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2011年9月22日 (木)

侘と雅

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京都御所からほど近い楽美術館へ休日に、家人と行ってきました。

「楽と永楽そして仁清ー京の陶家「侘と雅」の系譜ー」展が催されています。

長次郎以来400余年、15代にわたる楽家、利休の侘茶の精神に根ざした楽茶碗。

西村宗禅以来400余年、17代にわたる永楽家、土風炉の制作から華やかな京焼へ転身、そして創始された永楽焼。

さらに京焼の原点といわれる野々村仁清の作品が飾られている今回の展覧会。

侘びの楽家と雅の永楽家。

茶の湯が取り入れてきた趣の異なる両家の世界、侘と雅の調和をたのしみ、さまざまな趣向に遊び心を見いだしてきた様子が垣間見られるようなひと時でした。

初代長次郎の鈍色の光を放つ楽茶碗の圧倒的な存在感と、仁清が茶碗に描いた帆かけ舟の洒脱さが印象に残った家人。

掌の上に広がるであろう無限の宇宙に想いを馳せるのは、異空間を旅する気分になります。

こぢんまりした美術館、いろいろなしつらえや迎えてくれる草花にとても和みます。

入り口のプリミティブな雰囲気漂う狛犬(?!)

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「隣の楽家から今摘んできたばかり」、と仰られ目の前でいけてくださったロビーの青竹の花器の花。

花芯まで真っ白な木槿、祇園守と真紅の小さな水玉が鮮やかな水引、コントラストがとても鮮やかな花たちでした。

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蓮が風に揺らめき、緑につつまれた庭をのんびり眺めました。

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楽と永楽そして仁清ー京の陶家「侘と雅」の系譜ー 12月23日まで
楽美術館 京都市上京区油小路通一条下る 075-414-0304

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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