« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月の35件の記事

2009年7月31日 (金)

ちょきり

道具がよければ縫いものだってスイスイ。

最後の仕上げに使っているのは「菊一文字 本店」の糸切りばさみ。

10132

切れ味抜群、ちょきり、の音も気持ちのよいほど。

母におみやげを、とお店を訪れました。

10112_2

剪定ばさみ、包丁、園芸用ばさみ、花ばさみ、爪切り…

切るものだったらきっと何でも揃うお店。

職人さんがひとつひとつ手仕事で作る糸切りばさみの出来るまでの工程が飾られていました。

10107

研いでくれたり、いつでもアフターケアしてくれるのも嬉しいところ。

菊一文字 本店 京都市中京区河原町三条通西入る  075-221-0077

diamond 源氏香が織られた名古屋帯です。

9757

墨地に鹿の子模様で表された源氏香がしっとりした雰囲気。

おしゃれ着からちょっとあらたまった場面まで、幅広くお召しいただけます。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

作ってみたいもの

今使っている数寄屋袋は、母がむかーし昔に作ってくれたもの。

10130

お茶のお稽古が大好きでせっせと通っていた母が、小学生の私と妹にも、と連れて行ったのですが…

おしとやかな妹はすぐ夢中に、お抹茶も飲めず、あんこものも食べられなく(今は両方とも大好き!)粗雑な私は、1,2回きりでフェイドアウト(とほほ)。

使わなくなった帯の布を使い、母が妹とお揃いで作ってくれた絞りの数寄屋袋(妹がオレンジで私が赤)。

ずっと母が仕舞ってくれており、また違う柄も久しぶりに作ってみたわよ、と染め風呂敷から作ったものを出してくれました。

封筒型の数寄屋袋は、懐紙袋、扇子、小風呂敷、などなどたくさん入りとても重宝。

今度の夏休み、母に作り方を教えてもらおう、と思っています。

どんな布で作ろうかナ。

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月30日 (木)

自分で淹れるやわらか色

寺町通りにある「紙司 柿本」で用事を済ませた後、一保堂茶舗の中にある喫茶室「嘉木(かぼく)」に立ち寄りました。

屋号がくっきり大きく染められた白く長い涼やかな暖簾を見たら、とっても喉が渇いてることに気づいたのです。

お茶の選び方、淹れ方、お湯の温度、蒸らし方、1杯目から3杯目までのいただき方…

お茶のことなら何でもござれ、のスタッフの方が教えてくださり、いざ自分で !

10033 

いただいたのは煎茶「嘉木」、ポットから湯冷まし用の湯呑みに注ぎ、それからびっくりするほどたくさんの茶葉の入ってる急須へ。

穏やかな香りとさっぱりした渋み、後味は汗がすーっとひくさわやかさ。

自分で淹れるやわらか色のお茶、心和むひと時です。 

お菓子は「京華堂利保」の「星かげ」という名の葛まんじゅうでした。

椅子席から眺めると、カウンターの向こうではお釜がしゅんしゅん、スタッフの方が抹茶を点ててらっしゃいました。

10045

店先にずらりと並んだ茶壺につい目が釘付け。

10082

カウンターに座り、試飲させてもらいながらおみやげのお茶を選ぶのもたのしいですね。

一保堂茶舗 京都市中京区寺町通二条上ル常盤木町52  075-211-3421

diamond とっても軽~いです。

9727

単衣・袷のきものに合わせていただける帯は、その重さなんと350グラム。

軽さの秘密は夏帯を織る機で織っているから。

正倉院文様が織られています。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月29日 (水)

できたてを ♪

梅雨が明けないようなじめじめしたこの頃、力が湧いてきそうなものが食べたい、と「湯葉半」を訪れました。

きっと美味しいお水を使うお店が軒を連ねていたんだろうな、と想像してしまう通りの名、麩屋町通りにお店はあります。

1716年創業の湯葉の専門店。

9983

店先には甘湯葉が干されており、中からはぷーんといい香り。

鍋に湯葉汁を注ぎ、温め、表面に張った薄い膜をすくい上げる作業が幾度も幾度も早朝から繰り返されるそう。

薄い膜をすくったのが生湯葉、

最後に煮詰まった湯葉汁を乾燥させたのが甘湯葉。

光に透けた飴色の湯葉が干されている光景は思わず触ってみたくなる美しさ。

9984

とても愛想よしのお兄さん、おじさん、いろいろ説明してくれながら、訪れるたびに差し出してくれるちょっと味見もたのしみ。

最後からからに煮詰めた茶色い甘湯葉をいただき、頬張るとじんわりした香ばしい甘さ、おやつによさそう ♪

家に買ってきたのは、さしみ湯葉。

10027

一枚一枚繊細な薄い湯葉が重ねられた層はクレープのよう。

豪快にざくっと切って頬張る贅沢さ、しあわせ~。

ふんわりしたさらさら食感、素直な大豆の味、何もつけずにこのままいただきます ♪

湯葉半 京都市中京区麩屋町通御池上る  075-221-5622

美豊は、今日水曜お休みをいただいております confident

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月28日 (火)

