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2008年9月の27件の記事

2008年9月30日 (火)

嬉しかったこと

この前までの蒸し暑さはどこへやら、冷たい雨が1日中降り続いた京都、こんな風に寒さ増すと一気に葉っぱが鮮やかに色づきますね maple

この前、こんなお菓子を若いお嬢様からいただきました。

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「たねや」心斎橋大丸店限定、いも薯蕷(じょよ)。

外の皮がほわっと柔らかく、中はつくね芋と白いんげん豆のきめ細やかなさらさら餡が甘さ控えめのやさしい味。

お上品な味でいながら、お芋のせいかちょっと懐かしい気分にさせてくれました。

このお菓子は心斎橋大丸で月にいちどのみ売られるお菓子らしく、わざわざ届けてくださったのです。

秋の風味いっぱいに運んでくださり、嬉しくて温かい気持ちになりました。

ありがとうございました confident

たねやの和菓子、クラブハリエのバームクーヘンは大好き、けれど残念ながら京都では買えないので時々滋賀県へ出かけます。

琵琶湖畔をドライブしながら、八幡山のロープウェイに乗り琵琶湖を臨み、近江八幡日牟禮ヴィレッジでイングリッシュガーデン眺めながら焼きたてバームクーヘン頬張ったり、日牟禮茶屋で季節の甘味味わったりするというのは楽しいコース。

京都からもう少し足を伸ばして彦根城の目の前の彦根美濠の舎はティールームやお食事処、和洋菓子が買えるのはもちろんショコラトリーやパン・アイス工房もあり、美術館もありちょっとしたスイーツ村のようです。

こんな風に想い出していたら琵琶湖畔ドライブコース出かけたくなってきました!

たねや 心斎橋大丸店 大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

club 寒くなってくると、こんな温かい色が恋しくなりますね。

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幾何学模様が織り込まれている洒落帯。

紬などの織物のきもの、小紋、江戸小紋、無地のきものなどいろいろなきものに合わせていただけます。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2008年9月29日 (月)

仕掛けびと

昨夜からしとしと静かな雨が降り始め今朝も雨模様の京都、ひと雨ごとに秋が深まっていくことを感じる今日この頃ですね。

さて、この前訪れた京都国立美術館は今月13日から「「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展」ウィリアム・モリスから民芸まで」の開催中です。

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展示はまずイギリスから。

教会のステンドグラス、家具や椅子(マッキントッシュの系譜などもあり椅子好きの人にはたまらない展示かも)、服飾やファブリック、テーブルウェアなどが生活空間をいくつも再現し展示してあり、「アーツ&クラフツ運動」の信念、日常生活の中にある美しかいらない、の言葉を納得させてくれるもの。

続いての日本のコーナーの必見は柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘(みくにそう)」の再現。

柳氏の収集品や濱田庄司、河井寛次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内はひとつひとつ目を凝らして眺めたくなります。

手仕事の良さを見直しに全国を訪ね歩いたという柳氏の運動は、「用の美」を見出したと言われており、今もその精神は理想ともされるもの。

イギリスと日本、離れているようで方向性の似た民芸運動を生活空間を再現したりして観られた展示会、たくさんの作品数と充実度、会期中にまたゆっくり訪れたいなー。

いつもある吹き抜けにそびえる大階段がない、と思ったら1階入り口はショップに。

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ウィリアム・モリス柄のグッズややきものなどが。

京都国立近代美術館は催しごとに今回はどんなところから攻めて観せてくれるのか、ワクワクさせてくれる美術館。

ある時はひとつの切り口から豊かに広がる世界を目の前に、ある時は作家の生涯を辿ることで作品に生き生きした息吹を、ある時は制作過程を、という具合に。

まったく無知であっても時にはあまり興味なくてぶらりと訪れても帰る時には高揚感や感動や豊かさをもらえ、この美術館の仕掛けびとにいつも感嘆し興味を持ちながら美術館を後にします。

「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展」 11月9日まで 京都国立美術館

clip 10月11日(土)18時開演、美術館1階ホワイエにてコンサート。

「美術館で聴く木管楽器の響き」「モリスから影響を受けたホルストの音楽」という題目。

入場料無料、秋の夜長のコンサート、きっと素敵だろうな。

club 鳥の丸文様名物裂柄の帯地です。

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落ち着いた色味の織り帯、女の方の名古屋帯に、男の方の角帯にも。

中国やインド、中近東から渡来した染織品に由来する名物裂文様、

名物裂っていろいろな文様があってたのしいですね。

美豊にて。

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2008年9月27日 (土)

秋のお茶時間

涼やかな風の吹き始めた京都、こんな風に涼しくなってくるとこっくりしたお茶を淹れてお茶時間がたのしみになってきます。

この前、とろりんとほろ苦い緑茶に合いそうなおやつを買いに訪れたのは紫竹の御倉屋(みくらや)。

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住宅街にあり、看板が楚々としているのでいつも通り過ぎてしまいそうになります。

お目当ては黒糖菓子の「旅奴(たびやっこ)」。

初めていただいた時は、もうひとつ、もうひとつとどんどん手が伸び、最後は袋丸ごと抱えていたような sweat01

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「旅奴」は小麦粉、砂糖、卵を混ぜて焼き上げ黒砂糖をまぶしてあるお菓子で、黒砂糖は沖縄・波留間島産の香り豊かなものを使い、苦味も強いのであく抜きには手間ひまかけられており全て手作業で作られているそう。

大名行列の「奴(やっこ)」に由来し、「旅のお供に」の願いを込められているお菓子、

お茶タイムにポコンとひとつ口に頬張れば黒砂糖の風味豊かな味広がった後に焼き菓子の美味しさ味わえます。

カフェオレやミルクティーに合わせていただくのも好きないただき方。

くしゅっとした和紙に包まれたパッケージも可愛らしく、このお店でしか買えないのでお土産に差し上げても喜んでもらえます。

御倉屋  京都市北区紫竹北大門町78  075-492-5948

club 七宝柄の手織りの帯です。

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朱、藤色、空色、緑色などいろいろな色が入っているので、小物の色味やきものの地色や帯の見せるところによってたのしめそうな帯だなーと眺めて。

