったお店のディスプレイの焼き菓子屋さん。

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じゃこ山椒、ちりめんじゃこなどが升で量り売りされていた乾物屋さん。

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満員列車のような人、人で埋まる境内で皆といくどもはぐれる中、ひとつひとつのお店のオリジナリティーさについ目を留め足を止め、、、そんな手作り市歩きです。

次はモノ編。

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2012年1月16日 (月)

都大路をたすきでつなぐ

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京都の冬の風物詩のひとつは駅伝。

昨日は全国都道府県対抗女子駅伝が行われ、沿道で声援を送りました。

チームメンバーは中学生から社会人までで構成され、42.195㎞を9人のたすきでつなぎ都大路を駆け抜けます。

京大前、百万遍で待っていると、先頭を切ってやって来たのは大阪。

千種高校、と大きな旗が翻る応援チームがいた愛知が2位。

京都は4位か5位でやって来ました。
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京都、愛知、東北のチームを応援しよう、なんて事前には勝手に考えていたけれど、全身全霊で目にもとまらぬスピード走る選手の姿を目の前にしたら、どの県の選手にも県の名前を呼び声援を送っていました。

自分で1歩を踏み出さなければけっして前に進まない走るということに、心が震えたひと時でした。

家へ帰ってテレビの前で西京極競技場へのゴールを観ました。

大阪がそのまま1位、19年ぶりの優勝。

京都は2位、愛知は7位でした。

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松の内って

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少し前に訪れた京都ブライトンホテルのロビーのお正月飾りは大きな豪華なものでした。

古木の松が天に向かい、南天の赤い実が華やさ感じさせてくれるしつらえは池坊さんの花。

上の方に白とピンクの餅花がかわいらしく枝垂れていて、たぶん最中の皮でできているまん丸のものなのでふわふわの雪が舞い降りているようにも見えました。

残念ながら、私の持っていたカメラの望遠レンズでは餅花アップまで届かず。

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小さな白い龍が隠れているので探してみてください、と書かれているので縁起物を見つけたい一心になり探すと2つ。

松の内って1月15日までなのかしら?!1月7日?!

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2012年1月15日 (日)

いただいた春便り

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1月なのに、もう春!

静岡の浜松の方から箱いっぱいにいただいた新玉葱は、春の香りふんだん。

浜松の篠原地区を中心に遠州灘の地温の高くなる砂地でつくられる極早生玉葱は、纏った薄衣をそっとはがせば、包丁も喜ぶ水も滴るべっぴんぶりです。

しゃきしゃきの快音立て、甘くみずみずしいことこの上ないあじわい。

水にさらさずとさらさらで甘いから極薄スライスのサラダにかつお節とポン酢で、
ちょっと厚めにくし切りでジューシーさをぎゅっといただく天ぷら、
わかめと酢の物でひと足早い春のさわやかさを、
とろりと極あまのオニオンスープ、オニオングラタン、
最後にスライス玉葱をさっと和える食感たのしいペペロンチーノ、
生ハムとバケットにはさんで…

ともう2日でこんなにいただいた春のあじわい、美味しい連打の食卓。

くださった浜松の方は、それまでまったく興味のなかった写真を撮るたのしさを開眼させてくださった方。

わが家に春がやって来た!嬉し♪愉し♪とシャッターを切ったのが伝わるといいな。

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2012年1月14日 (土)

春待ち

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茎をぎゅっと束ね、くるっとねじりぽんっと花器に放つ。

水仙、あまい香りがふわっと広がります。

春待ち。

花器、暮れにいただいたものです。

京都の通次廣さん作。

ぐわんと婉曲したかたち、反対に向けると指ですーっとなぞった跡、小さな耳がかわいらしいです。

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2012年1月13日 (金)

冬の大地を食す

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この数日、日本列島は冷蔵庫のような冷え、京都も身を切るような冷たさです。

朝の外気温は1,2度。

日の出とともに走っていると耳が千切れそうなくらいです(昨日は茜空のピンクと一面雪の白に覆われた賀茂川が美しかった!)