夕涼みをしながら

夕涼みが心地よかった日、友人とフランス料理店「レ・シャンドール」を訪れました。

友人は西洋カリグラフィーの先生で紋章デザインの専門家、最初にテーブルの上に置かれていたリモージュの大皿の模様に目が留まりました。

盾に水玉が浮かぶ模様はメディチ家の紋章?ちょっと玉の数が違うね、メディチ家は薬を扱っていたからは玉は薬を表していて7つよ、と教えてくれました。

前菜はたくさんの野菜と魚介。

マリネ、茹でてソース和え、ピクルス、炒めて、とひとつずつ調理法が違いシャキシャキ、コリコリ食感たのしい夏のお皿。

9739

鱧とフルーツトマトのコンソメジュレ仕立て雲丹添え。

ひんやりデザートのよう。

9741

メインは魚を、甘鯛のポアレの上にのったラタトゥーユと添えられた万願寺唐辛子が食欲をそそります。

デザートはマンゴームースに夏蜜柑シャーベット。

9746

コーヒーと一緒に、これだけでもほっぺた落ちそうな焼き菓子がたくさんテーブルに並んだのですが、もういただききれないなー、と恨めしく眺めていたら、おみやげに、と包んでくださいました。

レ・シャンドール 京都市中京区柳馬場通蛸薬師通上る419  075-255-2277

diamond 塵よけコート着尺。

9932

墨地に透けるのは入子菱文様。

古今東西ヨーロッパでも見られる文様はすっきりしたきもの姿に。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月27日 (月)

大漁, !おみやげ

釣りベテランの人たちに連れて行ってもらい、家人たちが福井県の小浜へ釣りに行ってきました。

京都を夜中の3時に出発、1時間ちょっとで小浜港に到着だったそう(私は京都で留守番、出かけたことも夢の中でつゆ知らず)。

家人ひとりがうひょうひょ言いながら見せてくれた袋の中には、じゃーん、魚が200匹弱 !

9961

何でも釣れたら嬉しい、という釣りビギナーの家人たち、狙いを定めなければひょいひょいおもしろいほど引っかかったそう(特に鯵が)。

かさご、きゅうせん、ほんべら、ぐれ、鯵。

そしておみやげに家人が買ってきたのは、井上耕養庵の「若狭一枚流し葛ようかん」。

9973

若狭で水揚げされた魚を京都へ運んだ鯖街道、その途中の熊川宿に立ち寄ったそう。

意外にもっちりした歯ごたえある葛をいただくしあわせに満ちたようかん、小豆の味はあっさり。

水饅頭を買う、と熱心に調べて出かけた家人、帰る方向と反対で断念。

高井麻巳子さんおすすめのお菓子、に惹かれ選んだよう。

皆がおいしー、とあっと言う間に完食しほっとした様子でした。

井上耕養庵 福井県小浜市南川町9番10号  0770-52-0199

diamond 塵よけコート着尺。

9931

重ね色の美しさ、透けるたのしさ、あじわっていただけます。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月26日 (日)

眼福、そして買い物 ♪

京の夏の風物詩、山科の清水焼団地で陶器まつりが7月24日から26日まで行われています。

清水焼、京焼の生産地として知られる清水焼団地、市に参加されている店舗は100以上だそう。

9943

道にテントが軒を連ね、たくさんのお店が並んでいます。

また、店舗を構える店先でも大売り出し、扉はオープン、いらっしゃーい。

素敵そうだけど、ふらりと入りにくいと普段は躊躇してしまうお店に気軽に入れるのも陶器まつりの魅力。

とても素敵、眼福だった「手塚祥堂陶苑」。

9935

ひとつひとつ美しく華やかな京焼がずらりと並んだお店の中は壮観、ため息~。

ひとつの陶器を作る工程は、何人もの人の手による分業、ひとつのものを長い時間をかけ作り上げるそう。

きものや帯を作る工程がたくさんの人の手によって出来上がるのに似ているんだな~。

そんな京焼の美しさに魅了され、あれもこれも欲しくなりました。

9959

愛らしい香合もまだまだ見たかったな、あの緑のお皿、空色の長皿もやっぱり欲しかったなぁ、と家へ帰ってきても未練たっぷり、です。

清水焼団地 陶器まつり 7月26日まで

京都市山科区川田清水焼団地町10-2   075-581-6188

手塚祥堂陶苑  075-581-9678

diamond ご要望を多くいただいていた塵よけコートの着尺。

9929

透けた花唐草模様がきれい。

秋口にもさらりとお召しいただけます。

美豊にて。

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月25日 (土)

たのしい仕掛け

人形寺として知られる宝鏡寺近くにある「俵屋吉富 小川店」に併設された茶寮「茶ろん たわらや」を訪れました。

暖簾をくぐり、奥へ進むと8席のこぢんまりした空間、甘味がいただけます。

9059

みんなそれぞれ違うものをお願いしてみました。

一瞬、葛切り?と思った本蕨餅、作りたてをゆらゆら氷水に浮かべ出してくれます。

しっかり目の歯ごたえの蕨餅、あっさり風味の黒みつにつけ、きなこで仕上げ。

9047

かわいらしい盛りつけのクリームあんみつは、寒天をくずしながらいただけるたのしい仕掛け。

かけるみつは、白みつ、黒みつ、和三盆みつから選ぶことができ、和三盆みつをお願いしました。

9051

きなこと抹茶のアイスクリーム、ボリュームたっぷり、きなこがはらはらアクセントに。

きめ細やかでなめらかな食感、風味豊かな味。

9045

のんびりほっこりした午後でした。

茶ろん たわらや 京都市上京区寺之内通小川西入る  075-411-0114

diamond 流水柄の塩沢紬。

9854

曲線を描く流水柄が美しいです。

単衣のきものにおすすめ。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月24日 (金)

きれい !

俵屋吉富 小川店に併設された茶寮「茶ろん たわらや」で甘味をいただいた後、お店に立ち寄りました。

9054

吸い寄せられたのは、干菓子のショーケース。

9053

色鮮やかな干菓子たち、きれい !

