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2011年6月の54件の記事

2011年6月30日 (木)

室生寺へ・その2

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こんなに可憐な姿と思わなかった!

山を苔むした階段に次ぐ階段をゆるゆる登った先に見つけた塔、日本で最小の大きさ、という室生寺の五重の塔。

奥深い緑の森のなかにたたずむ檜皮葺の屋根や丹塗りの組物。

優美でやさしい雰囲気漂い、眺める場所によりとても表情豊かでいつまでも見つめていたい、そんな景色でした。
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そうそう、山あいにずっと石楠花が緑の葉を広げていました。

花が裾野に広がる五重の塔の姿、いつか見てみたいと思いました。

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室生の地まではなかなか来れまい、と奥の院まで長い階段を登りに登り…

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奥の院からは、山の上に立つ景色。

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ふぅ~っとひと息。

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室生寺、長谷寺とまわったこの日に撮った写真は400枚以上、日頃1万歩ほどは歩き足にはまぁまぁ自信あったのに翌日は見事にふくらはぎが筋肉痛(とほほ。。。)

ずっと訪れてみたかったお寺を訪れることができ、忘れられない1日になりました。

室生寺 奈良県宇陀市室生区室生78 0745-93-2003

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2011年6月29日 (水)

室生寺へ・その1

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「女人高野」とも呼ばれる室生寺を訪れたのは6月半ば過ぎのことでした。

奈良といっても三重に近い山深い宇陀にあるお寺は京都からは遠く、一念発起の思いで出かけ、そして大好きになったところです。

山に溶け込みながら美しい金堂や五重の塔がたたずんでいるところも、その建物にたたずむ仏さまたちも。

大好きになったところだけに思いが深く、ゆっくり書こうと思っているうちに時が経ってしまいました。

仁王門は赤と青のなんとも愛らしい仁王さまが睨みをきかせています。

門をくぐった池にはモリアオガエルの卵があちらこちらに。

ぽとりと落ちる自然産卵までもう間近だったよう。

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穏やかな曲線描く柿葺の金堂。

美しい十一面観音菩薩像、薬師如来像、文殊菩薩像、その前を守る十二神像、圧巻でした。

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苔むした明王像。

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本堂で出会った如意輪観音坐像、たおやかな姿に魅了されました。

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さぁ、山道へ。

室生寺 奈良県宇陀市室生区室生78 0745-93-2003

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フェルメールからのラブレター展

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京都市美術館で始まった「フェルメールからのラブレター展」を観に行ってきました。

17世紀オランダにおけるコミュニケーションのあり方に注目し絵画を捉えようとする今回の展覧会。

人びとのやりとり、しぐさ、視線、表情や家族の絆や家族の空間、職業人(教師や科学者や弁護士など)の学術的コミュニュケーション、そして手紙。

オランダを代表とする画家たちの描いた当時の人びとの日常生活の一瞬からは、さまざまな「物語」が読み解かれる、というちょっとおもしろい試みです。

物語を開いてゆく鍵として、作品に散りばめられた壁にかかった絵画や地図、楽器や日用品に目を留めながら観るのも謎解きのようなたのしさがありました。

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フェルメールの作品は、「手紙を書く女」、「手紙を読む青衣の女」、「手紙を書く女と召使い」の3点。

一瞬の光のなかで捉えられたフェルメールの世界に惹き込まれます。

また、フェルメールの愛しこだわった青、彼の残した作品の半分以上に使われフェルメール・ブルーはラピスラズリが原料。

遠い海を越えてしか手に入らぬ原料は稀少で金より高価であり、彼はふんだんに作品に使っています。

フェルメールがつくりあげた作品たちは、時を経て私たちの心に届く彼からのラブレターのように感じました。

フェルメールからのラブレター展 10月16日まで
京都市美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町124 075-771-4107

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident

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2011年6月28日 (火)

リニューアルされた「フェリエ」にて

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京都ブライトンホテルのテラスレストラン「フェリエ」が先週金曜日6月24日にリニューアルオープンしました。

テラスから水がのぞめるレストラン、明るくスタイリッシュな雰囲気になってのお目見え。

訪れたお昼は、メインを選ぶことができ、あとはブッフェスタイル。

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温製、冷製、ひと口大のオードブルのお皿がずらりと並びます。

色とりどりできれい。

鴨ロース、海老のエスカぺージュ、サーモンのマリネ、生春巻き、テリーヌ、南瓜のムース…

素材が生かされた上品なあじわいで、ひと口大というのはとてもいただきやすく、つい欲張ってしまいます。。。

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パンは本棚のようなしつらえで。

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オレンジ、グレープフルーツ、野菜、ミックス、生ジュース。

つぶつぶの食感ありフレッシュなジュース、おいしくておかわりしました。

冷製コーンスープも喉越しよく美味。

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メインは京都産加都茶豚ロースのグリル 黒胡椒とハチミツのソース。

豚肉のうまみとバルサミコ酢のような酸味ある甘さもあるソースが今の季節にぴったり、さっぱりいただけます。

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鱸のポアレ、サフランソースはかりっと香ばしい表面にふわっとした身、サフランソースがさわやかな仕上げ役に。

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キッズブッフェのメインはこんな感じ。

タルタルソースかかった海老フライ、デミグラスソースのハンバーグ、ポテトフライ…

豪華な洋食プレート!

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デザートは、ショコラティエブティックのような引き出してお皿に。

引き出すと宝石のよう!

あんみつ、ティラミス、プリン、フルーツグラタン、マンゴームース、レアチーズ、洋梨のタルト、メープルロール…

種類がすごく多くて目移りしてしまいます。

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リニューアル前からこちらのスイーツ好きでしたが、やっぱり好きです。

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カジュアルにいただけ、優雅なランチのひと時。

ついいくども席を立ってしまうので、気心の知れた人とまた訪れたいと思いました。

フェリエ
京都ブライトンホテル 京都市上京区新町通中立売(御所西) 075-441-4411

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2011年6月27日 (月)

京都リレー音楽祭

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今夏も昨日から始まりました!

京都ブライトンホテルで1ヶ月ほど毎夜繰り広げられる夏の夜の宴、「京都リレー音楽祭」。

誰でも気軽に、思いついてふらりとも行ける。

昨日はテレビドラマの主題歌などを手がけられたり活躍されている京都で生まれ育ったシンガー、和紗さんの歌。

澄んだパワフルな歌声が6階まで吹き抜けのアトリウムロビーに立ちのぼってゆきました。

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毎夜8時から始まる真夏の夜の夢。

こんな感じに。

10日(日)は熊本マリさんのピアノ、祇園祭宵々山の15日(金)は中丸三千繪さんのソプラノ、20日(水)は通崎睦美さんの木琴、フィナーレの31日(日)は千住明さんと京響。

真白いロビーが夏の音の海、今夏はいくつそんなひと時が過ごせるでしょうか。。。

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京都リレー音楽祭
京都ブライトンホテル 京都市上京区新町中立売(御所西) 075-441-4411

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2011年6月26日 (日)

