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2011年11月10日 (木)

職人ワザ・文化博物館にて

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ある晴れた日の昼下がり。

煉瓦造りの京都文化博物館の建物のなかに入ると、ピアノの音色が立ちのぼっていました。

軽やかなタッチで奏でられるバッハの平均律クラヴィーア曲が美しく、素敵で思わず聴き入ってしまいました。

演奏は調律師の方、夕方からのコンサートのためにピアノの調整中でした。

ピアノという楽器は弦をハンマーヘッドで打つことによりひとつの音が生まれる打楽器の一面を垣間見たり、

高い天井の空間、大理石の壁、木造りの柱に音がどんなふうに広がり共鳴するのか、残響音のひとしずくが消えてゆくまで耳を澄ませたり。

ピアノという楽器から生まれる無限の宇宙を耳に、頭に持っている仕事がとても神秘的に映ったひと時でした。

また、博物館の玄関口の方では、伝統の技の実演、西陣織の機織りを目の前で見ることができました。

いちばんシンプルな織り方、と仰った平織りをリズミカルにされてました。

下に敷かれた設計図に従いひと糸ずつを重ね、やがてはたがいの糸色や風合いが響き合う帯になってゆく、という過程が先ほど耳にしたバッハの音楽ととても似ていると思いながら眺めました。

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さて、文化博物館で催されている「京の小袖ーデザインにみる日本のエレガンスー」展を観ました。

京都文化博物館 京都市中京区三条高倉 075-222-0888

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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