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2010年7月の36件の記事

2010年7月31日 (土)

御所前で

陽炎がゆらゆら揺らぎ、身もとろとろ溶けていきそうだった暑い午後。
目に飛び込んできたのは、「メロンジュースしぼりたて」。
砂漠の真ん中にオアシスを見つけた気分。

京都御所前、果物屋「香樹園 八百林」の中にある「みつばちハッチ」の前で。

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贈答用の少し熟れたものを切り、ブル~ンとミキサーに豪快に入れ作ってくれます。

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はい、できあがり ♪
今日はとっても運がいいんよ、熟れてちょうど甘い頃なんだけど贈答用には向かなくなった時だけジュースにしてるからね。

メロンそのものを食すジュース、乾いた身体にそれはそれは浸み渡りました。

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なんて話していたら、あ~今すぐにでも飲みたいナ、とうらやましがってもらいみんなで翌日また再訪。

残念ながら、メロンにはめぐり会えず。
でも濃厚なマンゴーシェイクとさわやかな桃シェイク、旬の西瓜ジュースに大満足。

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マンゴーは黒い斑点が出てからの方が甘いんだよ、贈答用ではそうはいかないけど、ジュースにしたら美味しいもんね、バナナはね…
なんてお店の方とおしゃべりしながら、これから喉をすべり落ちてゆくみずみずしさを思い浮かべるひと時も心弾む。

今夏もいくど通うんだろう。。。

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香樹園 八百林 みつばちハッチ 京都市中京区丸太町通烏丸通東入る 075-231-5277

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2010年7月30日 (金)

週末は市中の山居へ

京都御所のなかに佇む「拾翠亭」。
毎週金曜・土曜に公開されている建物です。
九条家の茶室別邸で、茶会や歌会などの社交の場に使われたそう。

すぐそばの丸太町通りの喧騒が遮断され、優雅な市中の山居のような佇まい。


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今、九条池の周りには百日紅が満開、見頃。

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ピンクの花がたわわ、翠の池に鮮やか映ってます。

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池を渡る風に吹かれながら、水に浮かぶような景色にいるのってとても心地よいこと!
1階も2階もあり。
私は、本を読んだりのんびり過ごしによく行きます。

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丁子七宝の透かし。
夜は障子の向こうに浮かぶ明かり取り。
雅な遊びの世界が繰り広げられたんでしょうね。

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拾翠亭   京都御苑内
京都御苑  京都市上京区京都御苑3 075-211-6348 

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2010年7月29日 (木)

朝のたのしみ

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朝の食卓。
あつあつの白いご飯にいただいた「五辻の昆布」の「鞍馬昆布」。
細かく刻まれた若布に山椒がほろほろ、お米にからんでご飯がすすむ ♪

賑やかに手に取っているのはこの前の清水焼団地の陶器まつりの「手塚祥堂陶苑」で見つけたもの。
昆布を盛ったのは、すがすがしさが気に入り、端正な柄が青色で描かれた染付けの豆皿。

お茶碗は、昨年青い細縞のものは家人のひとりがすぐに決めた!と手に取ったもの。
赤い染付けのものは今年。
手に抱えた時のカーブがやさしい。
ちょっと夫婦っぽくなりました

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おそろいになったやん♪ともうひとつ家人のひとりが手に取ったのは青いぷっくりした市松柄のもの。
去年赤い方を求めていて、おかずやアイスクリーム、フルーツを盛ったりと愛用中。
自分で選んだ器から箸を運ぶのはことのほか美味しいようで、おしゃべりも弾みます。

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陶器まつり行きたかったな、何買ったの?とよく聞かれるんだけど…
まだもう少し買ったョ~

五辻の昆布   京都市上京区五辻通千本東北角 075-431-0719 
手塚祥堂陶苑  075-581-9678

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2010年7月28日 (水)

脱皮

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昨日の夕方は固い蕾みだったのに…
朝、庭を見ると咲いてた鷺草 ♪

つるりと皮がとれたて、脱皮したばかり?!
羽根を広げて羽ばたくまでもう少しかナ。

白鷺が飛び立つような姿の幻想的な白い花。
目に涼感をたっぷり感じさせてくれる姿は、夏のきものや帯にもよくあしらわれます。

小さく、シンプルな色合いでとても繊細な姿、ぐっと近寄って見入ってしまった朝でした。

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花の寺

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法金剛院、双ヶ丘の東麓に広がるお寺。
平安の頃は山荘だったそう。
そんなせいか、なんだかゆったりした空気の漂うお寺でした。