長谷寺あれこれ

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奈良のことを思い出すと夢見心地なのだけれど。。。

私の忘備録です。

長谷寺の本堂は山の上に建ち、山の向こうからの風がそのまま本堂のなかを吹き抜けてゆく、花を愛でながら登廊をゆったり登った先に開けた景色でした。

本堂からの眺望が雄大ならば、その本堂で見上げた十一面観音立像、あまりの大きさ高さに開いた口がふさがらないほど。

10メートルほどの高さの金色の観音さまはひと目で全身を拝見することはできない。

山深いなかにこんなに大きなものがつくられたことに心揺さぶられます。

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観音さまの両脇の片側には難陀龍王は、唐衣に身を包む中国の貴人の姿。

観音さま、難陀龍王、赤精童子、虚空を見つめる空間、タイムトリップしたような不思議な感覚に打たれました。

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花につつまれた初瀬の地に想い馳せます。

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長谷寺 桜井市初瀬731-1 0744-47-7001

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涼を食す

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京都駅のスバコの「中村藤吉」にて、ある日。

蒸し暑い日、よく歩いた奈良からの帰り道のことでした。

一目散に店に入り、迷いなくほうじ茶と抹茶のかき氷をお願いしました。

ふわっふわの氷の上に自分でシロップをかけていただくスタイル。

大きな鉢に盛られたボリュームたっぷりの氷、ソフトクリーム、白玉だんご、あずき、フルーツ。

宇治の製茶舗のお店、抹茶のシロップはほろ苦さと甘さそして香りも、ほうじ茶はさわやかな風のような香ばしさ。

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涼がからだ中に沁み渡りました。

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また別の日。

白玉だんごやあずきがのったソフトクリームはテイクアウトでき興味津々だったので、ほうじ茶&抹茶を食べてみました。

パフェをいただいているような感じ。

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「氷」と書かれたのぼり旗に惹かれる今日この頃です。

中村藤吉京都駅店 スバコJR京都伊勢丹

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2011年6月25日 (土)

最終回でありんす

Jin

明日の日曜9時、ドラマ「JINー仁ー」最終回後半です。

毎週家族でたのしみにみているドラマ、あ~終わっちゃうんだなぁ、とちょっと寂しい待ち遠しさ。

最終回で綾瀬はるかさん(咲さん)がお召しになられるきもののひとつ、美豊のものをお選びくださいました。

明日がたのしみです。

どうなるのか、とても気になり漫画を手に取ると、ドラマとはまたひとあじもふたあじもちがうおもしろさ。

江戸末期から明治にかけての時代の大きなうねりが多くの登場人物のドラマとともに展開されてゆきます。

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京都国際マンガミュージアムで手に取りました。

残念ながら最新刊はなくて。

だから明日の結末を知らないのはよかったのか…

明日の夜9時、心待ちでありんす。

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観て座って、その2

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天保山の山腹にある大山崎山荘美術館を訪れました。

今「かんさいいすなうー人はすわってかんがえる?大山崎山荘にすわろうー」展開催中です。

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美術館には、京都で活躍した民藝を代表する木漆工芸家・黒田辰秋の椅子作品が所蔵しされていています。

山荘内の作りつけの革張りの椅子もシンボル的存在とか。

黒田辰秋の椅子、さらに関西で活躍する工芸家の方たちの椅子が展示され、座ってみることもできる、お気に入りに1票を投じることもできます。

栗、欅、樽の木など素材もさまざまならば、かたちもいろいろ。

そっと腰掛けてみると、思いがけずどの椅子も座り心地がよかったのに驚きました。

印象に残ったのは、栗の木でつくられた佃眞吾さんのシンプルで軽やかな椅子。

美術館という素敵な場所で観るだけでなく触ってみたり座れるので、心弾む展覧会でした。

風景に溶け込んでいた「剣」という名の椅子。

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安藤忠雄さん建築の新館では、くるくる渦巻くオーム貝のベンチで寝そべってモネの睡蓮を眺めました。

そんなふうに眺めたのは初めてです。

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眺望のよいテラスにはヒマラヤ杉の長々ベンチに腰掛けてみたり。

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長々ベンチに座り壁側は、バーナード・リーチの陶板。

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やさしい光を投げかけるステンドグラス、重厚なオルゴールの調べ、民藝の香りのするシャンデリア。

そんなクラシカルな香りあふれる洋館で過ごすのは、夢のようなひと時でした。

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かんさいいすなう 展 9月25日まで
大山崎山荘美術館 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 075-957-3123

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2011年6月24日 (金)

市中の山居へ~観て座って、その1~

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京都市内からほど近い大山崎山荘美術館を訪れました。

天王山の山復をゆるゆる少し登ります。

山が沢なるなか心地よい風吹く山道を進むと関西の実業家、加賀正太郎氏の別荘として建てられた建物。

市中の山居のようです。

足の先から頭のてっぺんまで緑につつまれる庭園を散歩したり。

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京都の街をのぞみながら歩く山道には、紫陽花が揺れ、

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もう木槿かな?!

薄ピンクの花びらをほころばせていて愛らしかった~

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さぁ、美術館へ。

「かんさいいすなう」を観ました。

大山崎山荘美術館 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 075-957-3123

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京都、花の寺へ・その2

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宇治の三室戸寺はあじさい寺、といわれるほど。

紫陽花の名所です。

この季節、庭園には杉木並を縫うように紫陽花の丘が広がっています。

心弾むのは、背丈ほどもある紫陽花の波の中を泳ぐように散策できること!

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およそ1万株もの紫陽花、色も種類もさまざまで小花のつくるまるい鞠、ひとつひとつ足を留めたくなります。

雨の似合うみずみずしい瑠璃色がとてもきれいでした。

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川に身を映すように咲いていた薔薇のような小ぶりな紫陽花たち。

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垣に白い花が涼しげ。

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ほんのりピンクが頬染めるようで愛らしい山紫陽花。

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今週末の土日まで紫陽花園がライトアップされているそうです(土日のみ)。

源氏物語絵巻燈籠の灯り照らす参道をすすみ、墨色に浮かぶ紫陽花の丘を歩く、そんな水無月の風物詩ですね。
(19時から21時(20時30分受付終了))

三室戸寺 宇治市菟道滋賀谷21 0774-21-2067

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2011年6月23日 (木)

京都、花の寺へ・その1

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宇治の三室戸寺は、枯山水、池水、広庭に渡り、四季を通じて花々が彩るお寺として知られています。

源氏物語の「浮舟」は三室戸寺が舞台になっているのでは、といわれています。

そんな山門への参道には、源氏物語絵巻にちなんだ燈籠がいざなってくれます。

境内に置かれた大鉢にたゆたう蓮はまだ固い蕾み。

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7月8日の土曜日にはハス酒をたのしむ会が催されるそうで、蓮の葉に注いだお酒を茎からいただき、健康・長寿を願うそうです。
(午前9時から正午まで)

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三重の塔前にはふっくらした青梅が鈴なり、いい香りがしてきそう!