美豊にて。

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2008年9月26日 (金)

街の食堂

朝から雨降りの京都、今日はどうなるのかなーと空を見上げています rain

涼しさ増して食欲もりもり、少し前お昼に訪れたのは四条烏丸からもう五条通りに近いところにある「トラットリア レオーネ」。

肉好きな友達からおいしいよーと教えてもらったお店は緑の屋根とライオンマークが目印。

お昼のランチメニューはサラダ、パン、パスタのメニューがありました。

お酢の酸味さっぱりしたグリーンサラダの次のパスタは3種から選べ、これおすすめだからね!と聞いていた仔牛のスネ肉のラグー 手打ちタリアテッレを、一緒にいただいた人は海老のトマトソースパスタ。

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柔らかいラグー肉がごろんごろん、そして歯ごたえしこしこの手打ちの平麺に仔牛のだしがじんわりきいたソースがからんでいい感じ。

トマトソースの方は大蒜きいてこくありまろやかだけど後味はさっぱり、だったよう。

そしてティラミスがおすすめだから、と聞いていたのでプラスしてドルチェとカフェを。

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洋酒がしみこんだティラミスは何層もの味の奥行き感じて甘さ控えめ、

一緒にいただいた人はマンゴーのソルベ、きめ細やかな口溶けで美味しい、ってひとすくいずつたのしそうにいただいてました。

夜はいちごのリゾットなんてメニューもありアラカルトメニュー充実しているようで、気軽にふらりと訪れるトラットリア、街の食堂って言葉がぴったりのお店でした。

トラットリア レオーネ 京都市下京区高辻通室町西入ル京都1号館ビル1F   075-351-3898

club 手織りの鎧縅(よろいおどし)柄の帯です。

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とても配色が美しく、色の響き合いをたのしめるなーと眺めて。

美豊にて。

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2008年9月25日 (木)

筆まめに…

朝夕ほんとに寒いくらい涼しくもうすぐ10月、気づいてみたら今年残すところあと2ヶ月あまり sweat01

家人に頼まれ、筆を買いにこの前訪れた龍枝堂(りゅしどう)。

寺町通り二条上がったところにあるお店、紙司柿本の目の前(紙類を柿本で、それから龍枝堂へ、とちょうどいい立地)。

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筆問屋として創業し220年あまり、筆をはじめ、硯などの手紙まわりやオリジナル葉書、千代紙などが揃っています。

職人さんがひとつずつ作る筆は1000種類もあるそう。

使い方などを伝えると店員さんが丁寧に選んでくれます。

硯や文鎮もユーモラスな形のものや美しいもの、いろいろあって。

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新年初めにいつも思うことのひとつが「今年こそ字を練習して少しでもマシに書けますように、筆まめになろう」なのに、いつもすぐにくじけてばかり、なのに字を書く機会あるたびにあーあとため息の繰り返し。

まずは形から!

手紙まわりグッズが楽しければ、自然に筆握りたくなる?!

龍枝堂  京都市中京区寺町通二条上る西側  075-252-4120

club 洒落名古屋帯です。

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織りのグラデーションや風合いが魅力的。

美豊にて。

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2008年9月24日 (水)

抽象画

日暮れ時が日に日に早くなってきましたね。

だんだんしっとりしてきたこの季節、芸術の秋だ、ということで以前通りかかった時から気になっていた高麗美術館を訪れてみました。

高麗美術館は上賀茂神社へ向かう途中の住宅街に佇む、日本で唯一朝鮮美術を専門に扱う美術館。

門前には石像、庭もありました(この石像、道すがらとっても目を引きます)。

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今開催されているのは、「ポジャギとチョガッポー女性たちの糸と針の造形ー」展。

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ものを包んだり覆ったり装飾したりする四角い布がポジャギ、何枚もの小さな端切れを組み合わせてあるのがチョガッポだそう。

コントラストのはっきりした色合いの組み合わせのもの、淡い透けた布の色合いの美しさが光の加減で変化するもの、柄のたのしさ響き合うもの、

壁一面に飾られたり、天井から光を浴びて揺れる抽象画の波のよう。

ひとつひとつの手仕事に魅せられながら過ごしました。

こぢんまりしているけれど、足を踏み入れれば旅気分。

10月はこの美術館創設者のコレクションの数々が展示され、白磁や青磁などのやきもの、李朝家具や絵画などが観られるそう。

高麗美術館 京都市北区紫竹上岸町15  075-491-1192

club こっくりした濃茶にいろいろな織り柄が組み合わせられた洒落名古屋帯。

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市松模様が粋で、違う織り柄のほどこされた生地が組み合わされたお洒落な帯はこの前入荷してきたばかりのニューフェイス。

今日水曜は美豊はお休みをいただいております confident

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2008年9月23日 (火)

小さい秋見つけた!

今日は1年でお昼と夜の長さが同じになる秋分の日でお彼岸。

ご先祖様に手を合わせお墓詣りする日でもありますね。

ところでこの前訪れたのは東山の麓の高台寺。

豊臣秀吉の菩提を弔うために北政所ねねが開創したお寺は今、萩、藤袴、秋明菊など秋の花が空に向かって涼やかに、ちょっとはかなげに咲いていました。

ねねの道を歩き門をくぐると東山八坂の五重の塔や京都タワーや京都の街が眼下に広がる小高い丘の上が高台寺。

入ってすぐ「なんてかわいらしい!」と足を留めたのは遺芳庵(いほうあん)というお茶室。

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近世茶人の灰屋紹益が吉野太夫を偲んで建てたお茶室らしく小さな小川のほとりに佇んでいます。

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小堀遠州作の庭園は、観月台があったり亀島、鶴島の浮かぶ池は緑映り込み、もみじは絵の具をほんのり落としたように色づき始め、小さい秋見つけた!気分に。

とっても優雅なお庭 !

