« 立春大吉 | トップページ | 木村伊兵衛 展 »

2011年1月26日 (水)

じき宮ざわ

032_2

四条堺町上がったところにある「じき宮ざわ」。

カウンター10席のみの予約のとりにくいお店、お昼に訪れました。

向附は、歯ごたえ快い子持ち昆布、海老菜の花の酢味噌和え、黒豆、ごまめ…
お正月の名残、睦月を感じさせてくれる華やかさ。

波うさぎの浮かび上がる酒器、波頭の盃でいただいた食前酒は伏見の抱腹絶倒(!)という名のお酒。
辛口の白ワインのような軽やかな口あたり、お料理がすすみそう。

035
愛らしい秀衡椀にあちこちから歓声が洩れ、蓋をとると聖護院大根と鯛の白味噌椀。

あつあつのとろりとした白味噌、柚子の香りふんだんで身も心もほどけます。

038_3

ひと晩ねかされ熟成し旨みが引き出されている三重で獲れた平目。

いろいろな切り方がされているので食感、あじわいがこんなにちがうこと、塩で山葵で、ぽん酢でたのしみます。

042_3 

このお店の名物、焼き胡麻豆腐は忘れられないあじに。

葛でのばしてある胡麻豆腐、かりっとした香ばしさが広がった後にとろりとしたあつあつの胡麻豆腐。

蜂蜜でのばしたという濃厚な胡麻クリームソース、ふんだんな振り白胡麻をからめていただく印象に残るひと皿でした。

046_2

羽釜で炊き上げられる白ごはん、お米がつやつやぴかぴか、立ってる~

一膳目、二膳目とあじわいが異なり、自家製のお漬物と一緒にごはんがすすみます。

049

梅の最中、カウンターの中の網で焼かれていた最中の皮につぶ餡を詰めてくださりほかほかをいただきます。
さくさくの香ばしさがたまりません。

053_2

ご主人が目の前で鮮やかに料理をされている様子を眺めながら、季節のきめ細やかなあじをいただけるカウンター。

楽しいお昼時間でした。

じき宮ざわ 京都市中京区堺町四条上ル東側八百屋町553-1 075-213-1326

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております 

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

« 立春大吉 | トップページ | 木村伊兵衛 展 »

京都ごはん」カテゴリの記事