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山の中腹にあるお寺、本殿で打ち鳴らされる鈴、鐘楼の鐘の音が山のなかに広がってゆきとてものどかな気分になりました。

庭園では紫陽花を見ました。

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三室戸寺 宇治市菟道滋賀谷21 0774-21-2067

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ビタミン ♪

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フルーツトマト、万願寺唐辛子、枝豆、ピーマン、大葉、葱、チャイブ、パセリ、スティックブロッコリー、チャシャ、レタス、そしてバジル。

今日の家のプランターからの収穫 ♪

何もしなくともプランターの野菜たち、ひと雨ごとにもりもり成長してくれます。

夏野菜の揚げびたし、スイートチリ味のトマトとバジルのサラダ、豚肉の大葉とアスパラ巻き、葉っぱの炒め物、薬味たっぷりのお豆腐…

この数日のムシムシ湿気全開のお天気にバテたからだ、ビタミンしっかり摂り元気になろう、の夜ごはんでした ♪

それにしても毛虫があちこちの葉裏やピーマンにものっそりついていて、野菜摘む時ゴム手袋でそろりそろりなんだけれど。。

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花の寺へ~花の回廊~

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長谷山の山に沿うようになだらかに広がる花の寺とも呼ばれる奈良の長谷寺を訪れました。

万葉集にはこの辺りの初瀬の里が詠まれ、源氏物語、枕草子にも記され、平安貴族の憧れの地であったとか。

仁王門をくぐると釣り燈籠が揺れる登廊。

緑冴え冴えとした葉牡丹、鉄線花、紫陽花…

足を進めるたびに花につつまれた情緒豊かな景色が広がり、本堂への道、回廊がとてもやさしい和やかな気持ちにしてくれます。

訪れた先週は紫陽花は咲き始めでした。

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鉄線花。

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本堂からは絶景!

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山の上に浮かぶような舞台に立つと、風が吹き抜け気持ちよかった~

真下を見下ろすと足が震えましたcoldsweats02

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五重の塔をのぞみ、

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緑につつまれた五重の塔は、コントラストが鮮やかで目が洗われるよう。

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帰りぎわ、青く染まり始めた空に太陽が霞んで見えました。

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長谷寺 桜井市初瀬731-1 0774-47-7001

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2011年6月22日 (水)

花の寺へ~参道てくてく~

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初瀬川を渡って、花の御寺と呼ばれる長谷寺へ向かいました。

地元の名物やおみやげもの屋さんが軒を連ねる門前町の色濃い参道歩き、たのし ♪
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門の奥にしっとりした庭が垣間見えた甘味、お食事どころ、ギャラリーもあるよう。

帰りに覗いてみたら門は閉ざされていました。

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長谷寺、室生寺の辺りは草餅が名物らしく、たくさんの草餅やさんを目にします。

木臼、緑つややかな蓬に惹かれたのは、寺前の草餅や「総本舗白酒屋」。

昔ながらの臼と杵を使いついた餅、蓬は地元で採れたもので、こし餡、粒餡が選べ、あつあつの鉄板からそのまま紙でくるんで、焼きたてもいただけます。

夜ごはんがたのしみだったので持って帰り、かりっとした香ばしい春の山の香りをふんだんにいただきました。

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西国三十三カ所観音霊場8番札所、詣でる大勢の人。

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さぁ、日が暮れなずんできた長谷寺へ。

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長谷寺 桜井市初瀬731-1 0744-47-7001

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唐招提寺にて、忘れられないもの

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道路に面した南大門をくぐると山内に広がる境内だった唐招提寺。

唐招提寺にて忘れられないものいろいろ。

また訪れたいので私の忘備録です。

金堂の十一面千手観音立像。

そのたおやかなたたずまい、小さなかわいらしい手がびっしりと。
特定の信仰があるわけではないけれど思わず手をあわせたくなります。

仏師は鑑真和上とともに唐からやってきた如宝という僧だそうです。
青年の頃やってきた如宝もこの仏像を手がけた時には来日50年以上が経っていたとか。

戒律伝授のために命がけで海を渡り、渡来先で骨を埋める、天平の頃の人びとのドラマに想いを馳せます。

十一面千手観音立像を右側に、真ん中には盧遮那仏如来、まなこをじっと見据えたどっしりした表情に目を奪われ、光背にびっしり飾られた化仏は圧巻。

込められた願いの強さ、迫力を感じます。

中秋の名月の夜、観月讃仏会が行われ、金堂正面の扉が開かれ三尊像がくっきり浮かび上がるそう。

そんな光景見てみたいな。

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頭部が欠けた如来形立像。

長いあいだの風雨に耐え手や首がないのだけれど、ふくよかで神々しいギリシヤ彫刻のような姿がとても美しく、ずっと見入ってしまいます。

どんな表情の仏さまだったのか、思い描きたくなります。

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戒律伝授の厳粛な雰囲気が漂う境内なのだけれど、

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緑豊かな山のなかに土塀、その奥にお堂や伽藍。

歩いているとやさしい空気につつまれるようでした。

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唐招提寺 奈良市五条町13-46 0742-33-7900

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident

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2011年6月21日 (火)

雨のまにまに

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姫百合、河原撫子、山紫陽花、酢の木、紫蘭、あまどころ。

籠はついたくさん入れたくなります、野でたった今手折ったように。

オレンジ色のくっきり星型の姫百合、みるみる間に開きました。

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雨の日のあれこれ

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華の稽古の後のお茶席でのお軸は、「江山景物新(ごうやまけいぶつ新たなり)」。

水を湛えた琵琶湖、雨滴る山、景色すべてが清らかで新しい、そんな風景が目の前に広がるようなひと時でした。

笹百合、姫百合、桔梗、河原撫子、薄、酢の木、どくだみも。

持ち帰った色鮮やかな花材をさっそく水に放つと、なんとも濃厚な香りが部屋に漂います。

水辺の景色を寄せ植えしてみたくなり庭に降りました。

縞葦、かやつり草、蛍袋、山あじさい、名前わからない白い小花。

かやつり草、湿ったところが好き、水辺の草、ほんのりちょうど白くなりました。

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半夏生も鉢植えにしました。

鉢植えふたつ、美豊へ持って行ってもらおう。

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いただいたジアンのお皿、夢のような花園、何のせようかナ♪

どうもありがとう!

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2011年6月20日 (月)

魔もの

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少し前に家人がただいま~とともにハイっ、と私に差し出したもの。

カメラの三脚。

この季節にどうしても撮りたいなぁ、と夜に舞う光を捉えてみたくて、ぼやいていたのを聞いてのプレゼント。

で、夜の帳の降りてから三脚かつぎぶらぶら。

3分で蛍火の舞う紫陽花の川、下鴨疎水へ向かいました。

どんな取り扱い説明書も読んだことのない私、家人に三脚を設置してもらう。

カメラの露出などの設定ももちろんよくわからないので、家人にしてもらう。

トリセツを出かけ間際に一生懸命読む家人。

ふわ~り、ふわ~り舞う優雅な景色、あっちにこっちに試行錯誤し1時間あまり。

自転車はライト点けて走りゆく、自動車も。

背景ずっと静かな神社などじゃないとムリだって最初から言えばよかったなぁ、、、と蚊にさされた足を掻きながら、シャッターだけ押そうする私。

結局1枚も撮れず帰ってきました。。

カメラのファインダーをのぞいた世界にもう衝動的にときめいてしまう、

で、撮った写真を見てため息つく私に、「はじめての一眼レフ」、「はじめてのカメラ」などずらずらカメラ本を買ってきてくれる家人。
(本、埃かぶったまま開いてない、、、)。

あ~、この三脚も埃をかぶる日が近そう。

それにしても、なんでこんなにカメラに取り憑かれちゃうんだろう。

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桜田さんにて・その2

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「桜田」さんでいただく夜。

水無月この季節が愛おしくなる、季節の素材を繊細この上ないあじわい、美しいしつらえで彩られたお料理。

五感をフルに拓いていただきます。

胡麻の香りふんだん、もっちり弾力ある水無月豆腐に大徳寺納豆、車海老、百合の涼やかうつわからはじまり。

傘の描かれた蒔絵の椀蓋を開けると鱧と焼き茄子、柚の香りがふわり~

研ぎ澄まされた極上のあじわいに全神経を集中していただきたくなるおだしです。

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お造りは、マグロ、鯛、烏賊。

それぞれの食感がたのしい、みずみずしさが口いっぱいに広がります。

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茅の輪くぐりがあしらわれた八寸の華やかさ、美しさに目を見張ります。

こんなにいろいろなあじわいがいただけるなんて!

