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2011年7月23日 (土)

馥郁たるひと時

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ゆらりと立ち昇る香り。

ちょっとスパイシーな夏の香りに包まれながら、はらりはらり1枚ずつ花びらを落としてゆく蓮の花のたもとでの本を開くひと時。

五感で馥郁たるひと時を満喫の午後。

香りを放ったのは、鳩居堂で手に取った夏をあらわす香り「荷葉(かよう)」。

平安時代より今に伝わる代表的な香り「六種の薫物」のひとつだそうです。

黒方、梅花、荷葉、菊花、待従、落葉、名前を伺うだけでも雅やかな香りを想像したくなります。

ちょうど食べてみたかったグレープフルーツの香りも持ち帰り ♪

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香りへの想いをかきたてられたのは宮尾登美子さん著の「伽羅の香」。

やがては香道の復興へ進む主人公が、幼い頃に伽羅の香、初雪のことを「月の世界の、かぐや姫のような」と言う。

そして香道具、競馬香の遊び、源氏物語、和歌、茶道具、掛け物、きもの…ときらびやかで美しい蒔絵のような和の世界にどっぷり浸れる、なんと贅沢で豊かな気分にさせてくれること!

寺町の鳩居堂では、上賀茂神社の競馬(くらべうま)神事にちなんだ競馬香などのしつらえがされており、こんな小説を読んだ後はなおさら雅やかな遊びをのぞいてみたくなります。

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鳩居堂 京都市中京区寺町通姉小路上る 075-221-5861

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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