京都御幸町にて
京都は連日、初夏のような25度以上の日が続いたと思いきや昨夜から雨
暖かい春の雨だといいですね。
昨日、美豊休みの日、お昼ご飯を食べに点邑へ
御幸町(ごこまち)通りにある俵屋旅館の営む天ぷら中心のお料理のいただけるお店。
コンクリート打ちの建物は数寄屋建築の名匠、中村外二工務店によるもの。
入り口のお待合いから、素敵な空間が広がっていて。
お料理は季節のお料理3品がまず。
あぶらめ(関西ではあいなめをこう呼ぶんですね)の新子の南蛮、そしてよもぎの香りともちもち、さくさく感が香ばしいよもぎ麩の揚げたものをわさび醤油で。
それから牛すじ肉と季節野菜を炊いたもの。
牛肉はほくほくっ、意外にあっさり、筍、おいしー!
生き車海老、あなご、きす、ふきのとう、アスパラ、蓮根、小玉葱、こしあぶら、その他、季節の野菜、かりっかりの海老の足のたっぷりのった天丼、春の味満載。
素材がどれも香りよく、食感たのしめ、天ぷらのさくっさく感、たれの味がまた絶品。
苺にちょっぴりお酒のきいたジュレのデザート、で3990円。
お店の方のきめ細やかで温かさを感じる接客、美味しく、器やしつらえ、空間素敵で豊かな気持ちにさせてくれるお店。
点邑 京都市中京区御幸町通三条下る海老屋町329-1 075-212-7778
11時30分~13時30分(昼) 17時30分~21時(夜) 火曜休み
この御幸町(ごこまち)通りは寺町通りの1本西側、カフェあり、骨董やさんあり、お洋服屋さんありで、ぶらぶら散歩楽しい通り。
天邑の斜め向かいにある骨董や尾形商店はいつも覗くのがたのしみなお店。
お店の中は陶器、酒器、絵、塗り物、木彫り、ガラス、李朝工芸などが。
昨日買ったのは、鳥と菊の描かれた明治期の蒔絵の菓子皿1000円と明治期のレース柄のガラスの器1400円、とってもリーズナブル。
品揃えは、その時の出逢いもの、普段の生活に心おきなく使えるお値段がとっても嬉しくて。
200円、300円のおちょこやガラス皿などもあり、お店のおじいさんがひとつひとつ丁寧に説明してくれて、どんなものと出逢えるかわくわくするお店。
尾形商店 京都市中京区御幸町通三条下る 075-231-7554
こんなやさしい絽つづれの夏帯。
揺れるお花が涼しげで。
美豊にて。
美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho
| 固定リンク
「 京都ごはん」カテゴリの記事
- 御所雲月(2012.06.08)
- 宮川町にて(2012.06.01)
- ご褒美パスタ(2012.01.30)
- 新春の桜田さんへ・その2(2012.01.25)
- 新春の桜田さんへ・その1(2012.01.24)