草喰なかひがし
「草喰なかひがし」さんでいただいたもの。
大地のたくましい恵みがぐいぐいからだ中にしみ渡る、心もじんわりほどけたひと時。
端午の節句にちなみ菖蒲の葉と蓬の葉が飾られた八寸。
初夏のみずみずしさが溢れんばかり。
なかひがしさんの人気の白味噌椀。
香りがふわり、さらさらあっさり、だしの旨さがじんわり、おかわりしたくなります。
白味噌は奥様のご実家の「しま村」のもの。
ぷりっぷり岩牡蠣のレモン酢ジュレがけ。
つるり、つるりと喉ごしよく夏の風。
じゅんさい、焼いた鯉、シャキっぬるっとした食感はなんとギボウシ、香りはじける柚子の花などの椀物。
山菜の天ぷら、破竹のおいしさに声が上がります。
愛らしいピンクの花はさつき。
琵琶湖の天然うなぎを目の前のおくどさんで蒲焼に、その上にふわふわの山椒、花山椒。
なかひがしさんで皆が幾度もおかわりをする白いご飯は目の前のおくどさんの羽釜で。
お料理とともに愉しいのは、ご主人がひとつひとつ紐解いてくださるお話。
豊かな世界にいざなってもらうようです。
草喰なかひがし 京都市左京区浄土寺石橋町32-3 075-752-3500
美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho
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