鱧鮨・鯵きずし・衣かつぎ・枝豆・鰻の八幡巻き・三度豆とトウモロコシの白和え・はじかみ生姜・甘酢生姜…

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笹の香りにつつまれた鮎の塩焼き、頭からしっぽまで夢中で。

香ばしい鮎、とろりとした蓼酢でいただけばいくらでも頬張ってしまいそう。

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賀茂茄子に白味噌餡がとろりと、花山椒の香りとともに。

とろり白味噌餡と賀茂茄子のハーモニーが絶品です。

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万願寺唐辛子、新生姜と釜揚げの土鍋炊き込みごはん。

今、これからの季節を感じさせてくれるごはん、おなかがもういっぱいなのにお茶碗を差し出してしまう。。。

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「あじさい」の名のお菓子。

彩り美しいお菓子はふるんふるんのみずみずしさ、山芋の入った甘さ控えめの餡、そしてお薄。

この和菓子だけでもいただけるお菓子やさんがあったらいいなー(お菓子も自家製でらっしゃいます)。

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最初から最後までひと皿ひと皿に感動しながらいただきました。

桜田 京都市下京区烏丸仏光寺東入る 075-371-2552

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桜田さんにて・その1

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薄暮の頃、「桜田」さんを訪れました。

この日は息子は修学旅行でおらず、昼間は室生寺の山階段を登り、長谷寺を歩きに歩き、時間が惜しくてお昼ごはんはかき氷だけ。

お腹ぺこぺこのうえに家人と訪れる桜田さん!

水の打たれた入り口、八角連、風知草…風のはらりと舞う暖簾をくぐるどきどき感。

お店のあちらこちらの水無月のしつらえに目を奪われます。

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笹百合に時を経たやさしさ纏うラリックのガラス。

おいしい至福のひと時におしゃべりが花開きます。

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桜田 京都市下京区烏丸仏光寺東入る 075-371-2552

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2011年6月19日 (日)

萬葉植物園その2~春日の社~

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春日の社のなかにある萬葉植物園では花菖蒲がちょうど見頃でした。

万葉集で詠まれた菖蒲はアヤメ科の花菖蒲ではなくサトイモ科の菖蒲のことで、菖蒲、あやめ、あやめぐさは端午の節句を飾る葉姿のみが詠まれ、花は登場しないそう。

紫の花は初夏の到来の象徴だったようで、緑滴る山野に心弾ませた万葉の頃の人たちの気持ちが伝わってくるようです。

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訪れた日は雨が上がったばかり。

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花も葉も水をたっぷり湛え、みずみずしさに目を見張りました。

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蘭のようなほんのり色づいた花もありました。

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萬葉植物園(春日の社のなか)
春日大社 奈良市春日野町160

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萬葉植物園その1~春日の社~

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花の時季が終わってしまうので数日前に訪れた春日の社のなかにある萬葉植物園の花たちを。

まだほんの少しだけど、大和路を歩き奈良のお寺などを訪ねると万葉の頃の人の気持ちを訪ねたくなります。

だから花や風景に気持ちや心を詠んだ万葉集にとても惹かれます。

そんなわけで子鹿が戯れる春日の社の参道を歩き、萬葉植物園を訪れました。

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はねずと呼ばれたざくろ、目にしみるように鮮やか。

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小さな白い花をほころばせていたしなのき。

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雨の似合う花。
色、かたち、めずらしいもの、幾種類もの紫陽花たち。

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蔦の美しかったつづら藤。
舌切り雀のつづらはこの植物で編まれていたそう。

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圧巻だったのは藤の園。

春日大社のシンボルである藤が200本あまり植えられており、藤の季節にきっと訪れたいと思いました。

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萬葉植物園
春日大社  奈良市春日野町160

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2011年6月18日 (土)

崖に刻まれた想いは

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室生寺へ行く道中、車窓から息をのみシャッターを切った大野寺の磨崖仏。

室生火山群に連なる山なみ、その真下に宇陀川が流れ、枝垂れ桜で有名な大野寺がたたずんでいます。

その対岸に全長15メートルもの巨大な切り立った岩に刻まれた磨崖仏弥勒立像。

流れるような線が川の流れのように流麗な仏さま。

その姿に圧倒されながら、どんな想いを込めてつくられたんだろうと想いを馳せずにはいられません。

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大野寺 宇陀市室生区大野1680

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毎日が旅

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この1週間の間に3日、奈良へ行きました。

どこへ行かなくても毎日は旅だ、と思うけれど京都から毎日のように近鉄に乗り通ってしまう日々は旅そのものみたいです。

この日はずっと行きたかった室生寺、長谷寺へ。

室生川のせせらぎにつつまれながら歩いた道で見つけた雪の下の群生。

いっせいに雪降るようにも、目を凝らせば蝶がそっと羽根広げたようにも見える華奢な姿のいっせいな景色に歓声!

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室生川にかかる橋を渡れば室生寺。

いよいよ憧れの室生寺へ!

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2011年6月17日 (金)

天平の甍を訪ねて

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奈良、西ノ京の唐招提寺を訪れました。

「ハート型のうちわをまかはるかわいらし行事があって初夏を告げてくれ、緑豊かな境内に伽藍やお堂があって歩いているだけでも和むよ~、仏像もみどころ満載、とってもおすすめ!」

(うちわまきは舎利殿から小さなハートのうちわが撒かれる5月中旬頃の行事、蚊を団扇で払って差し上げようと法華寺の尼僧が供えたことが始まり)

と友人に素敵ポイントや仏像の素晴らしさを教えてもらい、訪れるのを心待ちにしていました。

唐の高僧であった鑑真和上が開山したお寺。

たび重なる辛苦、失明にも屈せず12年の歳月をかけ渡日した鑑真、そのまわりの僧たちのことが描かれた井上靖さんの「天平の甍」を思い起こさずにはいられません。

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端正で簡素な美しさに静謐さ感じる建物のなかは曼荼羅の世界。

授戒伝律の寺としての背筋を伸ばしたくなる凛としたたたずまい、でも緑が滴るように豊かでどこを歩いても気持ちのよいこと!