観世流水、青もみじ、松葉、なでしこ、鮎、市松…

涼やかさいっぱい、思わずうっとり。

ひとつからでも買えるのはこの小川店だけだそうです。

俵屋吉富 小川店 京都市上京区寺之内通小川西入る  075-411-0114

diamond ねじり梅柄がたてに織られた塩沢紬です。

9850

ねじり梅の柄は亀甲絣という小さな絣柄を織り重ねられています。

手の込んだ手織りの仕事。

たて柄は、仕立て方によりがらりと印象違うきものに。

そんなたのしみもたくさん詰まったきものです。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月23日 (木)

淡彩、涼風

昨日は46年ぶりの皆既日食、京都でも部分日食見られるかもー、と空を見上げていましたが曇りの曖昧空、あれあれ~という間に終わってしまっていたようで。

家人のひとりはほんの一瞬見えたー!と言っていましたが(ホントかな)。。。

さて、金閣寺すぐそば、龍安寺、仁和寺へ続くきぬかけの路に佇む静かな空気に包まれた美術館「堂本印象美術館」を訪れました。

今、「躍動する生命(いのち)ー動物画の魅力ー」展開催中です。

9605

どんな動物画が描かれていても上品でやさしいイメージ(おどろおどろしい牙を剥いた動物でさえ)。

色づかいが涼風感じるようなさわやかな淡彩なせいでしょうか。

抽象画の作品も飾られていて、淡い色合いはマリー・ローランサンの色づかいのようできれい。

存命中の早い段階で成功と名声を手にしていた印象が、華麗なる転向、と呼ばれた抽象画への転向。

美術館は印象自ら設計したそうで、抽象画をかたどった建物、内装、柱、窓枠、戸っ手のひとつひとつにいたるまで印象のデザインが見られます。

9609

穏やかな画と対照的な斬新さ、画家の果てしない創作欲のエネルギーに包まれるような気がします。

「躍動する生命(いのち)ー動物画の魅力ー」 9月27日まで

堂本印象美術館 京都市北区平野上柳町26-3   075-463-0007

diamond 染め上がりました。

9824

淡い空色がかったねず色(この微妙な色の色無地、はんなりした色。

地紋は小葵紋です。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月22日 (水)

炎の料理人

「車は通れません」の看板のある西陣の細いろおじ奥にある中華料理店「隠れ家中華料理 美齢(めいりん)」はずっと行ってみたかったお店。

ランチがとても人気でいつも満席、京都のごはんのことならおまかせ♪のホテルのコンシェルジュの方からはこのお店の担々麺がおすすめ !と伺っていました。

この日は夜訪れました。

9844

アラカルトでいろいろいただきました。

特に印象に残ったお料理いくつか。

蟹肉入りフカヒレのスープはとろりとした食感の滋味深い味、ちょっと夏バテ気味の身体に沁み渡りました。

9853

頬張った時の肉のやわらかさ、なめらかでコクあるたれ、シャキシャキ野菜のハーモニーがたのしかった酢豚、箸が進みます。

この酢豚を作ってくださっている時もそうでしたが、調理場からは何度も激しい炎が見えます。

中華は火が命、でしょうか?!

9854

肉汁じゅわー、の焼売はもっと食べたかったナ、黄色い皮はワンタンの皮を使っているからだそう。

9859

空腹で座り、あれもこれも欲張り一気に食べに食べた私たち、さぁおすすめ担々麺、焼飯?冷やし中華?と思った時にはすでに満腹で誰も食べられませんでした(涙)。

全体にあっさり目中華、やさしい味でとてもいただきやすかったです。

今度はランチ、担々麺を!

隠れ家中華料理 美齢 京都市上京区黒門通元誓願寺上る寺今町511 075-441-7597

美豊は、今日水曜お休みをいただいております confident

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月21日 (火)

ひんやり~のお祭り

土用の丑、といえば鰻ともうひとつ、下鴨神社で行われる「みたらし祭り」。

下鴨神社の境内を流れる御手洗(みたらし)川を燈明を持って渡りお供えし、御神水をいただくと諸病にかからず延命長寿の霊宿るといわれ、足つけ神事とも呼ばれる夏のお祭り。

9871

夜訪れると涼しく、川に揺らめく燈明がきれい。

御手洗川、ひと足そろりと入れると山の清流のように冷っ、川を渡っているうちに足がジーンと痺れてくるほど。

暑さが一気に吹き飛びます !

9876

ご燈明をお供えした後は、御神水をいただきます。

糺(ただす)の森の中に軒を連ねる夜店は、めだかすくい、亀すくい、苔玉を売る植物屋、ピンボールゲームがあったり、ちょっとレトロな香り漂うのんびりした雰囲気。

9888

もう蛍の姿は見えないけれど、川のせせらぎや虫の音が聞こえちょっと日常を忘れる風景。

京都はお祭りつづきです。

下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町59  075-781-0010

diamond 美豊オリジナル染め帯、椿を描いています。

9708

黒地に映える椿。

きもの姿が表情豊かになるよう、縦に椿をあしらい、淋派の画のシンプルな線の美しさが出るようにしました。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月20日 (月)

目の前でブレンド

昨日は土用の丑の日。

夏を無事越せますように願って鰻、いただく日でしたね。

かりっと焼かれた鰻(関西風?!)頬張りました(いただいた鰻、かりっ、とろ~り、ほっぺが落ちそうでした、ありがとうございます )。

その時に欠かせないのは、北野天満宮近くの「長文屋」の山椒と七味。

7108

七味とうがらしは、耳かきのような竹スプーンですくい、すりこぎでごりごり、目の前でブレンドしてくれます。

山椒、白・黒胡麻、芥子、麻の実、青海苔、青しそ、赤唐辛子入り。

中辛、大辛、山椒多めで、など自分好みのリクエストもOK。

この風味豊かな七味に虜になった後は、山椒も買い求めるように。

香りつーん、まろやかな風味の山椒は、香ばしいかりっとした鰻を大人の味にしてくれます。

長文屋 京都市北区北野下白梅町54-8  075-467-0217

diamond 美豊オリジナル染め帯、狂言紋が描かれています。9818

白い塩瀬地に描かれているのは、雀、牡丹、分銅、七宝など狂言に登場するものがあしらわれています。

白地にくっきりした色が映え、格調高くも装っていただけます。

特にこだわったのは白地に合う配色、鮮やかでありながら上品さを感じる朱や青磁、黄色などの色使い。

清々しさを感じていただければ。。。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月19日 (日)

