2012年1月31日 (火)

春を呼ぶ

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あと数日で節分。

新しい季節への節目を待ち、食卓を可愛らしく彩るのは、「ギャラリー遊形」で見つけた箸置きです。

微笑むおかめさんの表情は招福のしるしを振りまいてくれるし、紅白の梅も小ぶりで愛らしい。

この前訪れたギャラリー遊形さん、餅花が枝垂れ咲きあでやかでした。

餅花は12月13日の事始めに作られ、1年の五穀豊穣を祈願し春を呼ぶものだそうです。

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ギャラリー遊形 京都市中京区姉小路通麩屋町東入る 075-257-6880

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2012年1月30日 (月)

ご褒美パスタ

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休日の朝まだみんなが眠っている時に鉛のような重いからだを引きずり走り出すのは思い切りがいるナ、けれどたぶん今日走るのをやめたら明日もやめてしまいそう、心が折れそう、、、
日曜の日もなんとか走った、10㎞。

走ると「食べてよし!」の免罪符をもらった気分になるこの頃です。

家族みんなが久しぶりに揃った休日のお昼、「パスタコレクションハウス 道月」へ。

築100年の町屋の建物が改装された店内でイタリア人シェフが腕をふるう打ち立ての生パスタをメインのお料理にいただけるお店。

気軽なお昼のコースは、前菜、手打ちのショートパスタ、ロングパスタ、デザートがそれぞれ選びながらいただけます。

前菜は、ハンガリー産豚肩ロースのコンフィ、セロリのソースとローストされたアーモンドがよいアクセント。

ショートパスタは、尾鷲産かますご(イカナゴ)とあさりのペペロンチーノ、春の香りと生マカロンチーニのモチモチ感のたのしいひと皿。

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蝦夷鹿の赤ワインソース、ゴルゴンゾーラをのせたパッケリというショートパスタ。

鹿は臭みのないとろりとしたやわらかさ、ラザニアのようなくるりとした生地を少しずつ切り分け、濃厚なソースを絡ませていただきます。

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牛すじ肉のミートソースにイタリア産グリンピースとパルミジャーノ、生タリアテッレ。

牛すじ肉がほろっつほろに溶けるミートソース、口の中で弾けるグリンピースが名脇役のよう。

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ふわふわでカカオの香りふんだんなバナナクリームのティラミスはみんな同じものを注文し、おいしい!と言いながらいただいたデザート。

ムレスナティーは、ストロベリーとベリーのフレーバー。

窓外に目をやれば小雪が時折舞う景色、ひと足早い季節を呼ぶ食材に春が待ち遠しくなりました。

走った後に心おきなく食べたパスタ、ご褒美もらったようでまた格別 ♪

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パスタコレクションハウス道月 京都市中京区押小路通麩屋町通東南角 075-253-1185

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2012年1月28日 (土)

1歩1歩

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朝陽が昇る前からだんだん染まってゆく茜色の空に向かい、さぁ!

1月半ばから始めたスロージョグ、昨日初めて10㎞走ることができた ☆

最初は60秒(1分間)走ることが目標、次は1㎞、できたら3㎞、5㎞、7㎞、、、ムリせず、欲張らず。

昨日よりも今日、今日よりも明日、毎日1歩ずつ、自分の足で積み重ねた軌跡はとても嬉しい ♪

1年半前に大きなケガをして歩けなくなった頃から思えば、歩くこと、さらに走ることまでできるようになったことは、ちょっと感慨深いです。

賀茂川べりまでくると、こんなふうに橋と橋の間の距離を記した看板が掲げられているので、地形のアップダウンを思い浮かべ、自分の体調と相談しながら走ります。

きりりと引き締まった朝の空気の中、自分の鼓動と吐く息音、川の轟音に身をゆだねるのはなかなか素敵な1時間以上のジョグコースです。

もともと、お正月で緩んだからだを何とかせねば、と気軽に始めた動機も不純な(?!)朝ジョグ。

そんな朝時間に、この1週間朝日新聞の夕刊「人生の贈り物」に連載されていた日本画家の堀文子さんのインタビューが、小さな1歩も大きな1歩になってゆくかも、と刺激をくれました。

自然の命を描き続け、93歳の今も精力的に活動をされる堀さんは、69歳でイタリアにアトリエを、80歳を過ぎてからペルーやヒマラヤ山麓に取材へ、病気のために旅が難しくなってからは顕微鏡の中の世界に新しい境地を開きます。