極楽浄土を表した庭園や御堂、四季折々の花々は見事だったようで、西行はじめ多くの歌人が歌を残しています。
(西行はこの寺に住んでいた美貌の待賢門院(鳥羽天皇の中宮)を深く思慕していて、一説には出家のきっかけにもなったとも)

平安の頃のロマンスにも思いを馳せ、季節の花々堪能しました。

桔梗。

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うつむいてますね。。。

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紫陽花もまだ見頃。

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水辺で涼やかに揺れるガマ。

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蓮の花先にとまったお客さんも。

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春先にいち早く咲く枝垂桜を車窓から眺めるだけで、初めて入ってみたお寺。
また訪れよう。

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法金剛院 京都市右京区花園扇野町49 075-461-9428

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident

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2010年7月27日 (火)

夏空

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鴨川にかかる橋を渡っている時、空のあまりに近さに息を呑み、
綿菓子を手でちぎってふわりふわりと散りばめたような雲。
水彩画のような色の夏空に感嘆!

家へ帰ってさっそくレンズから空を覗いて…
ん?鳥??!

夏空はくるくる表情がかわるお転婆娘みたいですね。

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天上の花

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蓮の寺として知られる「法金剛院」を訪れました。
極楽浄土の世界を表しているという平安の頃からの庭には、中央の池、120もの鉢に90種類以上の蓮が咲き誇る名所。

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泥水に生まれながらもすっくと天に向かって伸び、清らかで華麗な姿を見せてくれる蓮。

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固い蕾みから花びらほどけ始め、花笑み、花びらはらりはらりと落ち、花托だけになってゆくのに3,4日間。
その姿の変化は人の一生にたとえられることも多いですね。

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風が吹くたび、大きな葉がふわりふわりと風を送ってくれる水辺で心揺さぶられながら神秘的なひと時を過ごしました。
(カメ女になってしまい、気づけば138枚も写真を撮ってました、あはは)。

この期間は、朝早くから花を愛でられるよう朝7時に開門されています(8月1日まで)。


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法金剛院 京都市右京区花園扇野町49 075-461-9428

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2010年7月26日 (月)

夏の思い出

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15分だけ打ち上げられる宝ヶ池の花火。
すぐ隣の国立京都国際会館で大きな会議などが催された時にあげられる。
だからいつもサプライズ。

ぽんっ、ぽんっと音が聞こえたら、階段を駆け上がり窓辺へ。
大文字の送り火の「妙」と「法」の山の向こうの夜空が赤、青、黄に鮮やかに染まります。

10年ほど前は1週間に2度ほど打ち上げられていた花火。
家でのんびり眺めるひと時が夏の生活に刻まれていました。
今はひと夏に数えるほどになってしまい、さみしいかぎり。

そうそう、濃い緑に浮かび上がっていた「妙」や「法」の字。
ある日茶色になっていました。
草木が刈られ、送り火への準備がされていっているんですね。
もうすぐ葉月!

diamond 清涼

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ざっくり組まれている帯締め。
透け感は夏ならではのたのしさ。
淡彩な夏の装いに華やかさを添えてくれます。
美豊にて。

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2010年7月25日 (日)

買いものの祭り

京の夏の風物詩、陶器まつりが山科の清水焼団地で行われています。
今年は、7月23日から今日25日(日曜)まで。

恵みの雨ならぬ激しい雷雨の直後の澄み渡った夕暮れ。
ひんやり風が心地よい、そぞろ歩きにぴったりになりました。

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道に軒を連ねるお店の扉は開かれ、テントがずらりと並ぶ、とても賑やかで開放的。

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立ち寄るのがたのしみな「手塚祥堂陶苑」。
ずらりと並ぶ美しいお茶道具や京焼き、器は壮観!