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すごく急勾配で龍の背に似ている臥龍廊、毎日この階段を登りねね様は秀吉の菩提に手を合わせたのかなぁ、と眺めました。

丘の上へ登ってゆけば秀吉とねね様の祀られている霊屋(おたまや)があったり、利休の意匠で天井を仰げば傘を開いたように見える傘亭・時雨亭など見所満載。

この日はとても気持ちのよい日で方丈の庭の眺められる本堂ではついうとうとしてしまったほど。

丘に広がる優美でやさしい雰囲気に溢れたお寺は散策にぴったり、これから紅葉の季節は夜間ライトアップもあるそう。

高台寺  京都市東山区下河原526番地  075-561-9966

club さらりとした大判ショールです。

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更紗柄草花模様の染められた軽やかなシルク地大判ショールはふわりと羽織れ、きものでも洋服でも1つバックにしのばせておくととても重宝するもの。

いろいろな色合いや柄が少し前に入荷してきました。

美豊の人気商品です。

美豊にて。

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2008年9月22日 (月)

リクエスト

バケツをひっくり返したような土砂降りだった昨日の京都、今日は打って変わってからりと晴れそうです sun

ところで京都へ行ったらここ行きたい、と妹がリクエストしたのは俵旅館の営む天ぷら懐石などがたのしめる「点邑」。

妹はこちらで以前いただいた鱧しゃぶがずっと記憶に刻まれて以来、京都行きのたのしみ心待ちのお店らしく、お昼に訪れました。

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3階のお部屋はカウンターが中央にある掘り炬燵のような腰掛けられるテーブル、そしてやわらかい光の差し込むたたきからは空中庭園が臨めるよう。

帆立を酢で和えたもの、鯛のお刺身に続いていただいたのが茄子と鰊の炊いたもの。

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いちど素揚げした茄子に鰊の味がじんわりしみていて繊細でやさしい味。

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天丼か天ぷらとご飯にするか聞いてくださいます。

こちらの天丼のおつゆ絶品!海老、きす、穴子、万願寺唐辛子、椎茸、茗荷など初秋の食材も。

巨峰と梨のゼリー寄せのデザートまでずっとハイテンションでいただき、「こちら出していただいたお皿やお箸置き見たい、遊形さん行こう!」と立ち上がっていた妹でした。

点邑  京都市中京区御幸町通三条下る   075-212-7778

club 草木染めで染められた江戸小紋です。

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あられ柄かな。

秋らしいなーと眺めて。

美豊にて。

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2008年9月21日 (日)

星空を仰ぎ見ながら

飛び石連休2日目、いかがお過ごしでしょうか?

昼間の蒸し暑さが少し戻ってきた京都へ妹が遊びに来ました。

妹が金網越しに通っただけでいたく感動してしまった処がありました。

烏丸御池を上がったところにある元龍池小学校だった京都国際マンガミュージアム。

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日没後、一番星が出始めた頃、人工芝の敷かれた庭でごろんとくつろいだり、腹這いでマンガを積み上げ読みふける人、輪になって語り合う人、人…

ビルの谷間のエアーポケットのような場所から星空仰ぎ、頬を夜風渡り、心ゆくまでマンガの世界に溺れることができるんだから、マンガ好きにはたまらない場所。

1階から3階まで約5万冊のマンガの本棚が覆い、絵本をたのしめるこども図書館があったり、マンガ制作過程をライブで見られたり、世代を超えて人気ある曜日限定の街頭紙芝居があったり、いろいろなたのしみ方できます。

「京都に居たら、年間パスポート持って通っちゃうなー、いいなー」を連発していた妹。

そして、マンガミュージアム入り口にある「ex cafe」。

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ガンダム、明日のジョー、ルパン3世、ゴルゴ13…マンガ家直筆のサインやイラストが日々刻々と増えていっている壁。

余白がまだまだあるからこれからどんなイラスト増えるかたのしみ!

京都国際マンガミュージアム  京都市中京区烏丸御池上る西側 075-254-7414

club きものの小物って魔法のひと振りみたい、と眺めて。

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小物できもの姿の印象がらりとかわりますね。

きものならではのたのしみかもしれませんね。

美豊にて。

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2008年9月20日 (土)

馬肥ゆる…

「天高く馬肥ゆる秋」っていう言葉、秋になると食べ物が美味しい、っていう時によく聞きますね。

秋は空が高くて馬が太ってしまうくらい食べ物が美味しい、って意味だと思っていました。

実は、中国の諺が由来で夏の間に草をたくさん食べて肥えた馬を蒙古からの襲来に備えて気をつけろ!秋は異変が起きる、という意味だったとこの前初めて知りました sweat01

秋は食べ物が美味しいですね。

この前北山大橋近くにあるおじゃこ屋「しののめ」を訪れました。

妹が京都へもうすぐ遊びに来るので買いに行ったのですが、京都へ来る度にじゃこ山椒はいろいろなお店のものをたのしみに味わっているようで、「しののめ」は北山まで出向かないと買えないのでお土産に喜んでくれます。

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住宅街に佇む町屋造りのお店、2人も入れば満員、お店近くはお醤油の香ばしい匂いがぷーんと漂ってます。

こんなわかりにくい場所にあるお店だけど、ひっきりなしに近所の人や観光客の人が訪れお中元やお歳暮の季節には品薄になる人気ぶり。

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じゃこ山椒はとっても薄味で甘すぎず辛すぎずおじゃこの風味生きてる味、山椒は洛北の山椒を使い、鉄鍋で少しずつ作るそう。

ご飯が進んで進んでとまりません delicious

これから新米の季節、ますます箸が進んで肥ゆる馬になりそう…

しののめ  京都市北区小山元町53  075-491-9359

club 引箔に刺繍がされた名古屋帯。

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臙脂色地に引箔がほどこされた帯地に正倉院文様が刺繍された名古屋帯はしっとりした雰囲気ある帯だなーと眺めて。

