« 道の実り | トップページ | 蕎麦屋 玄 »

2011年10月21日 (金)

大和路への扉

084_2

大和路を撮り続けた写真家、入江泰吉さんのことを、白州正子さんは「「大和は国のまほろば」という言葉を、万葉の歌人が歌ったように再現してみせる人は、入江さんをおいてはないと私は思っている。」と記されています。

入江さんの最初の写真集の出版は、小林秀雄さんの発案で白州正子さんが手がけられたもの。

気配がすぐそこまで漂ってきそうな1枚1枚に大和路の扉を開けてもらい、今すぐにでも飛んでゆきたい、大和路に恋い焦がれます。

万葉の頃の人の心を映しとろうとされた写真という作品、眺めていると毎日毎日雨の日も風の日も雪の日も大和路に通い空を睨んでいた入江さんの姿が1枚1枚に透けて見えます。

087

夏の始まりの頃訪れた「入江泰吉記念 奈良市写真美術館」では入江泰吉さんの室生寺、長谷寺の春、夏の風景の作品につつまれていました。

春日大社を抜け、旧志賀直哉邸、新薬師寺を土塀を辿りながら歩くと、水に浮かぶように見えるモダンな建物があらわれ、そこが美術館。

390_2

399_2

地階にはこぢんまりした図書室もあったり。

393

400

今日から息子が秋休み。

そうだ奈良行こう、と入江さんの写真集を開いているうちにすっかり夢中になってしまった昨日。

息子と一緒だと行動範囲は限られてくるけれど、わくわくうずうずの遠足前夜のような夜。

おいしい、と前々から聞いていたお蕎麦屋さんも予約しました。

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

« 道の実り | トップページ | 蕎麦屋 玄 »

奈良」カテゴリの記事