伊右衛門さん
今日13日から京都の祇園祭りではそれぞれの鉾でお囃子が始まります
もともとは平安時代に疫病が流行った時に鉾を奉納したことから始まった祇園祭、鉾町と呼ばれるそれぞれの鉾を持つ町内(呉服関係に携わる家が多い)に生まれた男児は小さい頃からお囃子の練習を。
初めは鐘から、ずっと年月を重ねいちばん難しいのは太鼓、お囃子は各鉾30曲余り持っていると言われ、祇園祭が終わったら来年の祇園祭に向けて練習されるとか。
こうやって町内の世代間の交流を深めてゆく場でもあるんでしょうね。
ところで、最近よく聞かれるのが「伊右衛門さん、行かはった?」
烏丸三条を西に入ってすぐのところに6月下旬にオープンした伊右衛門サロン。
この前訪れて。
落ち着いた茶色で緑の揺れるオープンカフェスペースから入り口へと続く店どどーんとお広いテラスが目を引き、道行く人も足を留めて眺める新名所のよう。
入り口はパソコンが窓際に数台置いてあったり、もう少し中へ進めば広い中庭を臨む明るくモダンシックな印象。
140坪もあるという広い吹き抜け空間の和カフェ。
熱気が伝わってくるようなオープンになった厨房の横を通るのもたのしく。
へぇー、今日のお米は秋田こまちなんだー、なんておくどさんを眺めながら
まず、出してくださるのが本日のお茶
この日は抹茶入りの水出し緑茶、おかわり何杯でもOK、冷たくこっくりしてさわやかな味
お茶は週替わりで種類がかわるそうで、煎茶入り緑茶やほうじ茶など季節も考えてられるとか。
伊右衛門御膳、茶美豚のローストポーク、サラダ、ご飯、お味噌汁。
他にサンドウィッチやパスタ、ピッツァ、カレーなども。
朝と夜には嵐山吉兆の徳岡邦夫氏をアドヴァイザーに迎えての季節に合わせたメニューもいただけるそう。
お茶といただく和菓子は下鴨の和菓子屋宝泉堂のもの、また抹茶を使ったロールケーキなどのスイーツもいろいろ。
朝8時から24時のオープンなので、いろいろなたのしみ方のできそうなカフェ
伊右衛門サロン 京都市中京区三条通烏丸西入御蔵町80番地 075-222-1500
8時~24時営業 年中無休
街で見かけた祇園祭りのしつらえ。
俵屋旅館前にてパチリ
7月いっぱい京都は祇園祭、この時期だけのしつらえを眺めての街歩きたのしいです
美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho
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