美豊にて。

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2008年9月19日 (金)

セレンディピティ

本屋さんの店頭を眺めていると、秋の京都特集の見出し文字が躍っているのを見かけると、これから錦秋の季節を迎えるんだなーと感じる今日この頃です maple

この前、岩倉の実相院に足を運んでみました。

10月号の「和楽」(小学館)で脳科学者の茂木健一郎氏が京都を旅されており(京都を旅することは脳にいい、という特集)、眺めていたら訪れたくなったのです。

比叡山を臨むことのできる少し小高い山裾にある実相院は門跡寺院、狩野派の見事な襖絵で知られるお寺です。

そして実相院といえばよく磨き込まれた床に青葉の映る「床みどり」が有名(撮影禁止だったのでパンフレット)。

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この床みどりは偶然発見されたものとか(初めて見つけた人、感動したでしょうね!)、

茂木氏はこういう幸運発見能力をセレンディピティ、それが神経細胞を活性化する、と。

訪れたのは夕方、午後の光が差し込み瑞々しいみどりが映り込み、みどりを掬いたくなるような景色、思わずしばらく座って眺め、毎日の小さなことにも気づき感動する心を持ちたいなーと感じていました。

秋は真っ赤に映える「紅葉床」が眺められるそう。

比叡山を借景とした石庭を前にして。

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すこーんと高い秋空が清々しかったこの日、比叡山に向かって奥深く広がってゆくような緑豊かな景色です。

紅葉の季節は紅葉・石庭のライトアップがあるそう。

実相院  京都市左京区岩倉上蔵町121  075-781-5464

club 花紋柄の唐織りの帯。

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全体に花紋が唐織りされている帯は、はんなりした色合いがやさしい印象です。

美豊にて。

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2008年9月18日 (木)

チェンジ

夏から秋へ、道を歩いても毎日刻々と目に映る景色が変わる今日この頃ですね。

いつも通る道、何だか景色が違うなー、街路樹のせいかな?!と思ったら青い外観が目印のアンティーク漆器を扱う「うるわし屋」が落ち着いたベージュの外観にチェンジしていました。

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京都御苑前に佇む少し青銅がかった青い扉、青い壁面だった以前の外観はちょっと外国のお店っぽくって目立ってました。

今度の落ち着いたベージュの外観は、周囲の風景に溶け込み、やわらかいランプの灯るウィンドーが引き立っている感じ。

幕末から昭和初期頃の漆器が多く見られるだけではなく、ガラス製品、やきもの、掛け軸や置物、たっぷり活けられた花々が迎えてくれる店内。

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鈍色の美しい光を放つものに囲まれ、心弾む時間でした note

うるわし屋   京都市中京区丸太町通麩屋町東入る 075ー212ー0043

club 菊、もみじ、桜などが染められた小紋。

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大きく彩られた雪輪文様が華やかでかわいらしい印象になるね、と眺めて。

美豊にて。

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2008年9月16日 (火)

画の中へ

台風の近づいている西日本、天気予報を見ると今週は傘マーク並んでます rain

ところで、この前京都駅へ用事で出かけた折りに寄った伊勢丹にある「えき」KYOTO美術館。

今ピサロ展が開催中。

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ピサロは印象派を代表する画家、

のどかな田園風景や光を捉えようと点描写で表現された画の数々は、画の中へ自分が入り込んでみたくなるような風景が広がっていてきっと温和な人だったんだろうなーと思ってしまいます。

点描写の画だけでなく、水彩画やエッチング、ピサロに影響を受けたといわれるコローやミレーの画や、ピサロの子どもたち(5人が同じ道に進んだそう)の画も観られます。

京都駅の小ぢんまりした美術館はふらりと寄ることができ、駅の喧噪から一歩入れば静謐な時間、外へ出ればまた駅。

外へ出て大階段登れば、

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京都の街が一望できて、ちょっとベンチもある空間。

今日のような涼しい日は座っていたら気持ちいいかも。

ピサロ展 10月5日まで 「えき」KYOTO美術館にて。

club  紬地が型染めされた着尺。

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身に纏っていると紬のさっくり感が味わえ、型染めされているのでコーディネイトのたのしみも味わえそう。

美豊にて。

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2008年9月15日 (月)

手のひらの月

昨夜、京都は霞雲のたなびく月が愛でられました。

どんなお月見、過ごされたでしょうか。

昨夜は慈照寺で催された観月のお茶会へ行ってきました。

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銀紗灘と向月台を臨みながら、ご住職が法要をしてくださり、

「掬水月在手」水をきくすれば 月 手にあり という仏教の言葉を説明してくださいます。

意味は、水を手で掬えば、手のひらに空の月が映ってる、水を掬うという行動を起こすからこそ月が手に入る、行動を起こすことによって結果が手に入る、ということだそう。

自分は水を掬うよう手を広げてみているか、自問自答しながら皆で静かな時間を…

お茶席の後8時頃から東山がふわぁーっと少しずつ明るくなって。

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こんな風に義政公も月を愛でたのかなー、なんて遙か昔に想いを馳せてみたり。

東山の深い深いこんもりした山の間から顔を出し始めた月は白いやわらかい光を投げかけてくれて幻想的な時間でした。

club 刺繍がとび柄でほどこされた小紋。

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宝尽くし文様が刺繍でほどこされています。

宝尽くし柄ってひとつずつ可愛らしくて思わず見入ってしまいますeye

美豊にて。

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2008年9月14日 (日)

