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2008年4月25日 (金)

楽美術館

若葉薫る、今日この頃いかがお過ごしですか?

新緑の香り、道を歩いているとそこかしこから漂ってきますよね clover

今日は美豊から歩いて10分ちょっとの楽美術館へ。

御所西と呼ばれるこの辺りは、昔は呉服問屋、帯問屋が軒を連ねていたそうで、その名残の建物があったり、らっぱを鳴らしながらご近所をまわるお豆腐やさんがあったり。

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そんな街並みにとけ込んでいる楽美術館。

犬夜来と出格子のしっとりした町屋の奥に覗く「楽焼おちゃわん屋」と書かれた大きな白い暖簾がしっとりと。

桃山時代の初代長次郎から現在の15代吉左右衛門まで400年以上の歴史を持つ楽家の窯場と工房はこの奥にあるそう。

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今、春期特別展、楽家の系譜ー歴代の名品ー開催中。

若草色鮮やかに苔むした庭を見ながら奥へ進み。

千利休の侘茶の思想をくみとり創られた手捏ねの黒楽茶椀、赤楽茶椀などが丁寧な解説とともに。

「手のひらの中の宇宙」という言葉がほんとにぴったり。

解説に書かれた、創り手の人柄や創る過程を読むと目の前のお茶碗ひとつひとつの宇宙が広がるような。

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思いがけず、面白かったので美術館の人に尋ねると薦めてくれたのがこの本 book

「楽ってなんだろう」淡交社出版

楽焼きの歴史や制作方法、作品が魅力的にわかりやすく書かれていて悠久の世界にいざなってくれる気がして、寝る前にゆっくり開いてマス confident

楽美術館 京都市上京区油小路中立売上る 075-414-0304  月曜休館

春期特別展 4月5日~6月15日

手に実際に触れながら、学芸員が説明してくれる鑑賞会が毎月第1土・日曜にあり。

japanesetea 楽美術館斜め向かい、格子戸の向こうに白いしゃがの花の揺れる細長い道が。

入ってみると、お食事と甘味処。

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苔むした庭に大きな桜と紅葉が枝を広げた下に花見台があり、戸を開ければ、知人の家のリビングのよう。

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あんみつ。とろりとした抹茶のゼリー、寒天、あずき、あられ、沖縄の黒糖を煮詰めた黒みつ、どれも天然素材にこだわった手作りだそう。

母娘さんで切り盛りする静かな時間の流れるお店。

四十万(しじま) 京都市上京区油小路一条下る  075-415-0736

11時30分~17時  月曜と第2・4火曜お休み

club 波間に踊る鯉が小さめにかわいらしく織り出された文様、荒磯(あらいそ)文様の帯。 

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中国渡来の名物裂に由来してる文様なんですね。

あらいそって響きも楽し気な感じ。

文様を表す言葉、有職(ゆうそく)、誰が袖(たがそで)などなど、素敵な言葉がたくさんあるなと感じて。

いつか自然にすらすらっと出てきたらいいんですけど catface

美豊にて。

美豊ホームページ http://homepage3.nifty.com/bi_ho

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