夕涼みをしながら
夕涼みが心地よかった日、友人とフランス料理店「レ・シャンドール」を訪れました。
友人は西洋カリグラフィーの先生で紋章デザインの専門家、最初にテーブルの上に置かれていたリモージュの大皿の模様に目が留まりました。
盾に水玉が浮かぶ模様はメディチ家の紋章?ちょっと玉の数が違うね、メディチ家は薬を扱っていたからは玉は薬を表していて7つよ、と教えてくれました。
前菜はたくさんの野菜と魚介。
マリネ、茹でてソース和え、ピクルス、炒めて、とひとつずつ調理法が違いシャキシャキ、コリコリ食感たのしい夏のお皿。
鱧とフルーツトマトのコンソメジュレ仕立て雲丹添え。
ひんやりデザートのよう。
メインは魚を、甘鯛のポアレの上にのったラタトゥーユと添えられた万願寺唐辛子が食欲をそそります。
デザートはマンゴームースに夏蜜柑シャーベット。
コーヒーと一緒に、これだけでもほっぺた落ちそうな焼き菓子がたくさんテーブルに並んだのですが、もういただききれないなー、と恨めしく眺めていたら、おみやげに、と包んでくださいました。
レ・シャンドール 京都市中京区柳馬場通蛸薬師通上る419 075-255-2277
塵よけコート着尺。
墨地に透けるのは入子菱文様。
古今東西ヨーロッパでも見られる文様はすっきりしたきもの姿に。
美豊にて。
美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho
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