けれどぐっと冷え込むことで、大地の下で育まれたあまみをいただける冬の食卓の醍醐味があります。

昨日自転車の籠いっぱいに抱えて帰ったのは、鷹峯の樋口農園さんの野菜。

土づくりからこだわられた樋口農園さんの野菜は、多くの料理人の方が素材そのもののあじを生かしたいと選ぶ引っ張りだこのものです。

ふさふさの葉も嬉しいにんじん、つやつやの絹肌の大根は包丁を入れれば蜜がしたたる、葉もすごいこちそう、鷹峯葱はアロエのようなねっとりした切り口からしたたる蜜、絶品のあまさ。

しゃきしゃき、パリパリの食感とあまさが広がる水菜と壬生菜、茎も葉も力強い滋味溢れるあじわいの菊菜。

余すところなく冬の大地をふんだんに食す、豪華なメインディッシュのあじわいに季節の恵みを感じます。

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樋口農園さんの野菜が買えるのは「時待ち食」旬野菜直売所の北大路商店街で(元西陣小学校でも並んでいるよう)。

つくられた生産者の方の顔の見える直販売所は京都のあちこちにあり、大丸マルシェ、京阪三条駅、二条城駅、北野白梅町駅、元西陣小学校、太秦天神川などなどに。

それぞれの販売所近くの生産者の方が畑から採られたばかりの野菜が並びます。

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時待ち食

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2012年1月12日 (木)

北斎の富士

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京都駅の「美術館「えき」」で催されている「北斎の富士ー富嶽三十六景と富嶽百景」展を観に行ってきました。

浮世絵師として活躍した70年の間に多くの美人画、風景画、花鳥画、武者絵、洋風画、狂歌絵本の作品を手がけた北斎。

今回の展覧会では浮世絵師としての北斎を不動の地とした「富嶽三十六景」と「富嶽百景」すべての作品が展示されています。

富士を描いた三十六景は風景画というジャンルを浮世絵の中に北斎が定着させましたし、また大変好評であったため、後に10図が追加されたのが今私たちが目にする一連の作品。

そして富嶽百景は、半絵紙3冊により構成された絵本で、102図それぞれに富士があしらわれています。

北斎の素晴らしさは、ジャポニズム旋風を巻き起こすほど絶大な影響を海外の芸術家たちに与えたことで知られるようにー印象派の画家たち、ゴッホ、マネ、ドガ、モネ、ルノワールなどや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちや音楽家たちにもー 今さら言うまでもないけれど、間近で観る、しかも富嶽三十六景と百景すべてをずらりと観ることができる、というのはとても壮観でした。

黄金比と言われる緊張感みなぎる見事なバランスである北斎の切り取る構図は、ひとつひとつの置かれている場所がここしかあり得ないという絶妙さ。

それが躍動感を生み、遠近感や立体感を観る者に感じさせてくれます。

この構図の切り取り方は生まれ持ったセンス!才能なんだろうなー。

また、目を引かれたのは波、海の描かれ方。

波頭、波濤、波際、荒波、静波、青海波…

動きあるとらえどころのない波を線で描く、ということは画期的だったことだろう、と今もいくど目にしても斬新で新鮮に目にうつる描かれ方がとても印象的でした。

北斎の富士ー富嶽三十六景と富嶽百景 展 1月22日まで
美術館「えき」 JR伊勢丹7階隣接 075-352-1111

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2012年1月11日 (水)

冬の暮らしをたのしむ

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一乗寺の本屋「恵文社」のアンフェール ミニフェアコーナーで1月2日から15日まで催されている「sooling スウェーデンの蚤の市からやってきたファブリック・布小物展」を訪れました。