何つくろう~♪

京都府立植物園のほど近く、京都コンサートホールの真ん前に「天引(あまびき)」という甘味屋さんがあります。

甘味屋さんなのですが、一日陶芸教室も併設されており(1回1,050円で3つほど製作できる)、家人のひとりが時折行きたいナ、と言います。

この日は花入れが作りたい、とお兄さんに伝え一緒に手伝ってもらってます。

7653

電動ろくろの速さを足のペダルで調節しながら、力の入れ加減でどんどんかたちが変わる作業、一心不乱、夢中 !

筆で絵付けをしたり、色付けもできます。

蜻蛉を描いてた家人、どう見てもデブっちょ蜂にしか見えない、と結局塗りつぶし黒い花入れにしていました。

1ヶ月ほどで焼き上がり、取りに行っても、配送もしてくれます。

7662

「今日は何つくろかな」、おしゃべりしながら土をこねに来る人たちたくさん。

そして、3種類の天草を8時間煮込んで作る「海のクリームあんみつ」がとても美味しいと評判、

指揮者の小澤征爾さんが訪れるたびにされたサインが店内の壁に飾られています。

天引  京都市左京区下鴨前萩町5  090-2178-0328

diamond 秋風。

9732

美豊オリジナル染め帯 吹き寄せ柄です。

こっくりした焦げ茶色の塩瀬地(とても微妙な色でこだわって染めてます)に銀杏、もみじ、松葉、萩の葉などが風に舞っています。

ふわりと秋風を感じる装いに。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月18日 (土)

夏野菜を食す

鉾巡行、無事に終わりましたね。

綾傘鉾が飾られ、お祭りこれから気分の盛り上がっていた綾小路通り(四条通りの1本南の通り)にある「田中長奈良漬店」に立ち寄りました。

9803

江戸時代の創業、220年以上続く奈良漬製造販売のお店。

元々は味淋の醸造をされていたそう、まろやかな味淋の風味を生かした奈良漬がこのお店の特長。

9804

左から、嵯峨野きゅうり、桂うり、すいか、加茂なす。

9805

夏限定の芥子きゅうり、月にいちど数量限定で発売されるしめじ、蕗、もありました。

嵯峨野きゅうりと桂うりを買って帰りました。

白いごはんにのせてポリポリ、海苔で巻いたり、チーズの上にのせたり、冷や奴の薬味に、夏野菜のちょっと変化球、箸がすすみます。。。

田中長奈良漬店 京都市下京区綾小路通烏丸西入る 075-351-3468

diamond 美豊オリジナル染め帯、華紋文様が描かれています。

9820

淡いクリーム色の上質な塩瀬地に正倉院文様のひとつである華紋を図案化したものを描いています。

曲線や色の濃淡は手描きならではの美しさ、季節を問わずお召しいただけます。

染め帯は季節を纏う醍醐味に溢れていますが、季節を問わないものもとても重宝。

季節はすーっと引く帯締めの色でも、とても変化がつき、着こなしたのしいです。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月17日 (金)

熱い夜、泳ぐ夜

昨日の京都は宵山。

すごい人、人波に泳ぐといった感じ、お祭りの熱気で熱い夜でした。

9832

龍の意匠がほどこされた長刀鉾は女人禁制。

かつて女の人が鉾の上に登れた時もあったそうですが、ある年に事故があり、また女人禁制になってしまったそう。

知り合いがいる月鉾に登らせてもらいました。

9850

鉾頭に金色の三日月がきらりと輝く姿がかっこよく、私も家人のひとりも好きな鉾のひとつ。

天井の描かれた画の美しかったこと !

扇子の中にいろいろな景色が、例えば草花やお公家さんのいる風雅な遊びなどが描かれていてゆったりした階上の景色。

室町通りや新町通りの狭い通りに入れば、道真ん中に鉾や山が並び、両側に屋台、時折格子や御簾の向こうに見事な屏風などが眺められる風景もとっても雰囲気ありますね。

家人のひとりは夜店がびっしり並ぶこの辺りが大好きみたいです…

今日は巡行、晴れるといいナ。

diamond 美豊オリジナル染め帯、花の丸文様です。

9734

淡いピンク色地に季節の花が丸く象られた文様で描かれています。

手描きの繊細さが美しく、ふわりふわりと舞うように描かれた軽やかさもおたのしみいただけます。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月16日 (木)

オリジナル染め帯作りました

美豊オリジナルのもので欲しいなーとずっと思っていた染め帯。

染め帯ってしっとりしていて季節を謳え、1枚の画を身に纏う感じのたのしさ。

本社は京友禅のきものや帯を手がけています。

その強みを生かし、気軽に身に纏えるようなものが欲しい、の美豊スタッフたちの想いを込め、オリジナルの染め帯作りました。

塩瀬の生地、色合い、柄つけ、そしてお手に取っていただきやすいお値段で、といろいろリクエストをして。

002

これは萩が揺れる図柄。

色は淡い空色ねずに柄のところにはふわりと白いぼかしが入り(月をイメージしています)、リズムと雰囲気が感じられるようにしてもらいました。

糸目を金で置き、中に色を挿してある手描き。

金駒刺繍が部分的にほどこされ、立体感と華やかさを与えてくれます。

1点1点のものです。

少しづつアップしてゆきますね。

どうぞご覧ください。

美豊にて。

また、誠に勝手ながら、夏期休暇を8月3日(月)から8月19日(水)までいただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

