« 家でのティーセレモニー?? | トップページ | 実りの秋 ♪ »

2010年9月11日 (土)

100年後、200年後、その時

119

9月8日から始まった京都高島屋で催されている「金閣寺客殿障壁画完成記念 岩澤重雄 展」。
5年を費やし描かれた金閣寺の客殿の襖絵などの障壁画は画家の遺作となったそう。

金箔が漆黒の枝に降り注ぐ「抽象の桜」からはふんだんの光を、
これ以上削ぐものがないほどにシンプルな線で描かれた「プラチナと薄墨の山水」からは吹き渡ってゆく風を、
前にたたずむだけで、風や鳥の羽音や光に包まれているような感じがしました。

ひとつの線が動きを持つようなとてもシンプルな抽象的な表情の前奏は、モダンアート的な立体作品あり、見る者をその力強さで飲み込むほどの雄大な風景画がありました。

静かで穏やかでこのうえないシンプルさにどんどん行き着いたのか、鹿苑寺だからこういうふうに描かれたのか、尋ねてみたくなりました。

寺社仏閣に描かれるものは100年、200年後も伝わってゆくもの。
その時、どんなふうに目に映るんだろう。。。

125_4

岩澤重夫 展 9月20日まで
京都高島屋グランドホール7階にて

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

« 家でのティーセレモニー?? | トップページ | 実りの秋 ♪ »

美術館・博物館」カテゴリの記事