お店の方に気軽にいろいろお話を伺いながら手に取ることができるのも陶器まつりの醍醐味。

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欲しいものが瞬時にすごい速さで決まり気づけば両手いっぱいに抱えていたのですが…
家に持ち帰ったものはまたまた!
何盛ってみようかナ、さっそく眺めてマス ♪

清水団地陶器まつり 7月25日まで
京都市山科区川田清水焼団地町10-2   075-581-6188

手塚祥堂陶苑 075-581-9678

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2010年7月24日 (土)

冷たいお祭り~おまけ??~

下鴨神社で行われている御手洗祭り。
家人のひとりのいちばんのたのしみはこちらだったりして…

糺の森に煌々と灯るあかり。

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金魚すくい、めだか、亀、くわがた、スマートボール、射的、苔玉やさん。
ちょっとレトロな香りのする夜店も。

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ふだんは漆黒の闇に包まれているだろう森。
祭りの時ばかりは賑やか。

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下鴨神社  京都市左京区下鴨泉川町59 075-781-0010

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暑気払い~冷たいお祭り~

下鴨神社で行われている御手洗祭りへ行ってきました。
御手洗祭り(足つけ神事)は、毎夏土用の丑の日前後に行われます。
今夏は7月23日から26日までの4日間、朝5時半より午後10時半まで。

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平安の頃、土用の丑の日に御手洗川に足をつければ厄病や難から逃れられる、罪や穢れを祓う、と言われていたそう。
そんな御手洗川を蝋燭を手に水の参道を歩きます。

足をつけた途端、山の清流のようなキーンとした冷たさ。
夜は蝋燭の灯り、吹き渡る風、冷たい水、厳かな気持ちになるような気がします。

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水からあがった後は御神水をいただきます。
双葉葵の文様入りの器、かわいらしい。

足も一気にぽかぽか。

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この足つけ神事を終えると暦の上では立秋。
新しい季節のページを開く気分になります。

御手洗祭り 7月23日から26日まで 朝5時半より夜10時半まで
下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59 075-781-0010

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月を眺めながら

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あともう少しで満月、上弦の月。
写真には白く写ってしまったけれど、卵色で模様が透けた月。
昨夜は、風があったので雲がするする流れる、流れる。
こんな月を眺めながら向かったのは…

ヒント、冷たいお祭りです!

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2010年7月23日 (金)

いい塩梅?!

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北野天満宮の境内。
あまずっぱ~い香り。
大福梅の土用干しが始まっています。

6月中旬頃に収穫された梅苑の梅はなんと3万トン!
梅雨明けした土用の丑の頃、塩漬けにされ干されます。
そして12月13日から授与される大福梅となります。

いい塩梅?!

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境内のあちこちで見られる紋は星梅鉢。
愛らしい紋ですね。

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北野天満宮 京都市上京区馬喰町 075-461-0005

diamond さざ波

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紋絽九寸の名古屋帯はさざ波模様の市松取り。
涼やかさ満点。
美豊にて。

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2010年7月22日 (木)

フルコース

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祇園祭山鉾巡行の日に前奏なしにくっきり梅雨明けした京都。
見上げれば夏空、平安神宮の朱の鳥居が鮮やか。

京都市美術館では「ボストン美術館展ー西洋絵画の巨匠たちー」が開催中です。

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「名画のフルコースをどうぞーレンブラント、ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ…」
というキャッチフレーズ。

1870年に開館したボストン美術館は、アメリカでいちばん古い歴史を持つ美術館(メトロポリタン美術館も同年開館)。
王侯貴族のいなかったアメリカでは、市民たちの寄付などにより集められたコレクションにより市民が作った施設が主流、ボストン美術館も。
どんな視点でコレクションが集められているのかとても興味を惹かれます。

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宗教画、肖像画、風景画、というようにテーマごとに時代を越えてひと部屋づつに展示されている。
マネの肖像画の隣にベラスケス、というように。
ベラスケスを崇拝していたマネ、そんな相関図から観るのも読み解くたのしさがあります。

ひとつひとつの作品が見ごたえあり、ゆっくり佇みたくなる、豪華なフルコース。
涼しい夏の美術館、のんびり贅沢なひと時です。

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ボストン美術館展 8月29日まで
京都市美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町124 075-771-4107

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2010年7月21日 (水)

附下げのきもの 染め上がりました

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美豊オリジナルの附下げのきものが染め上がりました。

墨地に流れるように橘を本糊糸目で。
四季の草花を花の丸文様で散らして。
伸びやかで動きのある上品さは、パーティーやお茶席などにぴったり。

本糊糸目、という工程は手描きでひと息に筒描きします。
画心、熟練の職人技の集大成が求められます。

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繊細で優雅な京友禅のエッセンス。
ぜひお手に取ってご覧ください。

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident

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2010年7月19日 (月)

不響は終わりだ!

