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2008年8月14日 (木)

主役の白みそ汁 

京都は、16日の五山の送り火を数日後に控え、何となく山に浮かび上がった「大」や「妙」「法」の字に目がいってしまいます 

今頃、準備してるのかなー、なんて思いながら。

8時から東山如意ヶ嶽の「大」が始まり、10分おきくらいに順々に松ヶ崎の「妙法」、西賀茂の「船形」、衣笠の「左大文字」、嵯峨鳥居本の「鳥居形」と東から西へと京都の夜空が染まります。

16日、晴れますように 

さて、昨日美豊休みの日に出かけたのは、河原町四条を上がって路地を東に入ったところにある「志る幸」

いつも水曜は定休でなかなか行けないのに昨日はお盆だから開いてます、って。

やったぁということで 

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ここは新撰組の池田屋騒動のきっかけとなった古高俊太郎邸跡だそう。

お目当ては利久弁当、時々いただきたくなるお弁当。

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扇形のかやくご飯に季節の香のもの5品、そして豆腐の白みそ汁。

この汁物がこのお店の看板メニュー、敷地の中で汲み上げる井戸水を使い、毎朝削る鰹節と利尻昆布でとるだしの白みそ汁はほんのり甘く香り豊か。

鯛、鱧、大和芋など中の具を選ぶこともできる白みそ汁が主役になっちゃう味 

天然鯛の身を細かくほぐした名物の鯛めし丼をいつもいただきたいと思いながら、昨日もまた利久弁当に舌鼓を打っていたのでした。

志る幸  京都市下京区四条通河原町上る一筋目東入る   075-221-3250

美豊ホームページ   http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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