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2009年10月10日 (土)

幻の

銀閣寺から永観堂、南禅寺へと続く道、鹿ヶ谷通りをちょっと曲がるとある「泉屋博古館」。
12日まで催されている「幻の京焼 京都瓢池園」展へ行ってきました。

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パリ万博でデザインの遅れを感じた近代陶芸の立役者と実業家の尽力により、明治から大正にかけてほんの短い間だけ流通した焼きものゆえに「幻の」と呼ばれる瓢池園の焼きもの。
今回がその全貌を紹介する初めての展覧会だそう。

さまざまな図案改良を目指したと言われるだけあり、琳派の香りする燕の描かれた大胆な図柄の鉢、クラシカルでいながら西洋の影響感じられる蘭が藍色で描かれた珈琲カップ…
アールヌーボー、西洋の陶磁器の技術、日本の図柄、西洋と日本のものが行ったり来たりしながら溶け合っているようでおもしろかったです。

朝いちばんに来るせいか、誰にも会わないロビー。
少しずつ色づき始めた東山を間近に背景にした庭を臨め、中国青銅器をカーンと鳴らしてみたり、冷たくつるりとした手触りをたのしんだり。
1日の始まりにちょっとのんびりできる美術館です。

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「幻の京焼 京都瓢池園」展 10月12日まで
泉屋博古館  京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24  075-771-6411

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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