毎夏7月の声を聞くのをたのしみに眺める「京都ブライトンホテル」で催される「リレー音楽祭」のプログラム。
今年の題は「不響は終わりだ!」。

毎夜ロビーのアトリウムがコンサートホールになる1ヶ月。
ふらりと散歩しながら音に触れられる夏の開放感、贅沢さが大好きで毎夏心待ちです。

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今夏は、谷川俊太郎さん朗読、賢作さんピアノの親子共演に小林沙羅さんソプラノ。
ショパンをずっと弾かれた横山幸雄さん、熊本マリさん。
アトリウムが熱気に包まれる中丸三千繪さん。
(もう終わってしまったプログラム…)

今年はまだいちども訪れていない!
毎夜繰り広げられる真夏の夜の夢に思いを馳せていたら、家人が箱を抱えて帰ってきました。

このリレー音楽祭の期間限定のホテルのケーキ詰め合わせ。
毎夏買ってきてくれるもの。

盛りだくさんの中身!
濃厚で風味豊かなマンゴープリン、さわやかな香りの桃のロールケーキ、シュークリーム、ムース…

音楽を聴きながら食事をしたり、ティータイムもたのしめる、あと数日の文月、出かけてみたいなぁ。

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リレー音楽祭 in アトリウム 7月31日まで
京都ブライトンホテル 京都市上京区新町通中立売(御所西) 075-441-4411

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2010年7月18日 (日)

京都丹波をぎゅうぎゅうと

「何のお店だろう?」
町屋の建物にかわいらしい暖簾、通るたびとても気になっていました。
丹波牛精肉屋さんが出された鉄板焼きと焼肉のお店「いづつ家」。

7月19日までの祇園祭期間限定ランチをいただきに訪れました。
ランチの名は「丹波ぎゅうぎゅうランチ」。
素材すべてに丹波のものが使われているこだわりよう。

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丹波牛と美肌豚を混ぜ合わせた煮込みハンバーグは頬張ったとたん、豊かな肉の旨みが広がりとても美味!
とろりとした半熟卵をくずしながらいただくと、いろいろな味の変化がたのしめる。

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目の前で焼いてくださる鉄板がしつらえられたカウンター、奥にテーブル席、緑豊かな坪庭、町家の風情を残しながら、落ち着いた雰囲気。

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今度は夜に訪れたいナ ♪

いづつ家 京都市中京区堺町通姉小路通下る 075-222-2901

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2010年7月17日 (土)

清閑

祇園の「何必館・京都現代美術館」で催されている「良寛遺墨展」。
八坂神社の朱の鳥居を遠いバックに涼やかな字がはためいています。

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新潟出身で18歳で禅の修業に入ってから欲なくものに執着しない、自ら質素な生活を示し、わかりやすい言葉で人々に仏法を説いた良寛。

やさしい想いで書かれただろう、と想像してしまう「いろは」や「一二三」の文字。
子どもたちと遊んだ毬。

周囲の人々に愛された人柄がにじみ出る書に力強さと和やかさを同時に感じたひと時。
賑やかな四条通りから扉1枚くぐっただけで、別世界に足を踏み入れたような清閑さ。
19日までの催しです。

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魯山人のコレクションで知られる何必館。
どっしりした花器に天井にまで枝を広げるたっぷりした緑、さりげない枝と実がそっと…
随所にみられる花器にいけられた緑や花は用の美、見ごたえあり。

良寛遺墨展 7月19日まで
何必館・現代京都美術館 京都市東山区祇園町北側271 075-525-1311

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2010年7月16日 (金)

ご紹介いただきました

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発売されたばかりの本「京都 暮らしの値段」(淡交ムック 淡交社出版)に美豊をご紹介いただきました。

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「衣」「食」「住」について、ものの値段を通じて京都発見本。
値段、という切り口で実は京都の人のものを見る目、作り出す物語が綴られており、とてもおもしろくて一読者として読み入っています。

