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2011年2月21日 (月)

クレメンティア

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行くたびにファンになってしまうお店、と家族みなが口を揃えるのはイタリア料理店「クレメンティア」。

滋賀県出身のシェフが滋賀、京都、三重の旬の素材に腕をふるうお皿の数々に魅了されるのはもちろん、パティシエとサーヴをされるマダムとおふたりのあたたかで細やかなホスピタリティが心地よくて大好きなお店に。

前菜は、今月のテーマであるパイが添えられています。
白と黒のパンダ豆の煮込み、とろりとした野菜の甘さとパイの組み合わせでいただきたくなるカポナータ、お肉か魚がついていて、変化に富んだボリュームある前菜。

新じゃが芋のポタージュはさらりとしていていただきやすいあじわい、おかわりした自家製フォカッチャに手が伸びる、伸びる。

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牛乳が練り込まれた手打ちパスタは三重から直送の新鮮な魚貝のおだしがぎゅうっとしみ込んだトマトソースで。

もっちりした麺とコクのあるソース、浅蜊は春のあじ。

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手打ち麺は1日に2度打ち、打ち立てを召し上がっていただけるようにしています、とシェフ。

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三重から直送の今が旬のつばす。
ぱりぱりっととした香ばしい皮、ふわっとした肉身に伊勢エビの濃厚なソースをからめていただきます。

贅沢な気分にしてくれたお皿でした。

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スペイン産豚のポークベリーのイギリス風。

お正月にイギリスに行かれた思いが詰まったシェフのお料理。
お箸で切れそうなほどとろとろのお肉、ジューシーさ、パンチあるひと皿。

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スプーンがどんどん進んでしまう濃厚だけれど後味さわやかなティラミス、かりっとした焼き林檎とカシスとバニラのジェラート、素敵なひと皿。

クレームブリュレの原型といわれるスペインのドルチェ、カタラーナ。
ひんやりとろりとしたデザートは、大満足のお昼ごはんの華やかな〆のよう。

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旬のおいしいものをいただきに、笑顔とともに迎えてくださるお店にまた訪れたくなります。

クレメンティア 京都市中京区間之町通二条上る 075-231-5606 

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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