短冊ひらひら

昨夜は朧月夜だった京都、降り注ぐやわらかい月の光を眺めることができました。

ところで、お月見といえば月見団子。

「三角に高く並べて飾って食べたいから10個買ってきてね、すすき飾って食べよ」と家人。

それで、いつも通る「出町ふたば」へ。

店先にはお品書きが短冊に大きく書かれゆらゆら揺れていて、今は秋色満載、おいでーおいでーと踊ってるようにいつも見えてしまうのです。

順番がやっと来て口から出たのは、「新栗餅ください」sweat01

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粒がくっりき際立った餡の上に丹波栗がごろり、それをもっちもちのふたば特有のちょっと塩味効いた厚い餅でくるまれた上にきな粉。

毎年待ち遠しい味 note

そして、ふたばの月見団子は俵型のお餅の上に粒餡がずっしりのっています。

それを初めて見た時はとっても驚きました。 

どうやら関西風の月見団子は餡がのってるんだーって。

月見団子はまた今度…

出町ふたば 京都府京都市上京区河原町通今出川上る青龍町236 075-231-1658 

club 段に正倉院唐草文様の帯。

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お茶席にぴったりのような帯。

金茶地に金、朱金、蓬色金などの色で段が入っており、唐草文様が美しく織り込まれています。

美豊にて。

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2008年9月13日 (土)

枝垂れの小径の

花で秋、感じる今日この頃です。

「春の七草」という言葉はよく聞きますが、「秋の七草」もあるんですね。

すすき、萩、撫子、桔梗、女郎花、葛、藤袴。

春は食べる方で秋は花を愛でる方だそう。

いつもよく通る梨木神社(瑞々しくおいしそうな名前だなといつも思います)は、500株以上の萩の花が咲き誇ることから、通称「萩の宮」と呼ばれており、9月20日~23日が萩まつり。

どのくらい萩の花、咲いているかなーと帰り道寄ってみました。

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鳥居に向かって境内に伸びる道は、枝垂れた萩の小径、紅色や薄紫、白色の蝶の形のかわいらしい小さな花が今見頃。

風が吹くたびにふんわり揺れる頭より高い萩たちに身を包まれると、ここは御所隣なのに山野にいるかのような気分に。

おまつりの時は、人々が献句した短冊が萩の枝に結ばれ、拝殿では狂言、舞踊、琴の演奏などがあったりお茶席も設けられるそうです。

鈴虫も登場するそうで秋の風情たっぷりですね。

萩まつり 9月20日(土)~23日(火・祝)

梨木神社   京都市上京区寺町通広小路通上る染殿町680  075-211-0885

club 錦織りの帯です。

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裂取柄に正倉院文様がほどこされた錦織りの帯。

「錦織り」って言葉、秋らしいですね。

美豊にて。

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2008年9月12日 (金)

うーん、迷う…

涼しげな虫の声、秋の夜長という言葉がぴったりな季節になりましたね maple

さっきからこのチラシやいろんな情報冊子を眺めながら、とっても迷って悩んでます think

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今週末、14日(日)は観月祭があちこちで催されます。

ざっと見ただけでも、

下鴨神社の舞楽、管弦、平安貴族舞ある名月管弦祭

上賀茂神社では舞楽奉納、月見団子やにこごり酒も先着でいただけるらしい

大覚寺・大沢池の船上から観月でき、その船首は龍、船上には茶席、琴演奏なども

北野天満宮は名月祭(芋名月)、ずいきや里芋や月見団子をお供えして月を愛でるらしい

平野神社も雅楽演奏のある名月祭、

この前通りかかった智積院や八坂神社、高台寺でもお月見の会のお知らせがでかでかと掲げてあったなぁ。

いろいろ眺めているとまだ行ったことのないお月見には心惹かれるし、写真も幻想的だったりして、でも身体はひとつしかないのに…と迷い、お月見話に華咲いてる美豊スタッフであります。

1年でいちばん空気が澄み渡り、やわらかい光を届けてくれる月の光、

今年はどんなお月見となるでしょうか???

club この前入荷してきた七宝柄の唐織りの帯。

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季節がしっとりしてくると、ちょっと華やかな雰囲気なものや彩り豊かなものに惹かれるねーなんて話してます。

実りの秋のせいでしょうか?!

(あっさり涼しげに、という夏の反動でしょうか?!)

美豊にて。

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2008年9月11日 (木)

秋といえば !

鈴虫が鳴き、日が暮れるのが日毎に早くなっている今日この頃。

秋といえば、やっぱり食欲の秋 !

ということで和食で秋を満喫したい、とこの前お昼に訪れたのは京都吉兆ホテルグランヴィア店。

お店に一歩中に入ると外の喧噪と打って変わって焚きしめられたお香の香り、ゆったりした雰囲気が広がっています。

この日いただいたのは9月から新しく出されたという「みやび膳」。

最初に萩の美しい器に盛られたしびのお造りは生姜といただいてさっぱり、そして次が椀もの。

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蓋をそっと開けるとさざ波に浮かぶ月に歓声!お椀はしめじに卵のふんわり感いっぱいの中にぷりぷりの海老の入ったしんじょうをいただけばそれだけでもう満足 confident

続くしまあじのお寿司はこりっとした食感がたまらなく美味しく、観世水が大胆に描かれた琳派の雰囲気いっぱいの器も秋色、

そしてお弁当、どこからいただこう…note 

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月心寺直伝の胡麻豆腐や賀茂茄子と万願寺唐辛子の白味噌田楽、揚げ鱧の南蛮仕立て、八幡巻きやきぬかつぎなどなど。

田の字に切った木箱に四季の味わいを盛り合わせた松花堂弁当というスタイルを考えたのは吉兆創業者、湯木貞一氏だったね、なんて話しながらひとつずつのお料理にうっとり舌鼓打ち、秋満喫 !