写真もとても美しい。
奥深いストーリーに足を向けたくなるところがここも、あそこも。

姉妹本の赤い表紙は「京都 旅の値段」。
こちらは、「美術」「伝統」「歴史」「風景」のキーワードから、京都が読み解かれています。

ぜひお手に取ってご覧ください。

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「京都 暮らしの値段」(淡交ムック 淡交社出版)

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2010年7月15日 (木)

夏の琥珀色

祇園祭の頃にいただきたくなる夏のお菓子「亀廣永」の「したたり」。
透ける琥珀色、お皿の上でぷるるんと泳ぐ。
黒糖、和三盆が上品でさわやかなあじわい、涼やかな琥珀羹のお菓子です。

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菊水鉾に献上するお菓子は、能楽、菊の露「したたり」にあやかり作られたそう。

そして菊水鉾は、近年まで鉾町内にあった金剛能楽堂の庭内にある洛中名水のひとつ菊の井という井戸にちなんで建つようになった鉾。

名前の由来、見た目、あじわい、みずみずしさ溢れるお菓子ですね。
菊水鉾のお茶席でもいただけるそう。

亀廣永 京都市中京区高倉蛸薬師上る   075-221-5965

diamond 水模様が広がります。  

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観世流水のぼかしに涼やかに浮かぶ花の丸文様。
附下げのきものです。
お茶席やパーティー、結婚式などあらたまったお席に。
美豊にて。

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2010年7月14日 (水)

始まりました ♪

祇園祭のお囃子、昨夜から始まりました ♪

奏でられる祇園囃子の音色、灯される駒形提灯。
夜は祭りの風情たっぷり。

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「動く美術館」ともいわれる祇園祭。

今夏見たいものはいろいろあるけれど、鉾や山にかけられた見事な織物や刺繍、コブラン織りをじっくり見てみたいな、と思っています。

この前、修復に携わる方にお話を伺える機会に恵まれました。
どの時代まで遡るのかなど資料を紐解きながら進めること、100年後も保てるような退色しない色づかい、使われていた刷毛や馬の毛、真綿、和紙など工程に関わるものを集めること…
100年、200年後を見据えての修復、息をつくのを忘れるほど興味深いお話。
このような方々の知恵や気の遠くなるような尽力、伝統工芸の技が脈々と受け継がれていることをあらためて感じました。

美術館で目にする画人たちの筆によるものもたくさん見受けられます。

あとは天気になるよう祈るばかり!

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美豊は、今日水曜日お休みをいただいております confident

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2010年7月13日 (火)

水を感じて

七月の花の稽古、花材が見事でした。

恋して憧れてやまない蓮!

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フトイ、縞フトイ、斑入りすすき、姫百合、桔梗。
生命力溢れるみずみずしい緑、表情の豊かさに感嘆。

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お好みで…の中には、姫ガマ、蓮の実も!
姫ガマはなんとも愛くるししいかたち、自然のつくる造形の不思議さに目を見張ります。

水を感じる季節、花の声に耳を澄ますひと時は夢見心地のようでした。

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お茶室でおしゃべりに華を咲かせながらいただいたのは「京華堂利保」のお菓子。
向こうの景色を透かしたくなるような「水しぶき」といいう名の葛の入ったお菓子。
「岩しずく」という名(だったような)きんとんは白茶地に飛ぶ青磁色がとても涼やか。

雨上がりのそよ風に吹かれ、庭の翠を感じながらのお茶はとても格別、至福のひと時でした。

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美豊は、今日第2火曜日はお休みをいただいております confident

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2010年7月12日 (月)

雨宿り

雨宿りに飛び込んだ先に涼やかな花々、素敵!
思わず足が止まりました。
艶やかなてっせん、透けるピンクや赤が夏の気配、緑の実は何?繊細な籠もいいな~。

古今烏丸の「唐長」の店先にて。

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改葬されたようで、明るくモダンな雰囲気になっていました。
あいにくこの日はお休みで、外から。

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地下の「老香港酒家」でお昼ごはん。

外皮がカリっとした焼豚、さっぱりしたピクルスなどの前菜、やわらかな牛肉の炒め物。

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このお店のお粥がたまにとてもいただきたくなります、こっくりした味わい。
夏にさっぱりしながらするするのど越しよい豆腐の煮込み料理。

