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2011年7月 6日 (水)

雪月花

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京都駅の「美術館「えき」KYOTO」で催されている「草乃しずか日本刺繍展 雪月花ー戦国の姫たちの想いー」展を観に行ってきました。

草乃しずかさんの名前を初めて知ったのは、京都へきたばかりの十数年ほど前です。

美豊の本社「一ノ橋」へいらしてくださる呉服屋さんの奥さまが、お目にかかることが心待ちになるようないつも素敵な装い。

ある日は錦秋に燃ゆる秋草の帯、ある日は高貴な香り漂う菊の帯、花便りがきかれようかという頃にはこぼれんばかりの枝垂れ桜、というように。

みんな奥さまが手刺繍でされた帯や半襟、バックなのでした。

その時にお伺いしたのが草乃しずかさん。

今回の展覧会では、四季のうつろい、雪月花に歴史に翻弄されながらもしなやかに生き抜いた姫たちの心を日本刺繍で表現されています。

きものが刺繍により立体的に生き生きと映り、ひとつの心象をあらわす絵画のように感じました。

また、印象的だったのは小さな枠でたくさんの点数で飾られていた日本の幾何学文様。

色の組み合わせ、刺繍の方法により幾何学文様がこんなにも表情豊かで美しいものなんだ、と日本の美に見入りました。

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そして、97歳のお母様がアップリケ(92歳から始められた!)を、ご自身が刺繍という親子で紡がれた作品がとても温もりあるやさしさで、心に残りました。

刺繍で自分だけのきものや帯。

「一ノ橋」へいらしてくださる呉服屋さんの奥さまのきもの姿とともに、長年の私の憧れです。

草乃しずか日本刺繍展 7月18日まで
美術館「えき」KYOTO JR京都伊勢丹7階隣接

美豊は、今日水曜日は休みをいただいております confident

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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