最後のあんかけご飯は3種類から選べ、私はとろりんとした温泉卵と湯葉がふんわりかかったものを、一緒にいただいた人は温泉卵に鯛ご飯のあんかけ。

デザートは小豆と白玉、抹茶ゼリーのモンブラン。

創業者の料理と心を受け継ぎながら、常に新しい風を感じた贅沢な時間でした。

京都吉兆グランヴィア店 京都市下京区烏丸通塩小路下るホテルグランヴィア京都

075-342-0808

club ムガ糸と生糸で織られた帯です。4096

インドのアッサム地方で採れる稀少なムガ糸と生糸で織られたとてもとても軽い帯です(手に取ると驚くほど !)。

光沢感とさっくりした雰囲気はムガ糸ならでは。

おしゃれ感いっぱいの帯だなーと眺めて。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2008年9月 9日 (火)

豊饒の秋

今日9月9日は重陽の節句、菊の節句ですね。

秋を代表する花として、おめでたい柄としてきものや帯にもよくあしらわれている菊。

数え切れないくらいの種類があると言われる菊、空に向かって可憐に揺れる姿は秋の到来を感じさせてくれますね。

この前訪れた高台寺掌(しょう)美術館は美しい秋を感じさせてくれたところ。

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高台寺蒔絵で知られる桃山時代の調度品の納められた美術館、

色漆、生漆で絵柄を描いた後に、金や銀の細かい金属粉が蒔かれる製法の高台寺蒔絵は桃山美術の粋といわれ、京友禅の図柄にも多く取り入れられています。

漆黒を背景に秋草文様が流麗華麗に金色でコントラストくっきり鮮やかに描かれた小さな蒔絵の世界を覗けば、そこは豊饒の秋が confident

しっとりした秋にぴったりな美術館でした。

高台寺掌美術館 京都市東山区高台寺下河原530  075-561-1414

club よろけ柄の手織り紬

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よろけ柄がとても伸びやかに織られている手織り紬。

手織りの紬ってなんともいえない風合いがありますね。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2008年9月 8日 (月)

あーあ…

月曜日がはじまり、1週間がスタートしましたね !

寺院や神社の特別拝観や特別公開が年中あちらこちらで催されている京都。

京都観光案内誌を眺めていていちど行って見たかったところ、高台寺の突き当たりにある大雲院。

この建物の存在は今まで知らなかったし、何より引きつけられたのは「閣上からの絶景 京の町を一望する大パノラマ」というフレーズと写真。

普段は拝観できないけれど夏の7月19日~9月30日のみの限定公開。

織田信長父子の菩提を弔うために創建された祇園閣は、東山連峰や京都市内が一望できるだけでなく、内部は華やかな壁画に彩られたり重厚な照明で飾られているよう。

そりゃあどんなものかいちど行ってみたいなーということで早起きして行ってみると、10時からの拝観で閉まっててあーあ sweat02

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ちょっと小高いところに登ってパシャッ camera

屋根は鉾の形だなー、秋空に映えてるなー、とっても目立つ建物なのに何で気づいてなかったのかなぁ…

9月中にもういちど来られたらいいなぁと閉まった門前をあとにしたのでした。

大雲院  7月19日~9月30日  10時~16時公開

      京都市東山区祇園町南側594-1 

club 道長取り柄が全体にほどこされたの染め小紋。

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道長取りの中には草花が描かれたり、飛田模様、波模様などが染められています。

きものにすると、全体の道長取り模様とはんなりした色合い、模様がとても生き生きと響き合いそうだなーと眺めて。

美豊にて。

美豊ホームページ   http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2008年9月 7日 (日)

ランキング

日が暮れるのが日毎に早くなり、「秋の夜長」という言葉が浮かんでくるような季節になりましたね confident

この前何かで読んでへぇーと最初は驚いたけどなるほどと思ったのは、京都はひとりあたりのパンの消費金額が全国1位というランキング結果だそうな bread

京都は学生の街だからかあるいは働く女性が多いせいか、と締めくくられていたような。

街を歩けば次々と誕生してる新しいパン屋さんを見つけるし、ずっと愛されているパン屋さんはいつも盛況、納得 !

それぞれのパン屋さんに得意分野があったり特色がある京都のパン屋さん巡り、尽きることはないかも。

そんな中、友達から最近よく行くパン屋さんでハード系が特に美味しいよ、と教えてもらったのは「ブレッド☆ルーム」。

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こちらは店員さんに欲しいものを伝える対面式販売。

ドライフルーツがごろごろ入ったパン、中にとろりとしたクリームチーズの入ったもの、大きなボリュームたっぷりなピザ、外皮かりっとした香ばしいマフィン…

オーナーの方はビゴの店で修行され、その後イグレックプリュス、そしてアメリカへという経歴の持ち主でアメリカンスタイルを追求され今に至っているそう。

香ばしくさっくり感いっぱい、ボリュームある大きさ、パンを頬張れば陽気な気分になってきて、近くを通る時はついつい覗いちゃうパン屋さん。

ブレッド☆ルーム  京都市中京区二条通麩屋町東入る南側  075ー212-5036

club 小物って季節感をすごく感じさせてくれるところですね。

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春に着ていたきものに帯という同じコーディネイトでも帯揚げと帯〆だけかえてみるだけでものすごく雰囲気が変わりますね。

きもののコーディネイトが楽しい !ってこういう時思う、って美豊スタッフと話していて。

美豊にて。

clip きものを装うたのしみとコンサートにお出かけできる催しが11月3日14時半から京都コンサートホールであるようです notes

京響の演奏で、きものかおしゃれな服装というドレスコード、往復葉書で申し込めば無料(9月30日必着)。

お問い合わせは 伝統産業課  075-222-3337だそうです。

美豊ホームページ   http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2008年9月 6日 (土)