「また今度」は来ないからこそ今を生きる、「私には「これでいい」というゴールはありません。1歩でも1ミリでも上昇しながら生き生きとこの世を去ってゆきたい」という言葉に心打たれました。

自由であるために、真剣に孤独と向き合い、凛と生きられる堀さんのモットーは、「群れない、慣れない、頼らない」、と堀さんの本に書かれていました。

生きる姿勢はそのひと自身がつくってゆくもの、出会う景色、人も出来事は実ははじめてのことばかりで、感動や驚きに満ちている、ということも堀さんから教わります。

小さな毎日のことだけれど、冷たくて震えながら出かける朝に元気づけてくれる堀さんのフレーズを思い浮かべ、靴ひもをぎゅっと結びます。
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2012年1月27日 (金)

冬のぽかぽか食卓に

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冷たい日にはからだの芯からぽかぽか温まる鍋が嬉しい。

錦市場にある鳥肉専門店「鳥清」の水炊き鍋のスープと鳥つみれは、冬のわが家の人気メニューです。

野菜と豆腐、葛きりなどを揃えたらごちそう!

鳥つみれは、骨ごとぶつ切りにされたミンチ肉に人参、葱、柚などが入った香り高いふっくらした風味豊かなあじ。

白濁したスープは野菜の旨みをたっぷり引き出してくれ、すっきりしたあじわい、翌日に肌がぷるんとなるのもたのしみなスープ。

仕上げはお雑炊だったり、ラーメンだったりその日の多数決で決まります。

飴色のスープは塩ちゃんこ鍋味のスープです。

鶏ガラをたっぷり使いじっくり煮込まれたスープは、鶏ガラの旨みがぎゅっと詰まったスープ。

鴨鍋スープも店頭にならんでおり、冬のぽかぽか食卓の強い味方です。

鳥清 京都市中京区錦小路富小路西入る西北角 075-221-1819

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2012年1月26日 (木)

光合成

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ダイレクトな太陽の光をさんさんと浴びたい!青空カモ~ン!

薄いベールを1枚かけたようなスモーキーな日が続くと、お日さまの陽射しが恋しくなります。

少し晴れ間が覗いた日に京都駅で。

京都駅にはヘリポートがあり、階上に登ると京都の街をぐるりと見渡すことができます。

五山の送り火が一望できる眺めのよさ。

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でも、屋上はオープンエアで北風がびゅ~。

気温4度、ぶるぶる震える日光浴?!

陽射しを浴び栄養をつくる植物の光合成の働きは人間にもきっと必要、と思うひと時です。

やがて小雪もちらちら舞い始めました。

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中央改札の光景を眺め、旅の気分を少し感じるちょっと非日常へトリップ。

寒~い日の京都駅でのことでした。

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2012年1月25日 (水)

新春の桜田さんへ・その2

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新春の桜田さん、八寸はお正月の名残と春の便り感じるものでした。

黒豆、たたき牛蒡、かぶらのこぶ巻き、卵カステラ、春菊と蓮根の白和え、八幡巻き、鰆の幽庵焼き。

ふわりとした卵カステラ、濃厚で口当たりなめらかな白和え、あつあつほろっとした鰆、おいしいね、を口々に言いながらいただいた八寸です。

豪華なひと皿、数の子、若芽、菜の花、蟹。

蟹味噌で和えられた蟹、おいしい!

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くわいまんじゅう、厚揚げ豆腐、堀川ごぼうの葛あんかけ。

おろして素揚げされたくわいまんじゅうにとろりとした葛あんにおろし生姜でポカポカ、冬の歓びを感じます。

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海老芋、金時人参、大根のごはん。

素揚げの海老芋の食感がほこほこ、おだしのあじわいをたのしめるごはん。

生麩の入った赤だしがまたまた美味しい。

香の物は千枚漬け、からし菜、白菜。

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デザートの搾り立ての林檎ジュース、苺、メロン、ほうじ茶のブラマンジェ、食感の素晴らしいグレープフルーツゼリー。

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椿がかたどられたきんとんとお薄。

さっぱりした甘みが〆にふさわし繊細なあじわいのきんとん。

最初から最後まで桜田さんのスピリッツがこめられたお料理、しつらえは、美しい絵巻物を五感でいただく気分にさせてくれます。

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桜田 京都市下京区烏丸仏光寺東入る 075-371-2552

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2012年1月24日 (火)

新春の桜田さんへ・その1

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誕生日のお祝いに、と「桜田」さんへ連れて行ってもらいました。