今日は宵山。公開されてます

祇園祭のお囃子が鳴り響き、祭り色に染まる京都、今日は宵山(山鉾巡行の前夜祭、みたいな感じでしょうか)。

伯牙山の会所となった「杉本家住宅」では住居部分の一部や屏風などが公開されています。

9799 

夜には燭台の灯りのもとで眺めることを前提に描かれているそよ吹く風を感じるような俵屋宗達の「秋草図屏風」、

「未草(ひつじぐさ)屏風」、末草って睡蓮のことなんですね、おだやかな屏風、

掛け軸、香炉などが夏のしつらえたっぷりな中で公開されていました。

どのお部屋からも苔むした緑豊かな美しい庭が臨め、吹き抜ける風がすぅーっと。

大きな氷柱が置かれ、目にも涼やかなひんやりクーラーのようでした。

京格子、虫籠窓、通り庭、おくどさん、モダンにさえ思えてしまう空間での風情ある暮らし。

素敵~と思いながら、この維持とお手入れへの丹念さと甚大な努力は想像を超えるだろうな、と現実にかえったりもしました。

伯牙山の会所である杉本家には伯牙山のお飾りものがいろいろ置かれていました。

9793

山の後懸を飾る豪華絢爛な錦織りには昇り龍、コブラン織りのタペストリー…

16日夜9時半まで公開されています。

杉本家住宅 京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116番地 075-344-5725

diamond 絽塩瀬染め帯。

7898

籠の中で桔梗や草花が揺れる染め帯。

やさしい雰囲気です。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月15日 (水)

眺めるの、好き

一乗寺にある本屋「恵文社」。

9729

剥き出しの天井からシャンデリアやランプ、燭台型の灯りが揺れ、恵文社独自の目で選ばれた本がずらり。

本屋さん、というよりどこかのおうちの広い個人図書室にいる雰囲気。

いろいろなコーナーを回り本を手に取るのと同じくらい、本を読む人を眺めるのも好き。

美しい椅子の写真がたくさん載る本を広げるのは背中に大きなリュック姿から美術系の学生さんかナ?!

テリーヌ、パテなどの題並ぶ世界の料理本コーナーで読み入っている若い男の人、お料理好き?!

デザイン、美術、建築、写真集、哲学、小説、絵本…

北欧の香りのする文房具コーナーでテキスタイル美しい紙やレターセット、インク、スタンプ、アクセサリーのコーナーへ行ったり、随時変わるギャラリーを眺めたり。

入り口にある衣食住にまつわる雑貨コーナーであけびの籠バックやトルコのアンティークのブリキ缶に惹かれながらふらりふらり。

頭のネジがふたつくらいはずれちゃうゆるゆるリラックス空間です。

恵文社一乗寺店 京都市左京区一乗寺払殿町10  075-711-5919

美豊は今日水曜、お休みをいただいております confident

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月14日 (火)

恋する高嶺の花

今の季節、心ときめく蓮の花。

お華のお稽古の花材に蓮がありました。

9790

この日の花材は蓮(花、葉、巻葉)、桔梗(紫、白)、河原なでしこ、フトイ、縞フトイ、すすき。

色、花のかたち、夏の水辺感じる花たち。

高貴ですっくと艶やかに香りたつ蓮の花は、なんだか別格。

ずっと恋している花、蓮。

巻葉に鋏を入れれば、茎は蓮根、枯れゆく姿もなんだか想像しながら結局他の花は入れられませんでした。

極楽浄土を思わせてくれる蓮の花、京都で蓮の花の見られるお寺、ざっと思い浮かべただけでも、妙心寺、三室戸寺(蓮の葉っぱでお酒がいただける)、天龍寺、平安神宮、龍安寺…きっとまだまだたくさん。

ちょっと早起きして出かけてみたくなりますね。

そして、みんなでゆっくりしたお茶時間。

9792

「京華堂利保」のお菓子、「涛声」という名のさわやかで涼やかさいっぱいのきんとんと「星月夜」という名の葛羊羹。

「涛声」は波の音をイメージしたもので、唐招提寺に描かれた東山魁夷氏の画と同名の題だそう(見たことないので見たくなりました)。

もっちりした黒糖葛が美味しかった「星月夜」は金箔がきらきらしていてきれいでした。

毎日お菓子は違うそうです。

お菓子って美味しいだけじゃなく造詣の深さにすごいなーといつも感嘆してしまいます。

京華堂利保  京都市左京区二条通川端東入ル難波町  075-771-3406

美豊は今日第2火曜日、お休みをいただいております confident

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月13日 (月)

コンコンチキチン ♪

7月になり毎日のように祇園祭の行事が行われています。

10日から鉾町で鉾建てが始まり、昨日12日には曳初めが行われました。

四条通りや室町通りに建ったばかりの鉾を綱で曳く行事、鉾町以外の人でも曳ける唯一の機会。

曳初めの終わった後の夕方の四条通りを通りました。

9771

釘などは1本も使わず組まれている鉾にじっと目を凝らして(長刀鉾)。

函谷(かんこ)鉾の提灯にはあかりが灯り始めていました。

9786

浴衣姿やきもの姿の方もたくさん歩いており、お祭りの雰囲気たっぷり。

9782

動く美術館、と言われる祇園祭の鉾。

天井や凝った彫り物、鉾に登れば間近に見られますね。

コンコンチキチン ♪

お囃子の音が涼しげに響き渡っています。

diamond 絽の九寸名古屋帯。

9373

淡い色合いで織られた花がやさしい感じ。

染めのきものに合わせて。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月12日 (日)