京都の地下は…

朝夕涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。

秋、といえば食欲の秋 !でもありますね。

八百屋さんの店先では夏から引き続き目にする万願寺唐がらし、鹿ヶ谷かぼちゃ、賀茂なす、おくら、つまみ菜などに加えて秋のニューフェイスも続々と wink

だだ茶豆、丹波黒豆枝豆、銀杏、すだち、、きのこ類、九条ねぎ…

夏のものもまだ味わえ、秋いちばんを感じられる今時分はとてもたのしい季節ですね。

ところでこの前訪れたのはキンシ正宗堀野記念館(美豊から歩いて10分ほど、お昼休みに行ってみたのです)。

キンシ正宗発祥の地である堀野家住宅が今は造り酒屋の歴史と町屋文化を伝える博物館。

格子戸をくぐるとまず目に飛び込んでくるのはつるべ落としのついた大きな井戸。

そして当時使っていたという酒蔵。

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酒造りの工程、製法、当時の様子などガイドのおじさんがものすごく丁寧に説明してくださいます。

そしてお酒は水が命、坪庭には今もこんこんと湧き出る「桃の井」が。

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いただいてみるとやわらかでまろやかな軟水、「すごく飲みやすいでっしゃろ」、とおじさん。

京都の地下は琵琶湖ほどの大きな水瓶が横たわっており、美味しい水に恵まれているそう。

この下に水瓶が広がってる?!と地面を見やると「この水瓶のお陰で京都はたくさん美味しいもんあるさかい」とおじさん。

二階に登って切子格子(お商売により切子のかたちが違うそう)や虫籠格子などの町屋らしい造りを眺めたり、贅沢な材木を使いお客様をもてなした客間(奥座敷があり舞妓さん芸妓さんが舞えるようになっていたり)があったり、京の地名の石が配された中庭もあったり。

丁稚さんや奉公人の生活もお話しくださり、当時の人々の生活がぎゅっと詰まったタイムカプセルを開いているみたいな贅沢な時間でした。

ここでは地ビールを造っているそうで、「小倉百人一首」という京都のものにごだわったお酒を試飲させてもらいました confident

キンシ正宗 堀野記念館  京都市中京区堺町通二条上る亀屋町172  075-223-2072

club やさしい色合いが秋らしいなーと眺めてます。

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菱取り吉祥文様の織り込まれた帯です。

秋ってしっとり感いっぱいですね catface

美豊にて。

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2008年9月 5日 (金)

9月から !

さっき京都の秋の催し物特集冊子を眺めていたら、まぁなんといろいろな催しものが寺社仏閣をはじめいろいろなところであること、あること!

秋は実りの季節、収穫の季節、感謝の季節なんですね fullmoon

近日のところに目をやると、9月9日の重陽の節句には嵐山の法輪寺では謡と舞の奉納が、

同日、車折神社では舞や舞楽がたのしめ、菊酒も振る舞われるそう。

これから京都は錦絵のような景色とともにいろいろな催しが盛りだくさんです maple

ところで、この前京都駅の新幹線のところにお迎えに行った時に訪れた新幹線構内にある宝泉。

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下鴨にあるあずき処で知られる宝泉堂の出されているお店、おみやげが京都駅で買え、そして併設の茶寮では和菓子がたのしめます。

9月1日から美味しいコーヒーのお店で知られるカフェ・ヴェルディのコーヒーがこの宝泉でいただけると聞き、早速入場券を買ってお店へ。

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のどこしよい冷たい寒天とひと粒噛みしめるたびに小豆のふくよかさと控えめな甘さ、たまらないしあわせー ♪と一緒にいただいた人はひとすくいごとにとろけるような笑顔 catface

試し好きでいろいろなコーヒーを淹れてみる我が家ではヴェルディのコーヒーの時はブラインドテストのごとく、家人も招いた友人たちも「おいしい、この味好き、ヴェルディでしょう」と当ててくれます。

一緒にいただいた松ぼっくりを型取った波留間産の黒糖をからめたぼうろは近々販売予定だそう。

お店は新幹線の発車アナウンスや喧噪が聞こえるのに、すごく落ち着いた空間。

京都駅で美味しい和菓子とヴェルディのコーヒーがいただけるゆったり空間はこれから新幹線の旅のたのしみ増えそうだねー、と嬉しい再会のひと時を過ごしました note

宝泉 JR京都駅店   JR京都駅 新幹線構内2階  075-693-9103

club 温かい色の織り込まれたよろけ柄の紬です。

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よろけた線がやさしいカーブを描いている紬、秋の深まりが待ち遠しいなーと眺めてますconfident

美豊にて。

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2008年9月 4日 (木)

心の風景

この前ふと上を見上げると、やまぼうしの樹にかわいらしい小っちゃな赤い実が cherry

初夏いちばんにかれんな薄若草色の花を愛でさせてくれるやまぼうし、もう葉っぱが黄色に色づき少しずつはらはらと散り始め早くも次の季節へ準備してる様子、秋ですね !

日中はまだ蒸し暑い京都、朝はさわやか、賀茂川べりを通る散歩道、よく歩くお気に入りコースです shoe

京都へ観光客で遊びに来ていた頃は、「鴨川」っていえば川床の広がる四条大橋辺りが頭にぱっと浮かんだのですが、出町柳で西の上流から流れてくる賀茂川と東からの高野川が合流して大きな鴨川になるってこと、京都へ来てみて初めて知ったのです sweat01

どこでもそうかもしれませんが、この鴨川風景、立ってみる場所によってイメージが全然違うことにも驚きます。

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枝垂れ八重桜並木のたのしめる北山から北大路あたりの賀茂川は白鷺や鴨が懸命に水中に頭を突っ込んでいる朝食風景(?!)を目にしたり、太陽の光をさんさんと浴びてどこまでも伸びてゆくワイルドな川草たち、雅な、というよりあるがままの自然の姿、という感じ。

おしゃべりしながら仲陸まじく歩くおじいちゃんおばあちゃん、犬に声かけながらの人、ジョギングに励む人、腰を浮かせながら脱兎のごとくペダルを漕ぐ高校生の子…

あの季節はこの人と歩いたなー、とか猛ダッシュで流れていた景色をふと想い出したりそれぞれの心の風景として刻まれていくのかなー、なんて行き交う人を眺めながら歩いてました。

それぞれのお気に入りの「かも川」スポットなんてのもあるのかもしれませんね confident

club 茶屋辻模様の描かれた紬の訪問着の柄をじーっと見て eye

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薄金茶地にほわゎーんとしたのどかな風景、色合いとやさしいタッチがしっとりした秋にぴったりだね、と美豊スタッフで話してました。

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2008年9月 3日 (水)

下の階では…

9月になって気分はいっぺんに秋ですね maple

芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、どんな秋が待っているでしょうか?!