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お堂や伽藍が奥に点在する土塀沿いを緑の大きなトンネルにすっぽり覆われて歩き、境内の奥まったところにあるのは開山御廟。

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鑑真和上の眠る廟、初夏には故郷・揚州から贈られた瓊花が可憐な花を咲かせるそうです。

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廟の中には鳥の囀りが響き渡り静かで、こぢんまりした池があったり、ふかふかビロードのような苔むした道は見上げる杉の道があったり。

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天平の頃の人の一心な情熱をひたひたと感じ身が引き締まり、この潤う緑に心が溶けてゆく、そんなひと時でした。

大好きなお寺になりました。

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唐招提寺 奈良市五条町13-46 0742-33-7900

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2011年6月16日 (木)

旅のたのしみは…

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奈良の薬師寺、唐招提寺へは行き当たりばったりでぶらりとやってきてしまった、

さぁてお昼何食べよう、、、薬師寺から唐招提寺へ行く道すがら、店先の山野草たちが目に飛び込んできて入ったのは「蕎麦切り よしむら」。

入り口にはかしわば紫陽花がたっぷりと、しもつけ、山あじさいも揺れている、ここいい感じ、入ってみよう。

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このお店の名物だという十割蕎麦を注文しました。

細切りでコシのある蕎麦は喉越しよく、おだしは甘さ少ないさっぱりしたおだし。

汗ばむ日よく歩いた後の冷たくきゅっとしまった蕎麦は何よりのごちそう!
おいしかった~

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かきあげが絶品、と伺い、ミニかき揚げ丼も。

人参、牛蒡、さつまいもなどの細切り、海老、三つ葉のさくさく感、香ばしさがくせになりそう。
おつまみにもよさそう。

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ずっとどきどきして見入った坪庭。

あまちゃ、馬酔木、椿、小手毬、楓、夏ハゼ、目を落とせばクリスマスローズ、紫蘭、姫ギボウシ、石蕗、あまどころ、シダ、シャガ…

目に鮮やか艶やかな苔が燈籠やつくばいがある坪庭に植えられた植物みんな好きなものばかり、素敵なお庭。

お伺いすれば、オーナーが造園業の方だということでした。

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店のぐるりも野の風が吹いてきそうな素敵さ。

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大和路へぶらりとで旅というほどのものではないけれど、出会えたおいしさ ♪

出かけた先で思いがけずおいしいものや素敵なものに出会えると、旅の想い出がぐぐっと鮮明により豊かに刻み込まれてゆきます。

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蕎麦切りよしむら 奈良市五条町9-37 0742-36-0520

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2011年6月15日 (水)

万葉の花道

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大和路、西ノ京へ。

駅へ降り立ったとたん、薬師寺への参道は萩が咲き零れていました。

萩は万葉集でいちばん多く歌われた花。

秋を萩と云ふ、というくらい。

初夏の萩、濃い緑の葉に蝶が羽根を広げたようなピンク、かわいらしかった ♪

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薬師寺ではほんのり蓮も。

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薬師寺、近鉄電車がすぐ横を通るところで紫陽花が空を向き、

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もう少し前だったら、この土塀沿い紫色の杜若で染まっていたんだろうな。

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秋篠川の土手沿いにはわすれくさ(やぶかんぞう)が色鮮やかに咲き、

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夏ハゼも。

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南大門前で立葵がきりりとあでやかに花開く唐招提寺、大好きなお寺になりました。

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そんな昨日の大和路ふらり旅でした。

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident

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最近のたのしみ

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京都の風物詩を届ける「京の歳時記」の50円切手。

図柄は、春の葵祭、夏の祇園祭と送り火、秋の時代祭というふう。

最近、はがきを毎日書いているのでどの切手にしようかなーと箱を開けるのも心弾むひと時です。

宛先は母へ。

なぜ母へ毎日かというと、母娘ふたり旅行するつもりが母の都合で急遽全部キャンセル。

母がすごくがっかりしていたので、そうだ、気軽なおしゃべりする感じではがき書こう!というのがきっかけ。

ある日は母と見た美術展のルノワール、ある日は母の好きな画の小磯良平の踊り子、息子が釣りしたことを書いた日は柚木沙弥郎の「魚にのる男」というぐあいに。

いつのまにか、はがきを選んで書く自分の方が今日はどれにしようかな♪とたのしみな時間に。

いただいたお菓子がこんなかわいい箱に入っていたので、切手入れにしています。

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ナッツにシュガーパウダーがまぶされた東京のお菓子、かりりとよい音のナッツ香ばしかった~

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小さな頃スパティフィラムをスパゲティーとよく言っていた息子は修学旅行へ行ってしまいました。

息子のいない間に母とふたり旅するつもりだったのですが。。。

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2011年6月14日 (火)

ティアレ

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ティアレはタヒチ語で「花」の意味。

そんな名前のお店「フレンチキュイジーヌ ティアレ」はどのお皿も大満足。

タヒチをイメージしたような明るい色彩溢れるお店はカジュアルに皆でわいわいおしゃべりしながらいただける雰囲気。

また訪れたいねと店を後にする時に皆でうなずき合ったのでした。

天使の海老のフランはふるるんとしたムースとこくあるソース、海老の甘やかさが絶妙、そのハーモニーに魅了されました。

ひめじのムニエル サフランソースは皮のかりっとした香ばしさ、ぷりっと弾力ある身、つけあわせの野菜も美味。

サフランソース、家でも作ってみたくなる風味豊かさ、皆のお皿がソースまできれいにさらいつやつやになっていました。

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カタルーニャポークのロースト オリーブのソースは、豚のうまみがありながらさらりとしたあじわい。

オリーブの香りが素敵でした。

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デザートの盛り合わせ、なかでもココナッツのブラマンジェがこのお店の南国らしさに合っていて人気ものでした。

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コーヒーのデミタスカップもかわいらしかった。

感心してしまったのはマダムの気持ちのよい接客。

パンのお皿が空っぽになればにこにこしながらすぐサーヴしてくださるし、パンにつける香りよい柑橘系のオリーブオイルも。

とても心地よいおいしいひと時を過ごしました。

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フレンチキュジーヌ ティアレ 京都市中京区麩屋町押小路上る 075-253-4733

美豊は、今日第2火曜日はお休みをいただいております confident

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ましろ、ピンク、そして

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家の庭で一週間ほど前から、たった1枚だけましろに半夏生が染まりました。

あとの葉は緑つやつや、白くお化粧する気配はありません(半化粧とも呼ばれてますものね)。

山蛍袋の花もひとつずつ愛らしい華奢な姿を見せてくれます。

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次々釣り鐘をりんりん鳴らしてくれている白い蛍袋、清楚でかわいらしいんだけれど蜂がこの花を大好き。

蜂がぶんぶん飛ぶなか急いで手折りました。

庭へ出るのもおっかなびっくりデスcoldsweats02

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2011年6月13日 (月)

右手に魅せられて

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(土門拳「古寺を訪ねて」(小学館文庫)より)

廣隆寺といえば弥勒菩薩像、というくらいあまりに有名な飛鳥時代の弥勒菩薩半跏像。

ここだ、これしかない、というところから撮りたいものだけ渾身のクローズアップで撮った写真家、土門拳さんの本を教えていただき、行きたい観たい熱がうずうず。

このショットを穴が開くほど数十回も眺めて読んでいたので、やっぱりどうしても右手や右頬に注目してしまう。

右頬にあてた指はふんわりなんともやわらかく、ほほ笑み、まわりの空気までも静謐で穏やかなものに変えてしまうたたずまい。

やさしい風貌、いつまでも見入りました。

霊宝館では観られないけれど、後ろ姿もバックシャン。

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講堂の薄暗さに目を凝らした阿弥陀如来坐像。

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土門さんの捉えたたなごころの力強さに驚き。

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見上げる不空羂索観音立像。

その大きさ、ダイナミックさに圧倒されました。

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飛鳥、奈良の香り漂う仏像の多さは異次元に迷い込んだよう。

また訪れよう。

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廣隆寺 京都市左京区太秦蜂岡町32

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2011年6月12日 (日)

白い花

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数日前、このふんわりほどけるように開いたひと花を庭で見つけた時の嬉しさといったら!