スウェーデン在住のテキスタイルデザイナーであり織作家の堀田ふみさん(soolig)によるスウェーデンファブリックのミニフェア。

ひと針ひと針時間をかけた手仕事から生まれるスウェーデンのファブリック。

可愛らしかったり、ユーモラスだったり、モダンさ、洗練さ、時に素朴だったり暮らしを彩るさまざまな表情のひとつひとつに見入りました。

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北欧の長い冬の暮らしを手で、頭で、そして目でたのしむ知恵や心の豊かさを感じました。

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訪れた休日には、すぐ隣のギャラリー・アンフェールで「冬の大古本市」が催されていて(1月9日(月)に終了)、刺繍の図案にしたらかわゆいだろうなー、という絵本もたくさん。

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「生活館ミニギャラリー」では、「安部太一陶展」が催されていました。
(恵文社は本屋というだけでなく、生活雑貨や文具、ギャラリーも充実!)

あたたかな雰囲気で手のひらにずっしり、丸みを帯びたかたちが可憐な安部さんの陶器は北欧の香りが漂ってくるよう。

寒い冬の暮らしをたのしみたい、そんな気持ちにしてくれた恵文社でのひと時でした。

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恵文社 京都市左京区一乗寺払殿町10 075-711-5919

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2012年1月10日 (火)

えべっさん

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新しい年明け最初の冬の風物詩は、十日えびす。

恵比寿神社で1月10日前後に行われる商売繁盛を願う行事、今年は8日から12日まで行われています。

家人がお詣りしてきました(以下、家人携帯の画像より)。

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吉兆が授けられるという縁起物が売られており、屋台がずらりと並ぶ参道はとても賑やか。

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朝から夜の帳が降りてからもお詣りの人波が途絶えることがない本殿。

打ち鳴らされる鐘の音が響き渡ります。

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「商売繁盛で笹持って来い」の掛け声とともにされるご祈祷の舞。

その笹にいろいろな縁起物を結んでもらうのは今年への想いをこめる時なので、皆さんの顔が真剣。

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詣でた後はこの拝殿の木の戸をとんとんとたたく。

えべっさんは耳が遠いので気づいてもらうため、だとか。

寒い中、大勢の人で賑わうえべっさんにお詣りすると新しい年のスタートをより実感する、という家人の十日えびす詣りでした。

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恵比寿神社 京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125

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2012年1月 9日 (月)

書の冒険

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昨日、日曜日の朝日新聞の新聞折り込み「GLOBE」の特集は「書の冒険」。

「書」の表現方法やとらえ方をさまざまな視点やひとから語られている特集です。

その中で、ミュリエル・ガチーニさんによる「西洋カリグラフィーを語る」では、西洋カリグラフィーの歴史、描き方、表現にこめる想いなどが語られています。

古代ローマでは書店兼工房お抱え筆記者による手書きの本がつくられていたこと、

中世では西洋カリグラフィーは神のことばを美しく書くこと=祈ることであったこと。
(グーテンベルクの美しい活版印刷物もこの頃ですね)

芸術の域まで高められた美しく繊細な文字装飾は、写本に携わった人の存在意義そのものであったんだなということがわかると、美しく描かれた文字がその時に生きた人の考えたことを語っているように生き生きと見えてきます。

また、羊皮紙に羽根ペンで書かれるカリグラフィー。

インクはさまざまな鉱物などが使われたと聞いたことがあります。

思い浮かべるのは、今も強烈に印象に残っている映画、記号論哲学者ウンベルト・エーコのベストセラー小説「薔薇の名前」が原作。

中世修道会で、謎の死を遂げる修道士が続出、犠牲者に残るのは指の黒いシミ。

異端とされた「笑い」、「笑い」についての禁書である古書、そしてインクへと鍵はつながってゆくのだけれど、、、

ショーン・コネリーが考察鋭い修道士を、見習い修道士を若かりしクリスチャン・スレーターが演じているスリリングな映画です。

とても脱線してしまったけれどこの記事を読んでいると、文字を書く、という行為に、またあらわされたものが時空を越えた宇宙とつながり、人間の生きてきた深淵を覗くようでとてもわくわくしました。