さて、昨日ブログに書いた京都文化博物館で催されている「かざり」展、下の階に降りると「永樂即全 「源氏物語五十四帖」と十七代 永樂善五郎」展が催されていました。

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「かざり」展、見応えあってなんだか充実感いっぱいで下の階へ降りてみたら常設展が「永樂即全 源氏物語五十四帖」 !

この展覧会、とっても贅沢すぎ shine

千家十職のひとつである永樂家、ひとつの作品だけでも華麗でため息の出るような美しさなのに54も一堂に展示されているのは圧巻です eye

それに加え、源氏物語のひとつひとつの題目を紐解くたのしさはずっと眺めていたいほど。

即全氏が物語りを読み解きながら素材、かたち、色、模様などいろいろなことを考えながら作品創りをされた軌跡の書かれた解説、製作過程をかい間見せてもらったみたいで作品がよりいっそう生き生き見えてくるから不思議。

図録買おう、と張り切って探してみたけれど販売されてなくてがっかり sweat02

と思っていたら、この同じ展覧会が以前あったそうで本社にこの図録があり嬉しく happy01

ついでに本棚を見てみたら永樂家の作品のものの図録、いろいろあったのでこの美しい世界にどっぷりはまっていたのでした。

永樂即全 「源氏物語五十四帖」と十七代永樂善五郎 展 9月21日(日)まで

京都文化博物館  京都市中京区三条高倉 075-222-0888

club 梅柄が可愛らしい仕立て上がっている名古屋帯です。

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桃、黄、若草、水色、菫色などいろいろな色のほんのりした梅が可愛らしく織り込まれた帯です。

帯〆など小物ですごく雰囲気かわるだろうなー、と眺めてました。

火曜日の美豊にて。

今日水曜は美豊、お休みをいただいております confident

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2008年9月 2日 (火)

かざり

朝夕涼しくなり、過ごしやすくなりましたね happy01

京都は日中はまだ蒸し暑い日が続いていますが、日が日毎に早く暮れこおろぎや鈴虫が涼しげに啼く夕方は風が吹き渡るようになりました。

昨日から学校などが始まられた方も多かったのでは?

ところで今、京都文化博物館で催されている「KAZARIかざりー日本美の情熱ー」をこの前観に行ってきました。

東京のサントリー美術館で開催されていた催しで京都、広島とまわるとか。

街中にある京都文化博物館、たくさんの人で賑わってました。

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「かざり」という題目は、日本人は古来から身につけるもの、身のまわりの品、祭礼、神仏信仰にいたるまで独創力を持ち旺盛なエネルギーで飾ってきた、その情熱は日本文化を形成するまでも、その「かざり」を切り口にして日本文化を探ってみようという試みから、と。

やきもの、陶磁器、能衣装、狂言衣装、打ち掛け、絵巻物、蒔絵のほどこされた調度品、簪、たばこ入れなど身のまわりのもの、鎧、兜などなど数多く展示が。

ひとつひとつが美しかったり精巧精緻だったり贅を尽くしたものだったり。

こんなにひとつひとつの世界に魂を込めてあらんばかりの技術が傾けられた「かざり」からものすごいエネルギーを感じたのでした。

駆け足で観てまわったから、もういちどゆっくり観に訪れたいなーと図録買ってきましたbook

「KAZARIかざりー日本美の情熱ー」9月15日(月)まで

京都文化博物館  京都市中京区三条高倉  075-222-0888

club 風合い豊かな手織り紬。

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秋の色ですね。

しっとり装って出かけたいなーと眺めて。

美豊にて。

美豊ホームページ  http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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2008年9月 1日 (月)

ジャズを聴きながら ♪

昨日、久しぶりに青い空に白い雲が広がった京都、空高い秋がやってきた!(運動会の日のような空)と思いきや外へ出ればむわぁんとした蒸し暑い一日でした coldsweats01

今日から長月、お月見のたのしめる季節を迎えますね fullmoon

ところでこの前訪れたのは、紫野和久傳堺町店。

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町屋造りの1階がお菓子や佃煮などのおもたせなどが買え、2階は季節の和菓子のいただける茶菓席。

この日は蒸し暑くて、涼しいところでおいしいもの食べたーいと入り口の「葉月のお菓子」のおしな書きに目が釘付け eye

1ヶ月ほどでメニューが変わり、季節ごとの和菓子がたのしめるそうです。

2階はジャズが低音で響き、天井の太い梁が温かみを感じさせてくれゆったりした椅子席の並ぶ落ち着いた空間。

席に着くと冷たいお茶とお茶請けに黒豆菓子「艶ほくろ」が運ばれてきます。

グレープフルーツゼリー寄せや冷やしぜんざい、ほうじ茶ソルベなど涼しげで惹かれるメニューいろいろの中から「蓮の露」を選んで。

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蓮粉と和三盆を練り上げたものが冷水に落とされており、和三盆蜜につけていただくもの。

注文してから練り上げてくださるのでちょっと待ちます confident

琥珀色に透き通った蓮根餅はきれいで思わず透かして見てしまいます。

もちもっちの食感は西湖好きな人ならきっと好きな味。

ピッチャーでたっぷり冷たいお茶を運んできてくださるので、暑さを忘れゆっくりのんびりしたのでした。

紫野和久傳堺町店  京都市中京区堺町通御池下る東側  075-223-3601

club 秋ですね !

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落ち着いたベージュ地にうさぎが雪輪の中で舞ってます。

九寸名古屋帯の仕立て上がってます。

美豊にて。

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