仏教の沙羅双樹にちなみ沙羅木(しゃらのき)とも呼ばれる夏椿。

美しい真っ白い花は初夏の清々しさを届けてくれ、かわいらしく清楚な花を愛でさせてくれる樹木、大好き。

鉢植えにしていただいた小さな白い花、地植えにしたけれど名前忘れてしまった。。

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日に日に大きく手を広げるギボウシの葉、真っ白な花がすっくと揺れるようになりました。

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かしわば紫陽花、この雨で頭が重くすっかりおじぎをしてしまいました。

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墨田の花火、小さな星屑が夜空に打ち上げられた花火のよう、真っ白な色からすこしずつ水色に変わってゆきます。

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小さな山紫陽花はぽんぽん鞠のかたち。

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どくだみはみるみる増え、他の草花が負けてしまう勢いなので、この週末思いっきり抜きました。

家へ入ると薬煎じたニオ~イ!と言われました。

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ブ~ン、という音に空を見上げるとスヌーピーの飛行船が家の上を横切ってゆくところでした。

飛行船ってどんなん?いつか乗ってみたいナ、というのが皆口を揃えて言ったこと。

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夏椿咲いてうれしー、だけのつもりが白い花並べてしまった。。。つい。

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千れや糺の とぶ 蛍

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さかづきに 千れや糺のとぶ 蛍 一茶

その昔、下鴨神社の糺の森の自然が豊かだった頃は梅雨時、夕涼みに出ると頬に痛いほど飛ぶ蛍があたってきたそうです。

でも昭和20年代に泉川や御手洗川は汚染され、蛍は根絶。

この20年ほどで蛍火をまた蘇らせようといろいろな試みや日頃の活動が行われ、蛍火がまた愛でられるようになり、茶会が再顕されるようになったとか。

昔は境内の御手洗川の真上に床が敷かれ茶会が行われていたと画家などの絵からもうかがい知ることができます。

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昨日の蛍火の茶会、夕暮れの雅楽の奉納から始まりました。

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夜の帳が落ちてゆくなか、神服殿で琴が奏でられたり、雅楽舞、王朝舞、箏曲などの奉納が夜8時半頃まで。

その後600匹ほどの蛍が放たれます。

今頃は泉川、満天の星がかかっているかも。

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下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59

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五感でたのしむ涼

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下鴨神社での蛍火の茶会、きもの姿の方をたくさんお見かけし、涼やかさをあちらこちらから感じさせてもらいました。
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家人の知り合いや友人にも会いました。

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糺の森では納涼市、出店が並び五感で涼。

丹山酒造、きりっと冷えたお酒も。

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老松の川辺の蛍という名(だったかナ?)のお菓子。

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鯖寿司で有名な花折。

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出町ふたば、宝泉堂、豆政、加茂みたらし、みその関東屋など…

さわ鳴る森に昔はこんなふうだったかも、というシンプルな出店で並んでいて、そんな道を歩く夕涼みも心待ちな風物詩。

下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59

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下鴨神社へ

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夕暮れ目指し、下鴨神社へ。

昨日は蛍火の茶会が行われたので、少し立ち寄りました。

雅楽舞や箏曲、十二単衣姿の舞などが奉納される神服殿には御簾がかけられ、双葉葵が染められた絹ものが舞台に置かれ、空が青くなってゆくのを待っているところ。

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下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59

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2011年6月11日 (土)

ほほ笑みに会いに

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路面電車の嵐電に乗って(前から乗ってみたくてこの日初めて♪)、訪れた太秦の廣隆寺。

廣隆寺は渡来人である秦氏が奈良時代に創建したお寺で、太秦(うずまさ)、蚕の社(かいこのやしろ)というこの辺りの地名にも養蚕などを伝えた秦氏の名残を伺い知ることができます。

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楼門をくぐると広々した境内、滴るような緑につつまれました。

境内には平安建築といわれる講堂や、薬師堂、能楽堂、地蔵堂などが点在しています。

講堂の阿弥陀如来坐像の福々しく力強かったこと!

泰山木はなんだか森羅万象を感じるダイナミックさで花開き、

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睡蓮の浮かぶ小さな池に和んだり、

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獅子が跳ねる鬼瓦を見つけたり、

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皐月の花と緑のコントラストの鮮やかさに目を奪われたり、

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さぁ、この蓮の池の前が霊宝殿。

あのほほ笑みにいよいよ会うゾ。

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廣隆寺 京都市左京区太秦蜂岡町32

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ジャケ買い

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青と白のストライプの帽子に揺れる髪、ほんの少しのぞくほほ笑み。

こんな女の人がいたら、夏の気配に誘われてついて行っちゃいそう。

手に取り、思わずジャケ買いしちゃいました。

大阪のジャズ工房「アトリエ澤野」のレーベル、トーマス・フィンク・トリオの「TIME TO SMILE」。

クリアな音、浮き浮きしてくるような軽快で洒脱なメロディ。

雨のしとしと音と重なり、いい感じ ♪

アトリエ澤野 (曲の上にカーソルを置くと試聴できるので、ネットサーフィンならぬミュージックサーフィン気づけばしちゃいます)

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2011年6月10日 (金)

マダ~ムな昼さがり?!

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大阪でお昼ごはん、訪れたのは「ザ・リッツカールトン大阪」のイタリア料理「スプレンディード」。

ゆったりした空間でいただくお昼時間は、優雅なひと時に ♪

絵画のような鮮やかな色合いの旬のトマトリゾット 季節の豆とサルシッチャミート。

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麺の歯ごたえや旬の食材に心弾んだあさりとポルチーニのリングイネ。

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かわいらしいデザートのお皿もすっぽりお腹におさまり、コーヒー片手にゆるゆ~る、華やいだ気分の昼さがりが過ぎてゆきます。

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デザートブッフェもされていて、スタイリッシュで色鮮やかなスイーツの洪水に目を奪われました。

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大阪の躍動感溢れる雰囲気、ホテルでくつろぐおしゃれな人たちをずっと眺めていたいくらいでした。

優雅なマダ~ム気分は、京都へ近づくにつれ夕方からの全力疾走時間を思い出し、シンデレラの魔法が解けてゆくようだったけれど。。。

スプレンディード リッツカールトン大阪1階
ザ・リッツカールトン大阪 

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2011年6月 9日 (木)

新しい玄関口

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大阪の新しい玄関口へ。

ただでさえ大阪へ行ったらいつも高層ビルの波に上を向きっぱなしなのに、天空に浮かぶ新しいステーションに完全におのぼりさん。

広々、光りが降り注ぐ構内を、電車の直列するホームを見下ろしてみたり、観覧車を真横に眺めたり、縦に横に歩く、歩く!