ミュリエル・ガチーニさんは東京でカリグラフィー学校を開かれており、直接カリグラフィーの世界に触れることができます。

書の冒険へ、世界とつながってゆけるようで憧れます。

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MGスクール 東京都千代田区6番町2-4-304 03-3261-5273

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入り日

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夕陽、入り日。

振り返ったらオレンジ色の空が広がっていて、見入った一瞬。

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2012年1月 8日 (日)

手のぬくもり宿る和の美

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寺町通りにある大書堂書店は、江戸時代から現代までの浮世絵や木版画などを古美術書を扱う書店です。

通りかかれば、ついついウィンドウに吸い寄せられてしまいます。

この日は東海道中膝栗毛のやじさん、きたさんの会話が聞こえてきそうな旅姿に思わず吹き出しそうになったり、富岳百景の富士山にお正月らしさを感じたりしました。

きものの柄など眺めたり、時には参考資料になったりするので立ち寄ることも多いというのは家人。

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古書だけでなく、版画1枚から手に取ることができるので、外国人観光客の人の姿もよく目にします。

手のぬくもり感じる和の美にタイムトリップ、そんなひと時を過ごしました。

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大書堂書店 京都市中京区寺町通錦通上る 075-221-0685

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2012年1月 7日 (土)

祝いのお菓子

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家人は5日から仕事始め、お年賀のお菓子をいただきました。

二条新町通りにある「二条駿河屋」さんの辰が浮き上がった干菓子や松露。

干菓子は舌の上でふわりと溶けてゆくとても上品なあじわい。

コーティングされたすり蜜がやわらか、甘さ控えめなつぶ餡、こし餡がコントラスト鮮やかにあらわれる松露。

これ好きな味だなぁ、と家人がいただいてました。

そして紅白の愛らしい最中。

「とらや」さんの「御代の春」。

白は梅、ピンクは桜。

花便りに思いを馳せたひと時でした。

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二条駿河屋 京都市中京区二条通新町通東入る 075-231-4633

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春の便り

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今日1月7日は人日(じんじつ)の節句。

朝は七草粥をいただき、春を心待ちにしようかな。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずしろ、すずな。

七草、調べてやっと言えました (^-^;

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2012年1月 6日 (金)

旅ゴコロ

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ルイ・ヴィトンのポストカード、箱を開ければ心は旅へ ♪

ルイ・ヴィトン家3代目、ガストン‐ルイ・ヴィトンは、収集家として知られ、アンティークトランク、そして彼は生涯で3000枚ものホテルラベルを集めたそうです。

それらのコレクションの中から復刻された30枚のポストカード。

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ヴェニスのグランドホテル、日本では日光の金谷ホテル、コモ湖のほとりのヴィラデステ、ホーチミンのホテル コンティネンタル サイゴン、、、

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当時の香りが漂ってくるホテルラベルの数々。

旅ゴコロくすぐられます。

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2012年1月 5日 (木)

花器にときめく

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西井久芳さんのうつわに若松と南天を。

水際がたのしい。

何も言わなければ金物かと思ってしまうけれど実は陶器、という色合い質感の花器です。

すっきり凛としたフォルムはどんな草花も伸び伸びと受けとめてくれそう。

花の稽古の後、お茶室に先生が草花木たててくださるのがこの西井さんの花器に。

茶室の空間に調和していて自然たたずみ、草花木の表情を豊かにみせてくれるところにいつも魅了されていました。

だから、初夏にお願いした花器が晩秋に信楽から届いた時には箱をどきどきしながら開けました。

よい年になりますように、と願いながら花を入れました。

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2012年1月 4日 (水)

福豆

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こんなに賑やかなお正月ってしあわせ!いらしてくれてどうもありがとう、と家人にいくどもお礼を言う両親。