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四条界隈で買い物している時、ちゃんとごはん食べたいね、と寄ることが多いです。

祇園祭の頃は、祇園祭の鉾や山が建っている地図が張られたうちわを古今烏丸では配られています。
地図が役に立つし、唐草模様の涼やかな柄、竹のしっかりしたつくり、毎夏たのしみ ♪

唐長      京都市下京区烏丸通四条下る 古今烏丸1階    075-353-5885
老香港酒家 京都市下京区烏丸通四条下る 古今烏丸地下1階 075-341-1800

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2010年7月11日 (日)

雨上がりのごちそう

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水しぶきに羽を震わす白鷺。
夏の光景ですね。
朝の賀茂川にて。

大きな大きな黒い烏(鷹ほどの大きさ!)がいくどもいくども翼を広げ、水浴びしてたよ~と話したら、それは鵜だよ、とおしえてもらいました。
野生の鵜が暮らしているんですね。
水辺の鳥たちが涼やかに見える今日この頃。

雨上がりはピカピカの洗い立て、生まれたてのような景色。

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少し前村上春樹さんが「村上ラヂオ」というエッセイで、京都の鴨川がお気に入りのジョギングコース、と書かれていました。
それを思い出すとなんだか足が弾みます。
好きな音楽とともに ♪

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東へぐるりとまわれば、隣は植物園。
くっきりした碧空と濃い緑、雨上がりにはとってもごちそうに思えます。

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2010年7月10日 (土)

祇園まもり

「鍵善良房」の「祇園まもり」という名のお菓子。
くるりとした皮、きつね色がきれい。
真ん中には八坂神社の紋の焼印が。

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薄いクレープ状の皮に包まれているのは、こんな量見たことない、というくらい大きな求肥。
もちもちの食感、すっきりしたあじわい。
祇園祭の時季のお菓子です。

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さて、最後に問題です。
祇園祭に携わる関係者が口にしてはいけない食べ物は何でしょう??
ヒントはこの八坂神社の紋です!
(左は三つ巴紋、右は木瓜)

答えは胡瓜。
木瓜の紋のかたちが胡瓜の切り口に似ているからだそう…

よく知られたことだったでしょうか?!

鍵善良房 京都市東山区祇園町北側264番地 075-561-1818

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コンコンチキチン ♪

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コンコンチキチン コンチキチン ♪
お囃子の音色が涼やかに鳴り響く四条通り。
思わず歩調合せちゃいます。
提灯が揺れ、祭りの風情たっぷり。

軒を並べるお店やさんのショーウンドウも祇園祭りで彩られています。

緞帳のコブラン織りまで繊細な鉾、てっぺんの唐子人形が愛らしい。
骨董屋さんの店先で。

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今年のくじ取り式で決まった巡行の順番に並べられた鉾たち。
壮観!
鉾に乗っている人や歩く人の表情がひとつひとつちがって豊かで、ガラスに顔をくっつけて見入ってしまいます。
人形やさんの店先にて。

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白馬に乗った稚児の人形。
お稚児さんは神様の遣い、地面に足をつけてはならない、祇園祭りは神事なんだ、と感じます。

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今日から四条通りでは長刀鉾、函谷鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾などの鉾建てが始まります。
コンコンチキチン コンチキチン ♪

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2010年7月 9日 (金)

祇園祭色

祇園祭りの神事が数多く行われている八坂神社。
賑やかで少し荘厳な空気が漂っています。

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ご神燈、提灯、花笠、準備が着々と進んでいるようです。

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10日からは鉾建てが始まります。
クライマックスは17日の山鉾巡行。

京都の街は祇園祭色に染まっています。

八坂神社 京都市東山区祇園町北側 075-531-1126

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2010年7月 8日 (木)

星に願いを 2

昨日、京都は午後に激しい夕立、そして晴れ。
雨に洗われた透き通るような夜空の七夕でした。

家で短冊を結んだのは、、
なぜか切っても切っても生えてくる庭の小さな笹、咲き始めた桔梗を星に見立てて。
そしてホタルブクロも。

花器はずっと昔にいただいた「今宵のあるじ」という名前。
「行き暮れて 木の下かげを宿とせば 花や今宵のあるじならまし」という平家物語のなかの歌からきているのかナ。
いただいた時、聞いておけばよかった!