今までなかった景色の出現にびっくり。。。

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2011年6月 8日 (水)

夢のあしあと

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平等院阿弥陀堂、池の対岸の桜の木のたもとに立ち覗くと阿弥陀如来のお顔が見えます。

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阿弥陀堂のなかに足を踏み入れると西方極楽浄土そのものをあらわしただろう世界、平安の頃の描いた強い夢のあしあとを感じるようでした。

平安の名仏師と言われた定朝の手による金色に輝く阿弥陀如来。

そして丸天蓋の透かし彫り、四方に下がっている垂簾、格天井の縁、柱、梁までみんなびっしりと空想上の華である宝相華唐草で埋め尽くされています。

壁画には極彩色で描かれた来迎の様子が9つのストーリー(今は褪色している)。

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壁に浮かぶのは雲に乗った菩薩像、もともとは緑青、朱、丹、黄土などの極彩色で彩られていたそう。

琴や琵琶、鼓を持ち空へいざなうようなこの菩薩像たちの柔和な表情が好きです。

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雲中供養菩薩像や屋根の上の鳳凰などは鳳翔館に収められています。

モダンなガラス張りの建物に映る青葉の美しかったこと!

藤の花の季節もよいけれど、青葉の季節もまた格別でした。

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平等院 宇治市宇治蓮華116 0774-21-2861

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いつのまに…ピンク

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リビングから見える窓の外は、目にしっとり潤いを感じ落ち着きたいのでグリーンと白のものを何となく植えてあるつもりが…

いつのまにか、ピンク色の一角がこの季節に出現。

ピンク色に頬染めた山あじさい、そのまわりは蛍袋、そして道ばたでよく見かける薄桃のふっくら花がわが家にも群生。

昼咲桃色月見草という名かな。

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河原撫子もぽっぽと花火のように毎朝ひとつひとつ開き始めました。

隣には京鹿の子の花が植えてあるのですが、病気なのか葉っぱが白くなってしまい今年はいまひとつ。

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庭のすみっこでは皐月がらっぱを吹いたようなかたちでにぎやかにあちこち向いています。

この木に這わせていた大人っぽいワインレッド色のクレマチスの花はもうおしまい、タッチ交代のように咲いています。

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白い花しかない、と思っていた家の庭だけれど、いつのまにかピンク色があちらこちらに増えていました。

そうそう、夏萩も揺れ始めました。

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2011年6月 7日 (火)

西方の

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訪れたのは宇治の平等院鳳凰堂。

10円玉でおなじみの翼を広げたようなかたちの建物は、藤原頼道が別荘を喜捨とし寺としたそうです。

来世は西方の極楽浄土に生まれかわりたいという平安貴族の強い願望の名残を色濃く感じることができる、と聞きまた訪れたくなったのでした。

波打ち際をあらわす州浜があり、池はあの世へ渡ってゆく水。

藤原頼道が寺とした頃は宇治川がこの前に流れており、そのほとりに建てられたとも聞きます。

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今はほんのり淡いピンク色の睡蓮がぽっぽっと浮かんでいます。

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小さな未草、とても愛らしかったな。

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平等院 宇治市宇治蓮華116 0774-21-2861

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2011年6月 6日 (月)

雨上がりの日に

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轟音立て渦巻く宇治川。

前日に土砂降りの雨が日がな一日中降った後だったので、川のすぐ横を通った時には、落ちたらひとたまりもない、というおそろしいような濁流でした。

琵琶湖からの水が豊かに注がれる宇治川、この日は橋も覆ってしまうのではというほどの水量。

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源氏物語の宇治十帖に出てくる「夢の浮橋」をバックに紫式部の像がほほ笑み(?!)ます。

源氏物語の最末尾後半は宇治を舞台にしていることが多いため、宇治十帖と言われているんですね。

そんな参道を通り向かったのは。。。

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いくつもの週末~その2~

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江國香織さんの新婚生活が綴られたエッセイ集「いくつもの週末」。

その題名をよく思い浮かべてしまう週末という時間。

みんなで過ごす週末、あといくど過ごすことができるだろう、
そんな想い出のあまいアメ玉をおばあちゃんになったら、そっと瓶から取り出してきらきら光にかざして眺めるんだろうな、と。

そんなわけで釣りはできなくとも、みんなと過ごしたくてこの日もついてゆく。

鮎漁は解禁になっていて息子はずっとうずうず、滋賀県の知内川へ。

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どうやら鮎が登ってくる琵琶湖近く下流に梁が仕掛けられているようで、よく捕れる時はぴちぴち跳ねる鮎が銀色にきらめく川の流れ、目を凝らせど何も見えない。。。

奇跡的になぜかたった1匹釣れて(!)すぐに放しこんな日もあるサ、と帰路に着きました。

私は、水の張られたばかりの田んぼのまわりを歩いたり、

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蓮花を見つけたり、

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ゆらゆら揺れる小判草を鳴らしてみたり、

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愛らしい花だけれど、近づくと痛いあざみ。

スコットランドの国花、このトゲにより外敵から国を守ったからだそう、というのは頷けます。

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景色を眺めたり、釣れた?と覗きに行ったり、音楽聴きながら本開いたり。

こんな、なんてことのない週末がいくつも過ごすことができることがとても愛おしい、そんなことをこの日も思いながら6月初めての週末を過ごしました。

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いくつもの週末~その1~

Jhoney

中間テスト終わってやったー!!パラダイスや~☆ と息子。

土曜の学校帰りに駅の改札で待ち合わせして観に行った映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」。

ナゾの女海賊アンジェリカという新キャラクターも加わった今回。

あのジャック・スパロウの世界へみるみる呑み込まれてゆく夢中な2時間半。

痛快、愉快、気分晴れ晴れの日にぴったりな映画でした。

それにしても、息子はジョニー・ディップの素顔で出演の映画はたぶん知らない。

「チャーリーとチョコレート工場」、「アリス・イン・ワンダーランド」、「パイレーツ」、「シザーハンズ」、みんな何かしらの装いに纏われている。

いつか素顔のジョニーの映画、観せてあげたいなぁ。

そして3Dの映画ということを忘れて眼鏡をかけて行った私。

低いぺちゃ鼻に二重の眼鏡をかけることに。

鼻、眼鏡で埋まるじゃないの・・・

で、あきらめて自分の眼鏡のみで観ました、はぁー。

3Dの時はコンタクトレンズ忘れずに行こうっと。。

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2011年6月 5日 (日)

食のワンダーランドにて

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あっちからもこっちからもいらっしゃ~い、鼻腔をくすぐるにおい、色鮮やかな食べ物。

食のワンダーランド錦市場でふらふら~と誘われたのは、水菜や人参がぎっしり入ったふんわりした卵焼き。

卵焼き屋「三木鶏卵」の前でこの日も誘われちゃいました。

外が香ばしく中はとろりとした卵焼き、テイクアウトでぱくりといただけます。

そしてひと口サイズの黄身クリームパンもつい買ってしまうもの。

あっ、こんなカスタードクリームなつかしいな、の黄金色のクリーム、素朴なあじわいのパンは手に持ち頬張る気軽なおやつにぴったり。

その日の気分で黄身あんパンも。

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ここへ来たらやっぱり、だし巻き卵。

じゅわ~んとした卵とおだしのゴールデンコンビを存分にあじわいたい時はシンプルなだし巻きを。

う巻きやなどの変化球にも気分で惹かれちゃいます。

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奥で次々と焼かれてゆくだし巻き、見事な手元に、そして卵焼き器についついずっと見入ってしまう。

卵焼き器、足は「有次」へ。。。

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三木鶏卵 錦通富小路西入る 075-221-1585

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2011年6月 4日 (土)

