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2011年7月16日 (土)

ディーヴァ

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京都ブライトンホテル、7月1ヶ月間毎夜が音楽の宴です。

昨夜は首を長くして心待ちにしていた中丸三千繪さん。

藤色のドレスを裾引きあらわれた中丸さん。

マイクを置き第一声を発した瞬間、会場中の人が息をのむのがわかる。

歌姫、選ばれしディーヴァ!

東北の震災、原発で被害にあわれた方々に祈りを捧げられた、たおやかなシューベルトと贖罪を歌いあげるようなカッチー二のアヴェ・マリア。

昨日より今日、今日より明日、つねに進歩していたい、絶対にあきらめないことを人生の信条とされているとお話されてからイタリア時代を振り返るように叙情的にニューシネマパラダイスの主題歌。

6階まで吹き抜けの白亜のアトリウムが狭く感じるほど澄み切った歌声がどこまでも広がってゆきます。

中丸さんは、この日実は足を骨折されており、杖はつかないで舞台へとギブスを前日にはずされての登場でした。

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歌劇の歌の時はさっと着替えられた。

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プッチーニの「私の大好きなお父さん」、プッチーニの「歌に生き、愛に生き」、ベッリーニの「清らかな女神よ」…

まるで目の前でトスカや椿姫の一場面を観ているよう、天高く伸びやかに自由自在に謳いあげられてゆく。

華奢な身体で、渾身のちから振り絞り今宵が最後の舞台かと思ってしまうくらい力強いたっぷりの1時間30分ものひと時、感動的でした。

アンコール何曲も、歌声に魅了されたのはもちろん、中丸さんのお人柄に心打たれもしました。

立ち去りがたい豊饒な夜、一生のうちでいくどあるかと思ったくらい。

京都リレー音楽祭 7月31日まで
京都ブライトンホテル 京都市上京区新町通中立売下る 075-441-4411

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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