舞妓は~ん、の

四条通りをてくてく歩いていた時、とっても色鮮やかなものに目が留まりました。

祇園町北角にある「切通し進々堂」店先。

家人のひとりが見たら、きっと吸い寄せられちゃうだろう色合いのゼリー。

6896

メロン味の「みどり~の」ゼリー。

ちょっと堅めのぷるんとした食感がなつかしい感じ。

いちご味の「あかい~の」もありました。

花街にあるお店には舞妓さんたちもよく立ち寄り、花街の人々がのんびり憩う雰囲気。

店先でもうひとつ目を引くのは福玉。

ピンクと白色のくす玉のかたちの球(皮はモナカでできている)で、中には縁起物のお飾りやちょっとした小物が入っているもの。

お正月前にずらりと並びます。

年の瀬に芸妓さん・舞妓さんが茶屋や贔屓の方からいただくものを女将さんから貰い、除夜の鐘を聞きながら開けるのがならわし、だそう。

なんだかはんなり~。

切通し進々堂  京都市東山区祇園町北側254  075ー561-3029

diamond 平打ちの夏の帯締め。

9724_2

少し落ち着いた空色。

組み方が端正です。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月11日 (土)

妖し、そして翠

智積院に田渕俊夫氏の描いた襖絵、全国で開かれていた展覧会から帰ってきていました。

「夏」という題の襖絵。

9712

うす暗い室内にふわりと浮かび上がる夏草が揺れる景色、妖し、美し。

日本画を描く手法にとらわれないOHPを用いて描く、というユニークな方法で描かれているそう。

他には「春」「欅」「朝陽」「夕陽」の襖が公開されていました。

庭園は、翠の水を讃え、広がる雨の滴がきれい。

9709

鷺がのんびり羽根を休めていました。

智積院 京都市東山区東大路七条下る 075-541-6363 

diamond 白い帯締め。

9722

平打ちの夏の帯締め。

涼やかですっきりした雰囲気に。

目の詰まった組み方がされているので、締めやすいのも魅力。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

雨の中で

最近雨がしとしとよく降る京都、昨日も雨、七条にある智積院へ朝寄ってみました。

9674

6月の終わりから7月始めにかけ、金堂へ続く参道にいっせいに桔梗が揺れ、美しいことで知られています。

桔梗は枯れてしまったものも多く、もう少し早く訪れたらよかったナ。。。

9680

金堂の奥には紫陽花が丘のように。

紫陽花ももう少し早く来たら色鮮やかだったろうナ。

雨がとってもよく似合うしっとりした景色です。

9718

お寺の扉の飾りに桔梗を発見。

花唐草文様のように茎葉が優美に、その中に浮かぶ桔梗は五芳星のよう。

ハート型にくり抜きがあったりして女性的な飾り。

男性的な雰囲気がするお寺だな、と感じていたところにふっと現れた扉、この先には庭園が広がっています。

智積院 京都市東山区東大路七条下る 075-541-6363 

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月10日 (金)

音の海

しばしば訪れる気に入っている場所があります。

出町柳駅すぐそばで下鴨神社も近い「名曲喫茶 柳月堂」(名曲喫茶、って懐かしい響き?!)。

9656

1階がパン屋さん、階段を上がるとクラッシックレコードが8000枚以上ある喫茶室。

まず目に飛び込んでくるのは、正面舞台に置かれたグランドピアノと両側の大きな木造りのスピーカー、ぎっしり並んだレコードやスコア。

ラフマニノフのピアノ協奏曲、ベートーベンの交響曲、モーツアルトの歌劇…(リクエストもOK !)

すべての椅子やソファは正面向きで私語厳禁、スコアを開きながら聴き入る人、本を読む人、まどろむ人、それぞれの時間が流れています。

アンティークの家具に囲まれ、ゆったりしたソファに身を沈め、ステンドグラスからのやわらかな光を背中に受けながら、レコードのプツンプツンいう特有な音、音の海に溺れる、ゆらゆら浮遊する感じはとてもリラックス空間。

本を読みながらつい眠ってしまったりも。

父が学生時代に作ったラッパ形の大きなスピーカーや、イギリスのクォードのスピーカーが鳴り響くかなり大きな音の中にいつもいたので、 私は座り心地がよかったらほぼ眠っちゃいますが、かなりの大音響かもしれません。

9657_2

おしゃべりができるどっしりしたカウンターの喫茶コーナーもあります。

下のパン屋さんでパンを買ってきていただくこともできるようです。

名曲喫茶 柳月堂 京都市左京区田中下柳町 075-781-5162 

diamond 手織りの八寸絽綴れ名古屋帯です。

9364

淡いピンク色や白、金、銀の色合いがやさしく、かわいらしい雰囲気。

手織りのゆらぎある風合い、絽綴れのシャキっとした締めやすさは身に纏う心地よさをあじわっていただけます。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 9日 (木)

ふわっふわ~

「ふわーって溶けてね、あれはもう氷じゃないから !」

と友人の言葉を聞けば行かずにはいられな~い、

「茶寮 ぎょくえん」、行ってきました。

9326

先斗町の歌舞練場ほど近くにあるお店。

友人イチオシの黒みつミルク金時をお願いしました。

9330

氷はカンナで削ったような感じ、空気をはらんだふわっふわ氷、羽根のように軽やか、口に含むとすーっと溶けます。

黒みつは控え目な甘さ。

「耳を澄ませても氷を削る音がしないのが不思議」と言う友人、静かに待ちました。

シャリシャリ氷を削る音はひとかけらもしませんでした。

どうやって作ってらっしゃるのでしょう??

