« かもがわ | トップページ | 鴨川べりでドイツ文化にふれる・その2 »

2011年11月15日 (火)

鴨川べりでドイツ文化にふれる・その1

037_3

鴨川べりにある「ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川」は、ドイツ文化に触れられるところ。

ドイツ語教室、図書室、音楽や映画鑑賞、カフェもあります。

2階のヴィラにはドイツから招聘されたアーティストが滞在し、コンテンポラリーダンス、音楽会、展覧会などが随時催されています。

建物のなかの家具や照明などはドイツプロダクトのもの。

039_2

こぢんまりした図書室からは滝が流れ緑豊かな庭がのぞめる気持ちのよい空間。

少し前、池内紀訳カフカの「変身」を久しぶりに開いてみたら自分の記憶とまるで異なる内容、100ページほどに魅了され一気読みしました。

ある朝目覚めたらザムザが1匹の虫に変身している、というショッキングさにばかり以前は目がいっていたけれど、自分が変身していることをまったく不思議に思わないザムザとその家族の日常が描かれていたことに目が離せませんでした。

この小さな書棚にもカフカ全集やカフカ研究の一画があります。

41歳で結核で亡くなるまで生涯独身、仕事のかたわら生み出された作品はあえて発表されることもなく、カフカの作品がスポットライトを浴びるのは死後3,40年以上たってから。

この現代に作者がペンを取り書いたような斬新さに書棚に次々手が伸び、未来を予想するかのようなカフカワールドにしばし浸ったひと時でした。

041_5

024_4 

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 京都市左京区吉田河原町19-3

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

« かもがわ | トップページ | 鴨川べりでドイツ文化にふれる・その2 »

京都その他」カテゴリの記事