すっと細く小さな両耳つきの鉄製の花器。
七夕の夜、今宵のあるじはどんな顔?!

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七夕の朝のプレゼント

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毎朝のウォーキング。

下鴨疎水近くのお宅の空高くに毎日1、2輪ずつダイナミックで清廉な姿を見せてくれる泰山木。
ぷっくりした白玉のような蕾みを探して毎朝見上げています。

この前まで蛍が舞っていた疎水べり。
(今年は6月末までたのしめました、夕ご飯を食べた後に蛍を眺めるのっていいですね、近所の子どもたちのパジャマ姿よく見かけました)。

涼やかな花々が揺れています。
紫陽花、芙蓉、山吹、露草、背高のっぽのたちあおい…

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七夕の日の朝に歩いていたら、大きなバケツが。
2メートルほどの高さの笹の木がどっさり入っていました。
添えられた紙に「七夕にどうぞお持ち帰りください」。

粋なプレゼント!

どうやって持って帰ろう。。。と結局は思いとどまったのですが。

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2010年7月 7日 (水)

星に願いを

今日は七夕。
晴れるといいですね。

東山の高台寺の参道を登ると笹の葉、短冊がゆらゆら。

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星に願いを。。。

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階段をまっすぐ登る参道は翠の回廊。
みずみずしさに思わず幾度も立ち止まってしまいます。

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高台寺 京都市東山区下河原町下河原通八坂鳥居前下る526 075-561-2382

美豊は、今日水曜日はお休みをいただいております confident
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2010年7月 6日 (火)

路傍の

庭の日陰でひっそり1輪咲いたくちなしの花。
たった1輪なのにあまいあまーい香り、雨の日にはこの香りに心がほどけます。

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賀茂川の土手で揺れる夏草に混じる可憐でユーモラスなピンクの花、捩花(ねじばな)に心奪われたのは数年前。
今では初夏の庭に可憐なかわいらしさを振りまいてくれる末娘のような存在に。
くるくる巻き上がるスパイラルはほんとうに不思議な姿、見入ってしまいます。

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草むしりをしていたら見つけた蛇苺!
実は真っ赤なのに甘くない、蛇なら食べるかも、とついた名前らしいですが。。。
家人のひとりの春の好物、あまさが口いっぱいに広がる♪みたいです。
茎は、根を張りながらまた伸びて、するする長ーく、姿が蛇のよう?!

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地面に目を落としていると飛び込んでくる夏の草花。
路傍で懸命に咲く姿はいとおしくて思わず心溶ける、道草しながら歩いてみたくなります。

diamond 透ける清涼感 

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透ける組み方がされた帯締め。
夏の装いならではのたのしさですね。
美豊にて。

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2010年7月 5日 (月)

御所西で気軽に

イタリアンのお店「ラ・カマルティーナ」は、美豊から歩いて10秒。
京野菜を取り入れたあっさり目の味つけ、ランチタイムは女性客でいつも賑わっています。

たのしみな前菜6種、この日はみずみずしく夏らしさを感じられたもの。
えんどう豆の冷製ポタージュ、水茄子の酢味噌和え、つぶ貝のマリネ、自家製ハム、鶏肉の粒マスタード和え、瓜のピクルス。

自家製パンも美味。

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名前に興味津々でお願いした紋甲いかの下足と京唐菜のアンチョビパン粉かけスパゲティ。
アンチョビパン粉がさくさくして、パスタの味をよく引き立てるスパイス。
これ、家で真似してみたいです。

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柔らか備中高原鶏とじゃが芋、豆苗のトマトソースのパスタ。
あっさりしたさわやかな味つけ、野菜の名をいろいろ尋ねたくなります。

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苺のプディングのタルトとバニラアイス、そしてカフェ。

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お店の名前の由来はワインの名前にちなんでいるとか。
御所西で気軽にたのしめるイタリアン、その日によりメニューが変化に富んでいるのでまた訪れたくなります。

ラ・カマルティーナ 京都市上京区丸太町通衣棚通東北角西 075-256-0161

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2010年7月 4日 (日)

