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2011年7月 2日 (土)

室生寺にて、忘れられないもの

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室生寺にて、忘れられないもの。

私の忘備録です。

堂塔や伽藍が山あいに溶け合うように建つ室生寺は、女人高野とも呼ばれるように険しい山奥にたたずむお寺なのにどことなくやさしくふんわりした雰囲気。

優美な姿の金堂のなかにある十一面観音立像。

ほんのり朱色の唇に魅せられすっかりファンになる人も少なくないらしい、少女の面影を持つ観音像。

彩色された光背は後世のものらしいけれど、この鮮やかな花唐草のせいなのかふっくらした頬や唇が今にも動きださんばかりに見えました。

お堂のなかは十二神がそろいぶみしていて、昨年の1300年祭の時にはすぐ近くで観ることができたそう。

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本堂で出会った如意輪観音坐像。

小さな像で、ゆったりしたポーズ。

大陸から吹いてくる風を運んでくれるような、おおらかさや伸びやかさを感じさせてくれ、強く印象に残りました。

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金堂も阿弥陀堂、本堂も老杉がすっくと立ち並ぶなかにあり、緑降り注ぐ建物。

たたずんでいると風が吹き抜けてゆく、心地よさ。

永い風雨を経たこの場所で見ることができることにも、感慨深さを覚える、そんなひと時でした。

遠いけれど、また行きたいナ。

室生寺 奈良市宇陀市室生区室生78 0745-93-2003

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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