皆が元気でいられることが福、また会えますように、と笑い合いながら頬張った「ギャラリー遊形」の黒豆甘なっとう。

ふんわりやさしい黒豆のあじわいが、嬉しい、愉しい、愛おしいの溢れる空間に溶けてゆきました。

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ギャラリー遊形 京都市中京区姉小路通麩屋町東入る 075-257-6880

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2012年1月 3日 (火)

おみやげ

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正方形の小箱に季節がぎゅっと詰められたあでやかさ。

御所西の和菓子屋「亀屋友永」の季節の干菓子。

このお店の名物であるつぶ餡をすり蜜の衣でつつんだ岩衣、和三盆のもの、寒天のもの…

風味や歯ごたえがさまざまにたのしめる表情豊かな干菓子です。

そして、バナナの木が目印のカフェ「ビブリオティックハロー」のベーカリーのレーズンサンド。

ビスケットがかりっさくっ、中のクリームはあっさりめでこれが素敵なコンビ。

抹茶の方には抹茶クリーム、京丹波の黒豆が入っています。

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両親の好きなもの、実家へおみやげに持ってゆきます。

ちくちく針仕事に年末テレビの前でハマッていた私から母へは懐紙入れも。

結婚して以来初めてお正月に実家へ。

お正月は道が混み合うから、と敬遠していたけれど今年は行こう、ということになりました。

さてさて行ってきま~す!

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亀屋友永 京都市中京区新町通丸太町下る 075-231-0282
ビブリオティックハロー 京都市中京区二条通柳馬場東入る 075-231-8625

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2012年1月 2日 (月)

初詣で

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元日、下鴨神社へ。

新しい年の始まりはやわらかな陽射しがぽかぽか、心地のよい初詣で日和でした。

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下鴨神社の本殿でのお詣りは、干支ごとの神さまの社があり、本殿そして自分の干支の神さまに祈りを捧げます。

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新春らしい風景に見とれて。

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今年の辰の大絵馬、しなやかに舞う龍、勢いあり力強い。

こんなふうに力強い年になりますように。

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参道を行き交う人に暖をくれるたき火。

燃えさかる炎に手をかざし、炎に顔寄せ合う親密さ感じる時。

新しい年の清々しさを胸いっぱいいただきました。

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下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59

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お正月の朝

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新しい年の朝。

今年もどうぞよろしくお願いします、と皆でちょっとかしこまって挨拶し、あつあつのうちにさぁ、お雑煮いっただきま~す、の時に。

できたてはぷっくりふくらんだお餅が香ばしそうに浮かんでいてもっとおいしそうに見えたのに、お餅はみるみる沈んでしまいました(泣)。

鰹節をたっぷりかけていただく白味噌雑煮はぽかぽかからだの芯からあたたまります。

いただいたお節料理はうっとりするほどおいしい、ありがとうございます!

丸い染め付けのうつわは暮れにいただき元日に手に取るのが心待ちでした。

5枚ありそれぞれ色の濃淡や柄が異なりたのしく手の風合いに溢れています。

前夜に、紅白歌合戦を息子たっての希望で久々に腰を落ち着けしっかり観ていた私たち。

ふるさと、ということばが私の心の琴線をずんずんかき鳴らした数時間。

涙する母をからかう息子、生まれて12年ならば心のふるさとは外界を眺めた先に気づくものかな?!

その地方の色が鮮やかな日本のお正月の朝。

愛おしく感じたひと時でした。

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2012年1月 1日 (日)

今年もどうぞよろしくお願いいたします

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光ある年になりますように。

護王神社に飾られた大絵馬の前で、大晦日に。

辰年。

私自身は小さな日常のできごとの積み重ねを大切にしてゆこうと思います。

毎日の小さな事実を大きな流れの中に位置づけて意味づけられるようになるといいですね、

これは恩師の先生に数年前にいただいた言葉。

普通に穏やかに暮らすことができることに感謝し、京都での暮らしをのんびり綴っていこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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