涼滴る

夏のひんやりデザートといえば、「紫野源水」の「涼一滴」。
白磁の器が見るからに涼しげ。

ふるんとしたたのしい食感、甘さを抑えた上品で風味豊かな水羊羹。
さらりとした水羊羹、白い方は白小豆の入った胡麻風味です。

いただいた後の器もたのしみのひとつ。
煎茶用に、ぐい呑みに、薬味入れにしても。

おもたせにも喜んでいただける夏のお菓子。
滴る涼、みずみずしさを満喫。

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紫野源水 京都市北区小山西大野町78-1 075-451-8857

diamond 透けるさわやかさ。

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松皮菱文様が透ける紗織りの八寸名古屋帯。
水色がさわやか、涼感いっぱいです。
美豊にて。

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2010年7月 3日 (土)

野の花にあそぶ

大正ガラスの瓶に水を張って。
もともとはお菓子入れだったのかな、キャンディーポットみたいなかたち。
骨董「尾杉商店」で見つけました。

毎朝1、2輪ずつ開く時計草を浮かべてみました。
ゆらぎのある景色に浮かぶ時計の文字盤と針、朝咲き夕に終わる一日花。

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庭で摘んだ花たち。
姫百合、唐糸草、くがい草、わたなべ草、河原なでしこ、ホタルブクロ、おみなえし(?)、金糸梅、山あじさい、かしわあじさい、つわぶき、縞すすき、夏椿。
野の花は咲くまで何だった?と忘れてしまうことが多かったり、草と間違えて抜いてしまったり、場所が合わずにいつの間にか消滅していたり…
それだけに可憐な姿を見つけると悦びひとしお。

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庭で大活躍の籠に入れて。
籠は、姉小路通りの「アンティークベル」の店先にコロンと置かれていたもの。
炭を入れるのに使われていたのか、中にトタンが張られていて堅牢なつくり。

雨の香りに包まれるこの頃ですね。

diamond 七宝文様が織られた絽の袋帯です。

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まるい輪が連なっている文様が銀糸、白糸、ほんの少しの金糸で。
淡彩で流れるような柄つけは涼やかでやさしい雰囲気。
美豊にて。

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2010年7月 2日 (金)

掌中の美・ミニチュアの世界

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岡崎の「細見美術館」で催されている「中国の小さなやきものー美は掌中に在りー」展。

手のひらにすっぽりのってしまう小さな小さな中国のやきものたち。
新石器時代から清朝末期まで6000年に渡り飾られています。
儀式に使われたもの、副葬品、子どもの玩具…

小さく精緻なものたちは愛らしく、ゆっくり目を凝らして眺めたくなります。
それぞれのものに込められた想いや物語が聞こえてくるようで、中国悠久の歴史に身をゆだね、時を忘れたひと時でした。

細見美術館に併設されているショップ「アートキューブ」のコーナーは、展示内容により変化に富んでいて見逃せません。
やきものの本、花の本、庭園の本、志村ふくみさんの本いろいろ、両手に抱えて帰りました。

中国の小さなやきもの 7月25日まで
細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 075-752-5555

diamond 絽の江戸小紋のきものです。

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細い縞、万筋柄がなんとも涼やかですっきりシャープな印象、透ける江戸小紋のきもの。
幅広い場面でお召しいただけるのも魅力。
美豊にて。

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2010年7月 1日 (木)

下鴨にて

お昼に鮨やさんのカウンターに座って…というのはとっても優雅な気分、大人っぽい雰囲気に浸れる ♪

下鴨の府立大学近くにお店を構える「鮨 よし田」。
北大路通りを少し奥に入ったところにあり、ちょっと隠れ家的な雰囲気。

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お昼はとてもいただきやすいコースがあります。
鮨10貫をひとつずつ握ってくださり、赤出しがついています。

ご飯は関東風のあっさりした味つけ赤酢が入りでほんのり甘い。
鯛、烏賊、平目の昆布締めの後に
きす、鮮度のよい鯵に舌つづみ。

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コリッとした蛸、艶やかなまぐろ。
じゅんさいたっぷりの赤出しも嬉しい。

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こりこりしたタイラギ貝、今回のヒット、穴子と。

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たまごで〆。

割烹店で修行を重ねられたご主人、1品料理も充実しています。
お酒の種類も豊富、料理とお鮨両方をたのしむ方が夜は多いそう。

鮨よし田 京都市左京区下鴨東半木町72-8 075-702-5551

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