家人と出会い、義父義母に初めて連れて行ってもらった時が私にとって初めての桜田さん。

素晴らしいお料理はまるで雅やかで美しい絵巻物のようで、次々と目の前で繰り広げられる様に感嘆し息をのんだ十数年前。

洗練された典雅な世界に心打たれども何事にも無知な私、心砕かれたお料理、しつらえをいつか少しでも知り奥深さに触れたい、と思った時でもありました。

その感動は今もそのままです。

龍の中からあらわれたのは、新筍に木の芽、金時人参、大根、子持ち昆布、食感のたのしい先付からのスタート。

牡丹が見事に咲き誇る椀ものは、雪のようにふわっふわの海老しんじょう、喉を滑り落ちてゆく滑らかな卵豆腐、青首大根、柚。

澄み切ったおだし絶品です。

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お造りはしび、いか、鯛、まろやかなちり酢といただくといくらでもいただけそう。

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いくらと蕗のとうの飯蒸し。

弾力あるいくら、飯蒸しの中にも敷き詰められた春のほろ苦さのコントラストがごちそうです。

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桜田さん、その2へ続きます。

桜田 京都市下京区烏丸仏光寺東入る 075-371-2552 

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2012年1月23日 (月)

シンプルでしみじみ

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友人からいただいた「百万遍 かぎや」のお菓子。

このお店の銘菓で茶菓としても人気の「ときわ木」には青々とした松葉が添えられていて、新春の趣。

ちょっと背筋を伸ばしていただきます。

つぶ飴を薄く延ばして焙炉焼きで仕土げたお菓子は、ほこほこゆっくり口溶けしてゆくやさしさ。

江戸の頃から脈々と受け継がれてきたシンプルでしみじみとしたお菓子です。

また、黄色い花芯が愛らしい「野菊」は、地中海アーモンドが入れられた豆落雁。

先代の方がモロッコへ旅した時に出会ったあじを生かし考案されたお菓子は、ほろっと口溶けやわらかで芳しい。

湯気立つお茶を両手に抱える、冬の休日のあたたかなティータイムです。

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百万遍 かぎや 京都市左京区百万遍角 075-761-5311

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2012年1月22日 (日)

ラン、ラン、ラン ♪

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1月22日、日曜日は京都市小学生持久走記録会、6年生の子たちの希望者たちが走ります。

京都市内一円から集まった小学校の子たちのぜっけんは、

金閣、嵐山、仁和、御室、伏見桃山、御所南、西陣中央、上賀茂、下鴨、二条城北、太秦…

観光客気分のまだまだ抜けない私、京都の地名がそのまま小学校名になっていることにさえ、まだどきどきしながら眺める風景です。

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大地を潤した久しぶりの恵みの雨上がりだった曇り空、東山や北山連峰は霧立ち込める冬の日、外気温は9度、吐く息の白いスタート。

賀茂川の出雲路橋から葵橋をぐるりと1周1.7㎞コース。

誰かと競うのではなく、自分の記録更新のために走ります。

ラン、ラン、RUN ♪

寒い冬の日だったけれど、清々しく熱気に満ちた川べりでした。

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2012年1月21日 (土)

一瞬のまばたき

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心がふわりとほどけ、あたたかな気持ちで満たされたくて観に行くロベール・ドアノーの写真たち。

何必感・京都現代美術館で今、「ドアノーの愛したパリROBERT DOISNEAU展」が催されています。

世界的な写真家として活躍し、パリを愛しパリに愛されたドアノーの作品の前にたたずむと、何必館館長が記した「カメラという機械をまったく感じないドアノー自身の一瞬のまばたきのよう」なドアノーの世界が広がります。

目の前でこの風景や光景が広がり、とても自然で親しみやすい、自分もあっという間にその光景のなかに入ってしまったような気分になります。

それが圧倒的な満ち満ちたあたたかな気分にしてくれるのだと思う。

ユーモアたっぷりでひとが愛おしくて愛おしくて、目の前の事実に謙虚であり、パリの街のすみずみまで好奇心溢れる眼を注いだドアノー。

「写真は創るものではなく、探すものだ」という彼の言葉が印象的。

いろいろなことに通じると思いました。

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えーっ、ピカソの手ってすごいなぁ、と思った作品は「ピカソのパン」という題、なぁるほど。

どんなことをおしゃべりしながらシャッターが切られたのか想像したくなってしまいました。

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ドアノーの愛したパリROBERT DOISNEAU展 2月26日まで
何必館・京都現代美術館 京都市東山区祇園町北側 075-525-1311

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