児玉清さん

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「さっきまでけらけら笑ってたのに、今度はぽろぽろ泣いてぇ、、、いったい何読んでるのぉ?忙しい本やなぁ~」
と覗き込む息子。

まるで児玉清さんが目の前でお話くださっているようなユーモアたっぷりのお話ぶりに声を立て笑わずにいられないし、そして気骨ある生き方に心震わせ、若くして逝かれた最愛のお嬢様のことはいくど読んでも涙、涙です。

小学生の頃母に連れて行ってもらったミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐、すらりとした長身、長い足、凛としていてなんてかっこいいんだろーと一挙手一投足から目が離せなくなったのが児玉清さん。

それ以来、ずーっとファン。

児玉さんがひょんなきっかけで俳優になられたこと、不遇の長い大部屋時代、日々のエピソードなどを読んで、名前のように清らかで凛としたたたずまいの理由を知ったような気になり、元気になりたい時開くこといくたびか。

過日の訃報に、もう週刊ブックレビューも新しいドラマのなかでも観ることができないんだ、と心にぽっかり穴が空いたよう、また手に取りました。

そしてご趣味の域を超えていらした切り絵の本。

くすっと笑ってしまうかわいらしい表情やお茶目な仕草、美しい色づかいに児玉さんの解説、そしてその洒脱なセンスといったら!

眺めているだけでたのしくなってきます。

切り絵やってみようかな。。。
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王朝の香りを訪ねて

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嵯峨野の大覚寺は、もともと嵯峨天皇の離宮でした。

山々に溶け込みながら寝殿造りの建物が広がり、舟を浮かべて季節を堪能しただろう大沢の池。

唐草文様の美しい唐門、優美な曲線の檜皮葺の屋根。

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嵯峨野の豊かな自然に広がる王朝の香りが漂う空間は、また訪れたくなる心地よさでした。

野仏にまた会いたいナ。

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6月18日(土)には、源氏蛍千匹放生会が行われるそうです。

大覚寺 京都市右京区嵯峨大沢町4 075-871-0071

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2011年6月 3日 (金)

ぶらり一乗寺

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一乗寺の住宅街にたたずむ、屋根の上の方から葡萄の蔓が伸びている古い建物が目印「葡萄家具ハウス工房」さん。

和洋アンティークの家具を扱うお店、お店の奥の工房でリペアされ新しい持ち主へと受け継がれてゆきます。

家具だけではなく小さなうつわやガラス、ランプや照明器具も並び、今日はどんな出会いものがあるかな~、なんて覗くのも心弾みます。

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2階への階段を昇ると、窓の外には比叡山が遠くにのぞめ深呼吸したくなるような眺め。

この2階からの景色が眺めたくて、時々ふらりと立ち寄りたくなります。

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映画「マザーウォーター」で登場していた家具屋さん、加瀬亮さんがお店の前でよく椅子に腰掛けていたような。。。

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北欧家具を扱う2号店も本屋「恵文社」の東2軒隣ほどにあります。

葡萄ハウス家具工房本店 京都市左京区一乗寺大新開町33-6 075-711-7435

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2011年6月 2日 (木)

はっとしたもの、大覚寺にて

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嵯峨野の大覚寺ではっとしたもの、いろいろ。

ひとつめは僧侶の方たちの袈裟(?!)。

菊の紋が大きな水玉のようでかわいらしさに目を惹かれました。

ふたつめは、八角燈籠浮き彫り。

猛々しい姿なんだろうけれど、童のような幼児体型、そしてこのポーズ。

家人に見せたら「サタデーナイトフィーバーの決めポーズみたい?!」。

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みっつめ。

ほほ笑む象に思わず吸い寄せられました。

柱飾りの装飾の透かし彫りや木彫り、たのし ♪

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よっつめは金色の蝉。

とまっていたのは、きゅっきゅと音鳴らし歩くうぐいす張りの板張り巡らされた宸殿の蔀です。

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いつつめは、格天井。

草花だけではなく鼓など楽器なども描かれているのがおもしろくてちょっと暗い室内を伸び上がって見上げました。

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大覚寺 京都市右京区嵯峨大沢町4 075-871-0071

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雨の庭

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少し前からわが家の庭で、白い蛍袋が群生で咲きこぼれるようになりました。

ふっくら空気をはらんでうつむく真っ白な花、
蛍が迷い込んでぽぉーっと灯りがともったらどんなんだろう。。。

そろそろ尋ねたくなる蛍便りのこと考えながら、雨の庭はたのしいことで頭を次々と膨らませてくれます。

瑠璃色の小さな小花を広げ始めた山紫陽花、雨水が滴るとつやつや。

山紫陽花、かわいらしくてつい植えてしまうのだけれど咲くまで花の色はおたのしみ。

土壌により色は左右されるちょっとどきどきの化学反応です。

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庭奥にたわわに咲く群れもあるけれど、ことらはまだ小さな双子の晒菜升麻(さらしなしょうま)。

花の名をすっかり忘れてしまっていたけれど、お茶の稽古で花籠から彩りほんのりのぞく花々の名を教えていただきやっと一致したのでした。

来年は覚えているでしょうか?!

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濃い緑の葉に白い小花って愛らしい、って思うけれどかわいそうな名前のどくだみ。

このにおいキライ、と息子はせっせと引き抜きますが生命力旺盛。

群生する勢いの花たちとイタチごっこのよう。

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地面に目を凝らすと見つける小さな蛇苺、せっせと摘む者が家にやっぱりいて、すっぱおいしー、らしい。

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空に向かい星のように手を広げる山法師。

実は花と見える白い部分は総ほう、中心の緑色のつぶが花だそう。

よく晴れた日に薄いレースのような花々に見とれパチリ。

真っ赤な実が結実する季節もたのしみです。

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墨田の花火、かしわ紫陽花もほころび、なでしこも日に日にぷっくり蕾を大きくし始めました。

着々と生命力をはぐくむ雨の庭。

地面を潤す慈雨となるといいな。

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2011年6月 1日 (水)

おおらかな景色

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嵯峨野の大沢池へ。

なだらかな山の稜線、きらきら輝く水面、おおらかな景色にふわりとした気分に。

大覚寺の東に広がる大沢池は、嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模してつくったという日本最古の庭苑池、平安の頃と変わらぬ姿を私たちに見せてくれます。

小舟を浮かべ、季節と戯れたんでしょうね。。。

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池のまわりのどこを歩いても緑に染まり、翠に溶け込んでいきそう、そんな初夏の晴れた日でした。

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大沢池へ流れる大覚寺境内に流れる小川、初夏の日射しが降りそそぎます。

王朝の雅やかさに彩られた大覚寺は、山裾に広がり自然と一体化しています。

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こんな草花もかわいらしかったナ。

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大覚寺 京都市右京区嵯峨大沢町4 075-871-0071

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident

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野の仏

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嵯峨野の大沢池のぐるりにそっとたたずむ石仏たち。

いつ頃、誰が何のためにつくったのかもわからない、平安から鎌倉頃のものだろうと言われています。

ずっと見たくって!

厚肉彫りの仏さま、まるいかたちに刻まれてきた幾多の年月、風雨に思いを馳せました。

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大覚寺 京都市右京区嵯峨大沢町4 075-871-0071

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