茶寮 ぎょくえん 京都市中京区先斗町三条通北突当り  075-231-8353

diamond 雪輪模様が舞ってます。

8529

いろいろな大きさの雪輪模様が舞う淡い墨色の帯。

夏の帯を織る機で織られているため、とても軽やか。

単衣、袷のきものに。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 8日 (水)

思索の庭

龍安寺の鏡容池の睡蓮、蓮が今見頃です。

9632

午前中に訪れると、両方の花がたのしめます。

9603

平安時代は、この龍安寺の辺りがずっと徳大寺家の別荘であり、お公家さんが龍頭の船で歌舞音曲をたのしんだそう。

9630

晴れた日には、池の名のように背景の山々の姿も鏡のように水面に映し出され、とてもきれい(この日は曇っていたので切り絵のようにくっきり見えませんでした)。

昨秋、学生時代の恩師が東京からいらしてくださった時に、この池のまわりをおしゃべりをしながら歩きました。

山すそに広がる穏やかで澄んだ景色を眺めながら「思索の庭だね」と先生が仰いました。

箸が転がっても、何をしてもころころけらけら笑っていた年頃、研究室でのユーモアたっぷりな先生のお話はその頃のまま(でもどんな話も学術的な方向に結びつけてくれる)。

十年ぶり以上にお目にかかったのに、あっという間に学生時代の雰囲気にタイムスリップしちゃうのって不思議。

私が店に携わっていることをご覧になり、「がんばれ!」の熱いエールを送ってくだるためにいらしてくださったのでした。

龍安寺 京都市右京区龍安寺御陵下町13  075-463-2216

美豊は、今日水曜お休みをいただいております confident

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 7日 (火)

龍安寺垣

きものや帯にしばしば見られる垣の風景。

ある時は色づいたもみじとともにあでやかに、ある時はすらりとした揺れる草花とともに涼やかに。

垣もいろいろなかたちや組まれ方があるんですね。

これは、龍安寺垣と呼ばれるもの。

9635

龍安寺特有のものみたい、菱形に組まれています。

石段の横に張り巡らされている竹垣で、登った先には庫裡が見えます。

9647

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

野菜たっぷり

今日は七夕ですね。

昨夕は雷雨が通り過ぎた京都、織姫さまと彦星さま今日は出逢えるでしょうか。。。

少し前の6月に友人と祇園にあるレストラン「リストランテ・ティ・ボリオ・ベーネ」をお昼に訪れました。

花街の風情漂うところにあるお店、しっとりした町屋造りの扉を開けると中はモダン、がらりと雰囲気が違うおもしろさ。

代官山の「カノビアーノ」出身のシェフ、京野菜にこだわり、随所で旬の野菜が使われています。

印象的だったのは、樋口農園の胡瓜とアサリのパスタ。

9410 

胡瓜のみずみずしさとシャキシャキ感とアサリとの取り合わせがさわやか。

9414

香ばしいいさきのポアレにも万願寺唐辛子、オクラ、いんげん、アスパラ…といくつもの焼き野菜。

豚をかりっと焼いたものにはトウモロコシのソース、黄金色のひげがのっており初夏の味でした。

9420_2

フレッシュなデザートはぷっくりしたカップが可愛らしかったエスプレッソといただきました。

夏になると歯ごたえのたのしい水分たっぷりのみずみずしい野菜が嬉しいですね。

リストランテ・ティ・ボリオ・ベーネ 京都市東山区祇園町南側 075-525-7070

diamond 絽の附け下げのきものです。

9429

流水に源氏車が浮かぶ伝統的な文様が染められた附け下げのきもの。

あらたまったお席に。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 6日 (月)

ルーヴル美術館展

6月30日から岡崎の京都市美術館で「ルーヴル美術館展ー17世紀ヨーロッパ絵画ー」展が始まりました。

9556_2

作品からヨーロッパの歴史を浮かび上がらせる、という試みの展覧会。

9565

多くの人が立ち止まっていたのはこのフェルメールの「レースを編む女」。

フェルメールの青、と言われる見れば見るほど吸い込まれる不思議な青色がとても印象的。

穏やかで一瞬を切り取った静謐な画の前で佇みました。

この他にレンブラント、ルーベンス、ベラスケス、ラ・トゥールなどの作品など71点の作品が飾られています。

私自身、作品たちを観たキーワードは結婚、家族。

恩師の訳本「結婚観の歴史人類学ー近代イギリス・1600年~現代」(ジョン・R・ギリス 著/北本正章 訳 勁草書房)を読み終えたばかり。

画はその時代を読み解くとても饒舌で豊かな資料、そんな風に画を観るたのしさは学生時代ゼミの先生にほんとうによく美術館へ連れて行ってもらい、知りました。

たくさん飾られている作品、注目する点や視点を持って観るとたのしい気がします。

「ルーヴル美術館展」 9月27日まで

京都市美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町124  075-771-4107

diamond もみじがあしらわれた絽の帯揚げです。

9646 

もみじはきものや帯などに夏によく使われる題材。

季節の先取り、ですね。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 5日 (日)

小さな動く美術館

7月の声を聞くと京都は祇園祭色。

7月2日には山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が行われました。

先頭の長刀鉾に続く巡行順を決めるもので、順番争いを避けるため1500年に始まった伝統行事。

くじ取りを受け、今年も店にミニュチュア鉾制作者の倉本直治さんが順番に飾ってくださいました。

9662

100分の1の大きさに精緻に正確に再現された32基の山鉾、小さな動く美術館。

呉服商に生まれ育ち、小さな頃から山鉾を間近で眺めてらした倉本さん。

ひとつひとつの鉾の特徴や輝き、質感を出されるのに材料などにもこだわり作られています。

店先に飾っておりますので、どうぞ間近でご覧ください。

diamond 絽の附け下げのきものです。

9427

淡いピンク色地に裾にふんわり白のぼかし。

草花が揺れ、中に花が描かれた雪輪が浮かぶ様子はやさしい雰囲気です。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 4日 (土)

おたのしみBOX

ブライトンホテルで神尾さんの音楽会が始まる直前にすべり込んだ私たち、

アトリウム真ん中にあるティーラウンジ「クー・オ・ミディ」に駆け込みました。

座るため?!

いえいえ、リレー音楽祭の会期中に発売される数量限定のお得感たっぷりな「お楽しみケーキボックス」がまだあるかなーと覗きに。

ありました 、最後のひとつ。

家へ帰るまで、中身はおたのしみ。。。

9587

5つのケーキが入っています。

ババロアにフルーツ、ジュレ寄せ、抹茶とチョコレートのムース、チョコレートケーキ、シュークリーム、チーズケーキ。

ひとつずつ、のつもりが、味見~♪と言いながら21時過ぎにみんなで5つをぺろりといただいてしまいました(汗)。

そして、7月9日(木)のコンサートに登場される熊本マリさんは大の甘いもの好き、コンサート日にいただけるスイーツをデザインされたそう。

どんなデザートでしょうね?!

クー・オ・ミディ ブライトンホテル 1階ロビーラウンジ

ブライトンホテル 京都市上京区新町通中立売(御所西) 075-441-4411

diamond 小さめの柄が涼しそう。

9613

初夏の単衣、盛夏に合わせられる絽や紗の帯揚げ、店内に残りわずかとなりました。

この帯揚げは白色の縮緬紗地に小さめに絞りが水玉のように、雪輪のように配されています。

縮緬紗は透け感が少なく、単衣の時期から長い間お召しいただける重宝ものです。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 3日 (金)

神尾真由子さん

初めて神尾さんの演奏を耳にしたのは年末のテレビで。

全身全霊を捧げるようなものすごい迫力の弾きっぷりに目が離せなくなり、その音色にじんわり心ほどけ、オーケストラの人たちとひとつの世界を創り上げてゆく姿にじんじん、大掃除をほっぽり出し何時間もテレビの前に座り泣く私に家人たちもあきれ顔。

昨夜ブライトンホテルのロビーアトリウムで行われた神尾真由子さんヴァイオリンコンサートへ行ってきました。

9575

6階まである白亜のロビーアトリウム、上階の回廊にもたくさんの人。

広く高い空間に、ひとりの人が弾いているとは思えないほど力強く深い、歌うような音色が響き渡ります。

官能的なカルメン、おおらかで伸びやかなタイスの瞑想曲、チャイコフスキーの陽気で軽快さに溢れたバレエ音楽、弾く姿、力強い音色で聴衆をシーンとさせたツィゴイネルワイゼン。

9585

とても美しい方、こんな華奢な身体からあんな音色が紡ぎ出されるなんて。。。

極彩色の夢の世界へいざなってもらった50分あまりでした。

真夏の夜の夢 リレー音楽祭inアトリウム」 ブライトンホテルロビーアトリウムにて7月1日から7月31日まで毎夜20時から

ブライトンホテル 京都市上京区新町通中立売(御所西) 075-441-4411

diamond 絽九寸名古屋帯です。

9372

帯地に銀糸で織られた垣、草花が透け、清涼感いっぱい。

淡い色で配された花がかわいらしさを感じさせてくれます。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 2日 (木)

いろいろな白

7月5日までの会期、と伺い岡崎の細見美術館で開催中の「白いやきものを楽しむ」展を観に行ってきました。

9567

白色ってどんな色にも染まる色、思い浮かべるだけでも色合いはさまざま。

清らかで汚れのない純白、クールな白、あたたかな生成り色、青磁がかった涼しげな白。

中国陶磁の長い歴史の中では「白」はようやく生み出すことのできた特別な色だったそう。

いろいろな白がやきものの上にのると、またまた表情豊か。

今当たり前のように白い器を手に取る私たち、海を渡ってきた白を初めて見た人々はどんな表情で迎えたのでしょうか?!

白いやさしい光を感じ、白の魅力を考えたひと時でした。

「白いやきものを楽しむ」 7月5日まで

細見美術館  京都市左京区岡崎最勝寺町6-3  075-752-5555

diamond 絽の附け下げのきものです。

9374

淡い青磁色と白を背景に草花が揺れる景色。

縦に伸びやかなラインは涼やか。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

2009年7月 1日 (水)

水無月

今日から7月ですね。

昨日6月30日は水無月最後の日、お菓子をいただきました。

003

その名も「水無月」。

京都で暮らすようになってからこの6月30日にいただくお菓子を心待ちにするようになりました。

1年の折り返しの日に半年の罪、穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う意味があるそう。

ういろう地の上に小豆がのっていて、ういろう地は白、茶(黒糖)、緑(抹茶)を家ではいただきました。

小豆は邪気払いの意味が、三角形のかたちは暑気を払う氷(きっと昔、氷室から切り出したかたちでしょうか?)をかたどっているそう。

三角のかたちって魚の鱗に似ている鱗紋も蛇を意味したりして、厄除けを表したりしますものね。

涼やかで繊細なガラス、ひと目で気に入ったモレッティの器にのせてみました。

見た目には白いのが涼やかさナンバー1、味は黒糖や抹茶がほんのり香りがたのしめ好きです。

今年もこのお菓子をつるりといただくと、暑~い夏を乗り切れそうな気がしてきます。

美豊は、今日水曜お休みをいただいております confident

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

|

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »